4月の今月読む本 その1

東 えりか2013年04月03日 印刷向け表示
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今年の桜の開花は早かった。しかし、それから寒い日が続いたせいか、例年より長く花見が楽しめたような気がする。それも今日まで。朝会のために早起きしたら豪雨に強風だった。それをものともせずに出かけるのだから、我ながら相当変だ。本が濡れないように、レジ袋でしっかり包んで六本木へGO!

昨日、東銀座の新しいビルで、朝から夜まで観劇していた代表の成毛眞から、朝会1時間前に「体力の限界、今日は欠席」のメールが届く。どうやら徹夜で仕事をしていたらしい。他には急な出張が入った村上浩、身内に不幸があった栗下直也、アベノミクス効果なのか大車輪で働く鰐部祥平、「MTGが入ってしまいましたぁ~」という山本尚毅が欠席。(MTGって何だ?としばらく悩んだ…)

先月からのお約束で今日のトップバッターは内藤順。「だれともカブらないって気持ちいい!!」と一声叫んで朝会開始。

量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突
作者:マンジット クマール
出版社:新潮社
発売日:2013-03-29
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3月からHONZでコラムを書いていただくことになった青木薫さん翻訳の話題の書。すでにamazonでは売り切れている。量子力学の創世記の物語。「誰にでもわかります」という内藤に「私でも?」と問い詰める麻木久仁子。

ある奴隷少女に起こった出来事
作者:ハリエット・アン・ジェイコブズ
出版社:大和書房
発売日:2013-03-29
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帯には「黒柳徹子さん推薦!」と大書。150年前に書かれた本書は、白人が書いた創作だと思われていたが、昨今の研究でノンフィクションだとわかった。かなり注目度が高い。

雨の日は森へ―照葉樹林の奇怪な生き物
作者:盛口 満
出版社:八坂書房
発売日:2013-03
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ゲッチョ先生の新刊!虫や自然の話が中心だが、それにのめり込む人間を妖怪に例えて説明している。わかるなあ、みんなちょっと変だもの。

今日は珍しく風呂敷包みじゃない鈴木葉月。理由を聞くと「風呂敷が濡れたら嫌だから」だそう。カバンからごそごそ本を取り出す。

仏像: 日本仏像史講義 (別冊太陽スペシャル 創刊40周年記念号)
作者:山本 勉
出版社:平凡社
発売日:2013-02-12
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本をたくさん目の前にして「今日、持ってこなかったんだけど」と切り出し、全員をずっこけさせる。確かにこの本は大判だし濡れたら嫌だよね。仏像ブームは続いているなあ。

カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)
作者:田澤 耕
出版社:平凡社
発売日:2013-03-18
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カタルーニャにはスペインらしいものがいっぱい詰まっているそうだ。ガウディ、カザス、ピカソなど。楽しそう。

47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査
作者:木原 誠太郎
出版社:文藝春秋
発売日:2013-03-21
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セックス好き第1位の県は岩手県なのだそうだ。どうして?という疑問に「寒いからやろ!」と即答した仲野徹。ホント?

スイーツ大好きの田中大輔。朝ごはんがケーキでも大丈夫らしい。

健康男 体にいいこと、全部試しました!
作者:A.J. ジェイコブズ
出版社:日経BP社
発売日:2013-03-28
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過去に『百科事典男』『聖書男』を成し遂げた著者が今回目指すは健康!うーむ。

女子校力 (PHP新書)
作者:杉浦 由美子
出版社:PHP研究所
発売日:2013-03-17
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女子高育ちは何が違うんだろう。女子高のいいところ教えます的な一冊。

すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学
作者:フランク・パートノイ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2013-03-29
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行動経済学の一冊。明日出来ることは今日やるな、っていう話かな?

