『郊外はこれからどうなる?』新刊ちょい読み

山本 尚毅2012年02月05日 印刷向け表示
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郊外はこれからどうなる? - 東京住宅地開発秘話 (中公新書ラクレ)
作者:三浦 展
出版社:中央公論新社
発売日:2011-12-09
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都内及び首都圏で引っ越しを検討しているなら、住宅情報紙を読むよりも、まずは本書を読むといいんじゃないか!?

20代か30代の女性に聞いたところ、今郊外に住んでいる人が10年後にもあんまり郊外に住みたいと考えていないようだ。傾向として、地方に住みたいという割合が多い。郊外では若者の定住意識が弱い。多額のローンを組んで、念願のマイホームを建てたお父さんとしては、娘が家には住みたくないという事実を突きつけられるのはやりきれない思いがあるだろう。さらに、多額のローンを払い続けられるかを心配しなくてはいけない。このように、郊外の未来のシナリオは前途多難。もちろん、本書でも触れているように明るい兆しもないわけではない。

著者の三浦展氏はパルコが出版していたマーケティング情報誌『アクロス』の元編集長。今はこちらで展開中。当時、パルコは所沢への出店を検討しており、その裏付けとして行った徹底的なマーケティング調査がベースとなっている。数字と地図で東京の街の進化を辿る第二章「東京は増加する人口を吸収してきた」がおすすめ。首都圏の郊外を理解する入門書。

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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
作者:
出版社:中央公論新社
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