金ない仕事ないモテないダサい彼女いない、でも夢はある(ここ重要)そんな男の需要と供給『ヒモザイル』 東村アキコのヒモ育成プロジェクト

堀江 貴文2015年09月27日 印刷向け表示
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ヒモザイル
作者:東村アキコ
出版社:講談社
発売日:2015-09-19

いわゆるダメっぽい草食系男子の将来を、作者が「勝手に案じて」ヒモザイルと命名したプロジェクトを実行する実録漫画である。連載中の『東京タラレバ娘』の裏番組みたいなノリだ。炎上している理由はその設定にある。前提が「昭和的」なのである。ちなみにこんな感じで炎上がまとめられてる。 

東村アキコ氏「ヒモザイル」ってどうなの?というツイートまとめ

さて栄えあるヒモザイル1号に任命されたアシスタントの特技は「謎」である。そう私が最近ハマっている、リアル脱出ゲームなどの謎を作ることである。私は個人的には東村アキコの懸念は杞憂であり、これからこういう新しい遊びをリードする人材が注目されるようになるはずだと思っている。何故なら、これから人々の仕事の多くは自動化され、労働時間は短くなる。そうすると余暇をどう過ごすかが重要になって来るからだ。つまり、そこで必要とされていくのは、遊びのプロだ。ヒモザイル1号の能力は希少価値となり、近い将来高騰する可能性を秘めている。

「ヒモザイル」と東村は卑下しているが、そうではない。そういう「遊び」の潜在能力を抱える将来性ある若者を、『タラレバ娘』のように、世の中の最先端のトレンドを捉えきれてない、保守的アラサー女子にマッチングしようとしているのではないか。最初はヒモなんだけど数年後に大化けする可能性の高い若者達が、これからヒモザイルとしてこの漫画に登場してくるだろう。

なんというか『かくかくしかじか』以降、東村アキコは一皮剥けた気がする。というわけでちょっと楽しみな連載なのである。

画像はすべてモアイ(講談社)[http://www.moae.jp/comic/himoxile]より引用

東京タラレバ娘(3) (KC KISS)
作者:東村 アキコ
出版社:講談社
発売日:2015-08-12
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub
かくかくしかじか 1
作者:東村 アキコ
出版社:集英社
発売日:2012-07-25
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub

記事へのコメント コメントする »

会員登録いただくと、記事へのコメントを投稿できます。
Twitter、Facebookにも同時に投稿できます。

※ 2014年3月26日以前にHONZ会員へご登録いただいた方も、パスワード登録などがお済みでない方は会員登録(再登録)をお願いします。

コメントの投稿

コメントの書き込みは、会員登録ログインをされてからご利用ください。

» ユーザー名を途中で変更された方へ
 変更後のユーザー名を反映させたい場合は、再度、ログインをお願いします。

住田 広樹2015.9.27 22:47

やべえ超読みたい。てか入りたい。てかこんな格好してるわ(笑)。

HONZ会員登録はこちら

人気記事