至高のさぬきうどんベスト3『忘却のサチコ』にも掲載された悶絶のさぬきうどんを実際に食べに行ってみた!!!

苅田 明史2015年07月22日 印刷向け表示
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忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)
作者:阿部 潤
出版社:小学館
発売日:2015-04-30
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読んだところで食欲が満たされるわけでも、味覚が刺激されるわけでもないのですが、グルメマンガが好きです。
むしろ読んでいるとお腹が減ってくる、ダイエッターにとってはまさに悪魔の書。。。

先日も3連休なにしようかな~と想いを馳せていたところ、『忘却のサチコ』を読んでいたら「うおおおお! 本場の讃岐うどん食いてぇええええ!!」となってしまい・・・

行ってしまいました、うどん県。

『忘却のサチコ』は堀江さんもレビューを書いていたのであらすじはそちらにお任せしますが、このマンガは結婚式当日に新郎に逃げられたサチコが、食の快楽によって結婚するはずだったダンナを忘れようとする作品です。

実は私にとって、うどんを食べるために香川県を訪ねるのは2回目。
サチコにとっては『忘却』でも、私にとってはあのカーボン全開の快楽を思い出させられてしまったというわけ。

サチコさん・・・そんな旨そうなうどん見せられたら行くしかないっす! (『忘却のサチコ 第2巻』より)

さて、私が読んだのは『忘却のサチコ 第2巻』。

いとこの結婚式に出席してお祝いの言葉を伝えるつもりが、未だに自分の結婚式のことを引きずっているサチコは「結婚」という言葉がなかなか口から出てきません。
そこで、讃岐うどんを食べて結婚の思い出を捨て去るべく、うどんタクシーに乗り込むのです。

いざいかん、うどんの楽園へ!

サチコはうどんタクシーでうどん屋巡り。街中でも何台か見かけました。 (『忘却のサチコ 第2巻』より)

※この先はただのうどんレビューです。しかもサチコが訪ねたうどん屋を巡ったわけでもないという…。

サチコと回る「うどん県」

さて、私が訪れた一軒めは「わら家」さん。
http://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000057/
高松中心部から車で15分程度と近く、朝9時からやっているので朝ごはんがわりに使えます。

水車もある古民家風のうどん屋は、行くだけでも価値あるお店。
よくあるセルフ式ではなく食券制で、朝から元気の良いおばちゃんが「何にします?」と声をかけてくれます。

頼んだのはぶっかけうどん(温)。
にゅるにゅるモチモチの麺がウマイ。

美味しいうどんに風情ある店内、これは観光客にはウレシイですね。
これはいい連休になりそう! サチコ、グッジョブ!! と感謝しつつ、このお店は一杯の量が多いので、早くもお腹いっぱいに…。

というわけで、ちょっと運動をかねて、サチコも登った「こんぴらさん(金刀比羅宮)」に行くことに。

(『忘却のサチコ 第2巻』より)

↑の上のコマは実写だとこちら(↓)ですね。『忘却のサチコ』は絵が忠実で綺麗なところがいい。

階段が延々と続きます。。。
(本宮までの階段はなんと785段もあり、サチコは冬場でも汗だくになっていましたが、夏場はTシャツが絞れるレベル)

そしてついに本宮が・・・見えた!

 



本宮にたどり着き、サチコが自分はなんと小さな存在なんだ・・・と気づかされた「こんぴらさん」。

実際訪れると、よくもまぁこんな高いところにこんな立派な建物を作ったもんだと感心させられます。
いや、ここは本当に来てよかった。

お腹が減ったところで、続いて向かったのは「山内うどん店」さん(http://tabelog.com/kagawa/A3703/A370302/37000007/)。
本当にうどん屋があるの!?っていうくらいの田舎道を通った先にありました。

このへんでは煙突が見えているのがうどん屋の証。

ここではサチコも食べていた「しょうゆうどん」をオーダー。
細長いながら、しっかりコシのある麺。
透き通るように白く、なんだかとってもセクスィー。
ツルツルしていて、しょうゆをかけるとお刺身のよう。
これまたウマイ。

田舎道をかなり奥に進んだところにあるのに、お客さんでいっぱい!
注文するときに麺を切ったり茹でたりしているところが見えるのもグッドですね。
 

さて、締めはサチコもハマった釜玉うどん。
伺ったのはビニールハウスのなかでお店を営む「岸井うどん」さん(http://tabelog.com/kagawa/A3703/A370302/37000177/)。

平べったい、釜揚げにしては固めの麺。※このお店では、たまごは下に隠れています。
同じ小なのに、さっきのお店の倍くらいのボリュームで、ゴマやだしの素を追加してたべるがっつり系。

扇風機は回っているものの、ビニールハウスのなかでうどんを食べると、汗がどばどば噴き出してきます。
暑くてたまらないはずなのに、口と右手だけは次の一口を欲して絶えず上下運動を繰り返します。。。
噛めば噛むほど旨さが感じられるうどんでした。

安くてウマい、うどん最高。
しかもこんなにバラエティーがあるっていうのがいいですね。

サチコは全国のご当地グルメとタイアップすべき!

『忘却のサチコ』はサバ味噌とか立ち食いソバとか、都内でも食べられる定番のメニューが紹介されている「身近なメシ」シリーズと、長崎のトルコライスとか大阪の串揚げのような「出張メシ」シリーズがだいたい半々で紹介されています。

特に「出張メシ」は旅行や出張に出かけたときには重宝しそうなメニューの数々。
今回もこんぴらさん参拝(というか軽い登山に近い)をうどんツアーの間に挟むというサチコの道程が参考になりました。
ご当地グルメとタイアップして、「サチコと行く食い倒れツアー」とか「サチコの旅飯ガイド」とかいろいろ展開があったらきっと面白いんじゃないでしょうか。

『忘却のサチコ』は万人受けしそうな綺麗な絵だし、サチコのキャラも嫌味がなく愛されるタイプなので、ぜひこの調子で全国のグルメを食べ歩いてほしいですね。
私はもう、次の国内旅行は1巻でサチコが食べていた盛岡のわんこそばを目当てにしようと決めています 笑

サチコよ、次のオススメを早く紹介しておくれ!!

忘却のサチコ 2 (ビッグコミックス)
作者:阿部 潤
出版社:小学館
発売日:2015-04-30
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忘却のサチコ 1 (ビッグコミックス)
作者:阿部 潤
出版社:小学館
発売日:2014-12-26
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