「子どもと一緒に読める」ベスト3冊(クジラ編)

久保 洋介2011年08月07日 印刷向け表示
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大人も楽しめる子供向けの3冊を紹介する。テーマはクジラ。子どもを将来クジラやイルカの専門家にさせようと目論んでいる大人は即買いものばかりだ。

まず一冊目は、2011年の読書感想文コンクール課題図書にも選ばれている『クジラと海とぼく』。クジラはなぜ人間や船に近寄ってくることがあるのか、著者がどうやって海洋学者になったか等、大人も時間を忘れて読みふけってしまう内容が満載だ。ザトウクジラの絵が描かれている装丁や挿絵の多さは子どもにとって魅力的。子どもの前でこれ見よがしに読めば寄ってくること間違いなし。

クジラと海とぼく
作者:水口 博也
出版社:アリス館
発売日:2010-09
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二冊目は、幼児向けの絵本『The Snail and The Whale』(邦書『かたつむりと鯨』)。なんといってもリズム感が良く、読んでいる側が楽しい。本書の醍醐味は韻。Snail・Whaleのように韻が多い。日本語版もあるが英語版がオススメ。別に英才教育を薦めるわけでない。リズム感ある英語版を読む方が自分の英語の勉強になるのだ。

The Snail and the Whale
作者:Julia Donaldson
出版社:Puffin
発売日:2006-04-06
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三冊目は『世界のネイチャーフォトグラフィー2011』。世界の写真家がとらえた「地球のいま」。クジラ等の動物を中心とした地球の美しいシーンが満載で、我が家では親子でお口あんぐり。National Geographicの写真集より、質・コストともに断然こちらの方がいい。

世界のネイチャーフォトグラフィー〈2011〉 (Sphere Books)
作者:
出版社:シータス
発売日:2010-12
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その他大人向けのオススメはこちら。

日本発のハイテク機器を使用して研究する海洋動物学者の本。

『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』

日本の捕鯨文化を伝える貴重な資料。これは目ん玉飛び出る写真集だ。

『クジラ解体』

クジラ解体
作者:
出版社:春風社
発売日:2011-07-12
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銛一本で巨大なマッコウクジラに挑む命知らずの伝説の海人を追った写真集。

『海人』(新刊本『鯨人』との併読をオススメする)

海人―THE LAST WHALE HUNTERS
作者:石川 梵
出版社:新潮社
発売日:1997-09
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僕はこのシリーズのフィギュアを持っているから娘に尊敬されているようだ。

つくりはととっても精巧。

Schleich シュライヒ コククジラ
出版社:シュライヒ
発売日:
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