こちら『フェイスブックポリス』マンガHONZ前派出所

角野 信彦2015年09月25日 印刷向け表示
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タイトル
作者:伊藤 大輔(カッピー)
出版社:note
発売日:2015年4月30日

いつも佐々木俊尚さんのTwitterを拝見しているのですが、下記のツイートを見て、何気なしにリンク先をのぞいてびっくりしました。FacebookのシェアとTwitterのリツイートがスゴイことになってます。この記事を書いている9月24日18時時点で、シェアが5,000を超え、リツイートも1,000を超えています。こういう作家が突然飛び出してくるのがWEBという媒体の面白いところです。 

作品は16ページの読み切りで、ポジティブな自分だけを切り出してデジタルに投稿してしまうという、Facebook上の「罪」を、フェイスブックポリスがおとり捜査で摘発するというストーリーです。主な罪状はこんな感じです。

あいさつ回り(別名ノールックライク):どんな投稿でも全てに「いいね」
ソーシャル積ん読:本当は読まないくせに「めも」「あとで読む」
虎の威のまた借り!:アーリーアダプターの記事を自分が見つけたかのように見せる

普段敬語なのにフェイスブックだとタメ語:Facebook上ではやたらと親しさを演出する
「w」の使い方がおかしいおっさん:そこで笑うなという記事でも何にでも「w」

ソーシャルシンデレラ:ネット上だけ盛れてる人 SNS外ではイケてない人
ソーシャル出待ち  キラキラ系女子の写真投稿を待ち、接点のチャンスをうかがう
勝手にお兄ちゃん的存在!:「かぜひくなよ~☆」「最近見ないから心配してたよ」
伝説のS級犯罪!!「異次元あざす」:なぜ「ありがとう」なのか?イラっとする

漫画『フェイスブックポリス』(https://note.mu/nora_ito/n/nacec941db6a8)

とても楽しく読ませていただいたのですが、ふと気づいたことがありました。2014年1月にマンガHONZが発足してから、すでに1年8ヶ月が過ぎているのですが、私たちマンガHONZのメンバーも仲良くなり、Facebookのタイムラインを覗きあっています。そうしていると、あまり人のことに興味が無い私でも、メンバーが数々の罪を犯していることに気づきました。そこで、こちら『フェイスブックポリス』マンガHONZ前派出所を開設し、摘発に乗り出すことにしました。

ソーシャルシンデレラの罪

まず一番に目についたのが、「ソーシャルシンデレラ」の罪です。ただ、犯人は男性だったので、「ソーシャルアラジン」の罪といってもいいかもしれません。もちろん、完全無欠のロックンローラーの方ではありません。

まずは、トキワ荘プロジェクトのディレクターの菊池の罪から摘発しましょう。普段の菊池はこんな感じです。

赤いベレー帽でキメた菊池、マンガHONZの「山下清」と呼ばれる

ところが、菊池がFacebookでよく使う写真がこちら。

ゴォラアアアアアアアアー!!!!

有印私文書偽造および同行使の罪(嘘)にも問われる重大犯罪です。こんど菊池に会ったら 「ソーシャルシンデレラ」と呼ばざるを得ない重大犯罪です。実はもう一人この罪を犯した男がマンガHONZにいました。最近は、ビジネス書の要約を紹介するフライヤーという自社のサービスを宣伝することも忘れ、「グルメ苅田」として、グルメ投稿で現実逃避に走る日々です。

普段の苅田はこんな感じです。

どうでしょうか。なんと表現したらよいかわからない、「玄妙」なグリーンとブラウンのボーダーがよく似合っています。「玄妙」という言葉しか思いつきません。まさにマンガHONZの天然記念物、モリアオガエルといえるのではないでしょうか。もしくは歌舞伎あげのパッケージともいえます。モリアオガエルと苅田以外にこの色が似合う男はいないでしょう。

 




 

苅田をインスパイアした歌舞伎揚げとモリアオガエル

http://www.kaeru-hanbai-fever.co.jp/blog/index.php?itemid=376

いかがでしょうか?いつもは、モリアオガエルのような苅田ですが、「ソーシャルシンデレラ」としてデビューしたときの写真がこれです。

まさに「ソーシャルシンデレラ」、マンガHONZの天然記念物、モリアオガエルから「韓流グループの8番手」程度に盛りまくっているではありませんか。このような重大な罪を犯すとは、今後のフライヤーが心配でなりません。

「w」の使い方がおかしいオッサン

 

これは私のタイムラインですが、アメリカの共和党は、オバマがどんなにいいことをしてもオバマを嫌うし、プーチンがどんだけ民主的でなくても共和党がプーチンを崇拝しているという記事です。どうでしょうか?

マキャベリが『君主論』を書いて、「目的のためには手段を選ばない狡猾者」といわれてってゴォラアアアアアアアアー!!!!なぜそこに、「w」を入れる!!!!

この記事に「いいね!」してくれているのが、菊池とモリアオガエル苅田というのも、「玄妙」な味がありますね。さすがマンガを愛する二人、いつでも笑いをとることを忘れません。

新たな罪、「ソーシャルダイエット」

この記事を書くため、マンガHONZメンバーのタイムラインを調べていて新しい罪を発見しました。作品には無いのですが、ダイエットをしていると言ってるにも関わらず、実際会ってみると、全く効果が感じられない、Facebookの上だけのダイエットをもてあそぶメンバーがいました。

まさかマンガHONZ編集長、佐渡島庸平まで摘発しなければならないとは。そして、安定のモリアオガエル苅田、投資銀行出身だけあって体重が急減しているかのようなグラフづくりが巧妙です。この前もマンガHONZの定例で、汁なし担々麺を食べるかどうかで悩んでいましたが、そこにいたメンバー全員が「早く食べろ」と思っていたことをここに告白しておきます。

 フェイスブックポリスごっこ

山本さほさんが『岡崎に捧ぐ』のなかで、ドロケーという遊びについて語っていました。要は、ドロボーと警察に分かれて鬼ごっこをするという遊びなのですが、SNS上でやっても面白いのかという実験をしてみました。

 これは、マンガHONZ編集部の佐藤のタイムラインに、私が「伝説のS級犯罪:異次元あざす!」、小禄と菊池が「勝手にお兄ちゃん的存在!」の犯罪を犯した場面です。とてもおもしろかったのは確かです。ただ、本人たちは「ごっこ遊び」のつもりでも、そのことをしらない回りの人間および当人から、「この人たち、強烈にキモイ!!」と思われるリスクを負わなければなりません。モリアオガエルどころかゴキブリ扱いされる始末です。今回の実験では、「フェイスブックポリスごっこ」は、嫌われたいときに使うのでなければオススメできないという実験結果になりました。大変残念です。

続編もあるらしい

作者のカッピーさんの、こんなツイートを発見しました。こちらもあわせて楽しみましょう。

そして最後に・・・
グルメ苅田さんの記事はこちら

ソーシャルシンデレラ菊池さんの記事はこちら

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