『闇金ウシジマ君』 日本社会のリアルを見たければこの漫画を読むしかない!!

堀江 貴文2016年10月21日 印刷向け表示
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闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
作者:真鍋 昌平
出版社:小学館
発売日:2004-07-30
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(祝!「闇金ウシジマくん the Final」公開記念!)

 

この漫画を初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。こういったどちらかと言えば社会の裏側のリアルを描いた漫画は「ナニワ金融道」とか、「極悪がんぼ」なり、「ミナミの帝王」など私達とはかけ離れた世界を描いている作品が多いし、自分たちとはあんまり関係ないや、と思ってしまう世界の話が多い。しかし、この作品は違った。ちょっと情報弱者だったり気を抜いたりするとハマってしまうダークな世界をリアルに描いていたのだ。

先日作者の真鍋昌平さんに会う機会があったので、いろいろと聞いてみようとおもったのだが、逆インタビューされてしまった。丁度ネオヒルズ族とかの情報商材ビジネスをテーマとして扱っていたからだったのだろう。私がどのように彼らを評価しているのか取材したかったらしい。彼は闇金から裏社会から、ネオヒルズ族まで丹念に取材をしている。最初の出会いがきっかけでマンガHONZとしてのインタビューをすることになって西麻布の某飲食店で食事をしながら取材していた時の話である。丁度外苑西通りを白いフェラーリが通り過ぎていった。真鍋さんは「あ、あの車ネオヒルズ族の◯◯さんですよ。先日取材しました」と教えてくれた。徹底した取材に基づく作品なのである。

また、ニートを取材している時のエピソードも面白かった。これはマンガHONZの特別インタビューで見て欲しいけど、そうやって取材対象者に切り込んでいくので対象者に誤解をされたり、飲んでいる時に誘われたりといろいろ面倒臭いことも多いらしい。ちなみに、この作品はテレビドラマ化、映画化されているのだが、それも私の知人がプロデューサーをやっていることもあり、ニコニコ動画で放映されているスピンオフドラマでは私がメインで出演している。そちらも併せてみて欲しい。

下手なドキュメンタリー番組を見るよりこの漫画を読んだほうが、リアルな日本人のダークサイドを知ることができる事は間違いないだろうから。

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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
作者:
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