頭の悪い文系どもは数学の美しさ・完璧さに恐れおののきひれ伏すがいい!!!『浜村渚の計算ノート』 私立文系の超えられない壁

荒井 健太郎2015年10月10日 印刷向け表示
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浜村渚の計算ノート(1) (シリウスKC)
作者:モトエ 恵介
出版社:講談社
発売日:2013-11-08
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4÷0はいくつ?



(『浜村渚の計算ノート』1巻より)

私立文系に所属する私ですが、同級生に聞くと本当に「0!!」という答えが
返ってきます。「いや割れない」という人には

じゃあなんで0で割れないの?

と聞いてみるとお手上げの人も多いです。私もお手上げでした。笑

文系学部の定員を減らすとかいう声も出ている中、現実問題、分数の計算ができない大学生もいるという噂もあり、大学ってそもそもなんだっけ?と考えたくなりますね。

さて、今回紹介するマンガは、

理系>>>超えられない壁>>>私立文系 という社会とは真逆の 数学=悪 という世界のお話です。


(『浜村渚の計算ノート』1巻より)

虐げられた数学者たちが「黒い三角定規」を名乗るテロ組織に加担し、そこで起きた事件を天才数学少女が解決するという小説が原作の数学ミステリーマンガです。「数学勉強しないと・・・と思うけど、ちょっと・・・」という人の窓口に最適なマンガです!!

そもそもがトンデモ設定

世界観としては、数学が義務教育から消えた世界です。ただ、その理由が・・・ある心理学者が少年犯罪の増加⇒義務教育が原因⇒理系科目は「物事を数値化し・・(中略)・・心を尊重し他人を慈しむ人間性を否定しうる」⇒数学減らそうwww ゆとりじゃないですかw我々ゆとり足切り世代からすると、もう激おこぷんぷんまるですね。


 (『浜村渚の計算ノート』1巻より)

理系と文系の違いあるあるが豊富

文系:「いやーこれが、いい感じになるんですよー」

理系:「証明できますか?」

 

(『浜村渚の計算ノート』1巻より)

文系:「それ、当たり前じゃん」

理系:「いや、当たり前じゃない!!すごいことなんだ!」

文系:「おっ、おう」

 (『浜村渚の計算ノート』1巻より)

文系:「この問題が分からないんだ・・・」

理系:「へー」(明らかに理解できないという目)

(『浜村渚の計算ノート』1巻より)

すべての事件が数学の有名な話題をベースにしている


「黒い三角定規」が起こす事件は数学の有名問題をベースに作られています。たとえば、1巻では有名な四色問題が出てきます。地図を違う色に塗り分けるのに何色あればいいのかな?という問題です。「この問題を実証する」という犯行声明のもとで次々と殺人事件が起こります。


(『浜村渚の計算ノート』1巻より)


その他にも数学雑学好きなら必ず知っているようなテーマをベースに次々に事件がおこります。

「こんな問題があるんだ!」と数学を知るきっかけに最適です。

0でなんで割れないのかについて

答えはざっくりとですがこんな感じの説明がよくされます。

(『浜村渚の計算ノート』1巻より)


最近は文系の定員を減らすような動きもあるようです。人口が減少する日本において、理系に優秀な人材を配置するのはいいのかなとも思います。でも、芸術とかそういう分野の方も大切、というのは世の中の流れですし、偉大な科学者は往々にしてクリエイティブです。

私立文系は時間は沢山あるので、ちょっとくらい数学も学ぶべきです。(多くの経済学部、商学部系の人が数学をやっているとは思いますが汗)数学好きな人も嫌いな人もこのマンガを通して数学と触れ合ってみてください。

浜村渚の計算ノート(1) (シリウスKC)
作者:モトエ 恵介
出版社:講談社
発売日:2013-11-08
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四色問題 (新潮文庫)
作者:ロビン ウィルソン 翻訳:茂木 健一郎
出版社:新潮社
発売日:2013-11-28
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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
作者:サイモン シン 翻訳:青木 薫
出版社:新潮社
発売日:2006-05-30
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