『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』

山本 尚毅2011年04月14日 印刷向け表示
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心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

むさぼるように、本を読んでいた2,3年前、起業家の成功ストーリーや、冒険家の探検記、歴史的偉人の伝記をよく読んでいた。自分を重なり合わせて、自分も追体験して、あたかもそのような人生を送るのだと、一時的なアファーメーション状態を日々過ごしていた。ある意味、こういう著書を読み続けるのは、麻薬のようであり、実際には自分の行動を変えない限りは何も変化しないことには、徐々に気が付いていた。人生の型破りなシナリオを描くには役立ったが、あとはレッドブルと同じような興奮剤であったと言い切れる。

そういう経験を経て、また、この手の本に手をつけたことには個人的には抵抗があった。が、今回、この本はかなり意味を持って手に取った。

ドイツで活躍し、南アフリカのワールドカップで日本代表のゲームキャプテンを務めた長谷部誠は僕と同世代、1983~1984世代なのである。学年的には同じ。自意識過剰と呼ばれようが、意識せざるを得ない。

その本の内容であるが、役に立つ立たない、おもしろい面白くないは別として、同世代が書いた本という観点からは素晴らしいと称賛気味である。そして、スポーツ選手という立場が本当にうらやましいと思ったし、自分が失っていたものにたくさん気がついた。立場が違えど、同じ時間を、同じ時代を生きてきた人間のいう言葉は説得力がある。少なくとも、同世代には。

そう思った本。

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