今日も大忙しの高村和久。オススメ本だけ紹介して、大急ぎで出勤していった。

重機の世界
作者:高石 賢一
出版社:東京書籍
発売日:2013-02-18
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クレーンのような巨大な重機は見ているだけで楽しい。男の子はみんな好きだよね。

JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝
作者:草なぎ 洋平
出版社:学研マーケティング
発売日:2013-03-26
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『大人の科学マガジン』に連載していたムダにすごい作品と作り人の物語。ひとりずつが1冊になりそうだ。

脳のなかの天使
作者:V・S・ラマチャンドラン
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2013-03-23
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『脳のなかの幽霊』のラマチャンドラン、久々の新刊。近々レビューがUPされる。

こちらも多忙な深津晋一郎。ラガーマンとしては世界最高峰のプロラグビーリーグ「Super15」で初の日本人選手が誕生したのが嬉しくてたまらないらしい。

世界は貧困を食いものにしている
作者:ヒュー・シンクレア
出版社:朝日新聞出版
発売日:2013-03-29
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貧者を救うために考えられたマイクロファイナンス。しかしその裏側は…というかなり面白そうな本。

粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白
作者:佐藤 真言
出版社:毎日新聞社
発売日:2013-03-29
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みずほ銀行員から経営コンサルタントになった著者が、粉飾決算で特捜にあげられて実刑になった経緯と、粉飾決算とは何なのかを語った本だそうだ。これも気になる。

さらば、食料廃棄 捨てない挑戦
作者:シュテファン・クロイツベルガー
出版社:春秋社
発売日:2013-03-19
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食べ物を粗末にしてはいけない、と子供のころから言われてきたのに。このままでいいのだろうか?と考えさせられる。

“THE商社マン”という仕事が一段落したようで、心なしか顔が明るい久保洋介。メルマガ編集長、お疲れ様でした。

経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える
作者:ダニエル・コーエン
出版社:作品社
発売日:2013-03-30
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経済からみた世界史、人類史で、ヨーロッパでは大ベストセラーだとか。

鉞子(えつこ) 世界を魅了した「武士の娘」の生涯
作者:内田 義雄
出版社:講談社
発売日:2013-03-26
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『武士道』と並び称される英語で書かれた日本女性の自伝『武士の娘』。その人はどんな人だったのか。

古代道路の謎―-奈良時代の巨大国家プロジェクト(祥伝社新書316)
作者:近江 俊秀
出版社:祥伝社
発売日:2013-04-01
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1300年前にあったという藤原京に繋がる6300キロに及ぶ古代道路について。麻木久仁子が「あ~ん」とがっかり声。今回一番のオススメだったらしい。

今日は会社で極秘任務にあたるという足立真穂。何?

翻訳者の間で話題騒然だという本書。誤訳好きの足立にはたまらないらしい。

ひとり歩き
作者:マイク・モラスキー
出版社:幻戯書房
発売日:2013-03-23
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長年、日本で暮らしているアメリカ人の大学教授が、近隣諸国も含めて飲み歩く。栗下にレビューしてほしいね、と全員一致。

おいしいご当地スーパーマーケット  47都道府県で出会ったひとめボレ食品さん
作者:森井 ユカ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2013-03-01
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これは魅力的は本!世界中どこに行ってもスーパーマーケットに必ず行く私には垂涎。たしかこの著者、世界中のスーパーに行っているんじゃなかったっけ。

朝会で会う人会う人に「就活どうなった?」って聞かれている刀根明日香

古事記の宇宙(コスモス)―神と自然 (中公新書)
作者:千田 稔
出版社:中央公論新社
発売日:2013-03-22
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今、女子大生の間でひそかに古事記がブームなんだそうだ。去年、編纂から1300年で騒がれていたがやはり日本のルーツってことなのかな。

どうもスカイプでは気合が入らん、と大阪より直接参戦の仲野徹。今日は鼻息が荒い。

越境する数学
作者:
出版社:岩波書店
発売日:2013-02-28
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数学というより、最先端の数学者6人を取材したもの。さっぱりわからないのもあるけど、錯覚を数学で解き明かすような試みは面白そうだ。

マタギとは山の恵みをいただく者なり
作者:田中 康弘
出版社:エイ出版社
発売日:2013-03-26
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前作『マタギ 矛盾な労働と食文化』も面白かったので、秋田出張の折に、雪の中わざわざ現場近くまで行ってきたという仲野。

