『60歳からの青春18きっぷ』『水彩画プロの裏わざ』

成毛 眞2010年02月11日 印刷向け表示
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60歳からの青春18きっぷ (新潮新書)
作者:芦原 伸
出版社:新潮社
発売日:2009-11
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水彩画プロの裏ワザ (ザ・ニュー・フィフティーズ)
作者:奥津 国道
出版社:講談社
発売日:2002-05-24
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新潮社のY編集者からいただいた本だ。そろそろ準備しろということであろうか。四捨五入するとまだ50歳である。無礼者。ぞろ目になる9月になってから読んでみるかと一旦は書庫に入れた。じつはおとめ座なのだ。

とはいえ、ヒマ人にとっては目を逸らすことができない本だ。正直「青春18きっぷ」はどうでもよいのだが、紹介されている50あまりの旅のプランをつい見入ってしまう。各プランには地図とサンプル時刻表などが付属している。

たとえば博多発1泊2日「九州の小京都、日田・豊後竹田を歩く」プラン。博多から鹿児島本線の普通列車にのり、鳥栖でディゼルカーに乗換え日田で下車。天領日田を見物してから別府温泉へ向かう。二日目は日豊本線で大分経由で豊後竹田へ。帰りは阿曽の外輪とトンネルで抜けカルデラへ、赤水-立野間でスイッチバックを体験して熊本へ到着である。

このあたりはまったく足を踏み入れたことのない地域だ。博多で仕事でもあれば、このプランどおりに行ってみたいところだ。スケッチブックを持って行こう。あ、その前にスケッチを練習しなければ。スケッチをするためにはまず本を買わなければ。と、いう連鎖で書庫から引き出したのはベストセラーの『水彩画プロの裏わざ』だ。

この本は読むだけで間違いなく脳内水彩画力が増す。もう筆をとれば、スラスラと描ける気になるから不思議だ。現実に直面したくないひとは本書だけを買って、水彩画セットは後日なにかの記念日にでも買うようにしたほうが良いかもしれない。ともあれ、水彩画を描かないひとでも、本書だけはお勧めだ。将来、田舎町で水彩画を描いている自分を想像するだけでも幸せになるであろう。

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