18世紀印刷職人物語
作者:ニコラ コンタ
出版社:水声社
発売日:2013-03
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産業革命前夜、見習い印刷工となった著者の自伝。「小説とちゃうか?」というほど面白いらしい。やっぱり、今回は気合の入り方が違う。

4月1日からTBSラジオで新番組「週刊ほんなび」が始まった麻木久仁子。記念すべき第1回目のゲストは我らが成毛眞代表。ポッドキャストでぜひお聴きください

オーケンの、このエッセイは手書きです
作者:大槻 ケンヂ
出版社:ぴあ
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オーケン好きの麻木。のほほんとした文章ながら鋭いのよねえ。

モダン・ライフと戦争: スクリーンのなかの女性たち (歴史文化ライブラリー)
作者:宜野座 菜央見
出版社:吉川弘文館
発売日:2013-02-20
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栗島すみ子、田中絹代、琴糸路、原節子など自由を謳歌したようなモガであった女優達。しかし彼女たちは戦争へ向かう道への案内人でもあった。

クイズ作家が教える「マメちく」の本
作者:日高大介
出版社:飛鳥新社
発売日:2013-03-02
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クイズの女王、麻木久仁子の面目躍如。薀蓄の塊のような著者とは知り合いらしい。

そろそろゴールデンウィークを睨んで、仕事が前倒しになりつつあって苦しい東 えりか

大病院
作者:ジュリー・サラモン
出版社:河出書房新社
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最近、医療関係の仕事が多く本書もその関係で手に取った。ニューヨークの巨大病院を1年間取材したもの。買ってみたら二段組みだった!

舟をつくる
作者:前田 次郎
出版社:徳間書店
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グレートジャーニーの関野 吉晴らのプロジェクト。0から船を作りインドネシアから日本までのすべて。映画は終わっちゃったのね。

アンソロジー カレーライス!!
作者:阿川佐和子
出版社:パルコ
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HONZには休眠状態ながら「カレー部」がある。小説も含まれているけど、カレーに対する熱い思いがつまったアンソロジー。

エジプト旅行記が面白かった新井文月

空き巣なう: プロの空き巣が「この道半世紀」を語る
作者:田岡 大介
出版社:第三書館
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プロの空き巣がこの道半世紀を語る!ってこれは面白そうだ。思わずポチリ。

名作絵画で見る幻想怪物(ファンタジーモンスター)たち
作者:
出版社:鉄人社
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今月のコンビニ本はこれ!世界的な画家たちが描いた幻の動物たち。

新しい主人公の作り方  ─アーキタイプとシンボルで生み出す脚本術
作者:キム・ハドソン
出版社:フィルムアート社
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先日の夜会のとき、酔っぱらった成毛と村上がHONZで映像を撮ろうという話になったらしい。で、脚本を書けと言われた真面目な新井は、この本を読んで勉強しているのでした。きっと覚えてないと思う。

仕事で缶詰中にパソコンが起動しなくなり、大慌ての土屋敦

立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史
作者:澁谷 知美
出版社:洛北出版
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極めて真面目な本なのだ。もんもんと暮らす男子学生の性をどのようにコントロールしたか、という研究書。分厚い!

グローバル社会を歩く―かかわりの人間文化学 (人間文化研究叢書)
作者:赤嶺 淳
出版社:新泉社
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情報は一瞬にして飛び交うことが、それぞれの地域で暮らす人々にどのように影響したのか。山本尚毅が好みそうだ。

NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ
作者:鹿島 茂
出版社:NHK出版
発売日:2013-03-22
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パスカル『パンセ』の入門書を鹿島茂が書く!

このエントリーを書くたびに、amazonの欲しいものリストががんがん増えていく。世の中にはなんて面白そうな本が多いんだろう!みなさん、一緒に苦しんでください。

というわけでその2も近々UPします。欠席者のオススメ本もそちらで。雨も上がって晴れてきました。

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