仕事がつまらないと嘆いている、遊び心を忘れた大人たちへ。もう一度駄菓子屋にいこう。『だがしかし』 駄菓子業界のグローバル化にみる駄菓子の可能性

荒井 健太郎2015年10月22日 印刷向け表示
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
小学生のときの思い出の場所ってどこですか?

いやー最近、小学校時代の友人に会いに昔住んでいた場所にいったら、ないんですよ。
あー、通ってたゲーセンに続いてここもかよ・・・。本当に悲しい。
自分の小学校時代のすべてが詰まっていた場所だけに、なんとも言えない気持ちになりました。

えっ?何って? 駄菓子屋ですよ、だ・が・し・や。

小学生の青春のすべてが詰まった駄菓子屋です。公園で遊ぶ途中、「ちょっと駄菓子屋に行こうぜ!」「俺、今日50円あるから色々買える!」とか言いながら、駄菓子やのおばちゃんにお金を払って、友達と食べる。くぅぅぅーーーーーなんとも、言えないですねー。そんな気持ちを思い出させてくれる、駄菓子マンガを見つけたのでご紹介します。それが、『だがしかし』です!

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)
作者:コトヤマ
出版社:小学館
発売日:2014-09-18
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub

 そもそも駄菓子って何かっていうと、

駄菓子という名称は、高級な上菓子の対照としてつけられたもので、関西地方では雑菓子(ざつがし)とも称されている。(wikipediaより)

でも、そんな駄菓子、実は今、海外を目指して様々な取り組みが行われているんです。

10月16日の記事にこのようなものがありました。

今年4月に駄菓子メーカーや卸業者が「DAGASHIを世界用語にする会」を発足、11月にはパリで駄菓子をPRするイベントを開く予定だ。(「DAGASHI」を世界へ…メーカー連携、仏パリでPRイベント 「駄菓子の日」制定、夢は「無形文化遺産」より)

駄菓子すげー!!!1年くらい前にTBSの『所さんのニッポンの出番』という番組で駄菓子特集が行われていましたが、とうとうここまできましたね。駄菓子に秘められた遊び心は万国共通!?そんな流れを知ってか知らぬか分かりませんが、駄菓子マンガの金字塔が、『だがしかし』です!

このマンガは田舎の駄菓子屋の息子ココノツと大手お菓子メーカーのご令嬢枝垂ほたるを中心とする駄菓子ギャグマンガです。毎話、様々な駄菓子が登場して、解説などを交えながら様々なギャグが飛び交います。

 (『だがしかし』より)

このマンガ夜中に読むと読めば読むほどお腹がすいてくるんですよ。それも、なんかちょっとしたものが、食べたい・・・食べたい・・・食べたい・・・駄菓子食べたい・・・

ということで近くのお店で置いてある駄菓子いろいろ買いこんでみました。

 

いやーどれも懐かしいですね。食べたことないという人のほうが少ないかもしれません。意外と沢山は食べられなくて今も少しの残っています。

さて、このマンがの魅力ですが大きく分けると3点あります。

豊富な駄菓子雑学

このマンガを読むと日常生活ではまず知られていないようなことや、駄菓子に関する間違った迷信を解消してくれます。

まずは、これ!親から根拠もないのに何度も「身体に悪いからあんまり食べ過ぎたらいけない」といわれ続けた不思議なおかし。そう、「ねるねるねるね」。

でも実はこいつ、すごく身体に優しく、理科まで学べる優れものなんです!

(『だがしかし』より)

「ねるねるねるね」ってこんなに深かったんですね。合成着色力なし、理科の実験にもなる。子供の自由研究にこまったら「ねるねるねるね」がなぜ色が変わるのか?これで書けますね!

 そして、お待ちかねのこれ「すっぱいぶどうにご用心」(※昔の記憶とパッケージがなんか違うけど、たぶん同じもの)

よく言われる迷信(私はこのマンガ読むまで信じていましたが)

サングラスかけたぶどうのところにすっぱいのがある。あの迷信じつは嘘らしいんです。

(『だがしかし』より)

知っていたという方ごめんなさい。でも、私本当に今のいままで信じていたのです。

このような駄菓子について今まで、知らなかった明日使える駄菓子知識が盛りだくさんです!

子供時代の遊び心を思い出させてくれる駄菓子あるある

いやーまずはこれ、これがもうなんというか、あーーーーって感じなんです。皆さんも、これやった、わかる、わかる。っと共感必死です。

まずは、これ「こざくら餅」!!

「なんだよそれ?」と思った人、これですよこれ

(※本当はこれはこざくら餅ではなくさくらんぼ餅です。こざくら餅が入手できなかったので、代わりによく似ているさくらんぼ餅を紹介しました。)

そしてこれの食べ方といえば??

 

 (『だがしかし』より)

次はこれ「ココアシガレット」いやーもう何するか分かりますよね。

(『だがしかし』より)

最後はこれ「ひもQ」、もしかしたら駄菓子の中でこれが、一番遊べるといっても過言ではないかもしれません。

(『だがしかし』より)

子供の頃は駄菓子1つでここまで楽しめる!買ってみたら今も、十分楽しめました。特に「ひもQ」はものすごく楽しかったです!ただの紐なので遊び方が満載です。笑


たかが駄菓子、されど駄菓子

最後に紹介するのが「フエラムネ」です。駄菓子たちも必死に生きているんです。改善に改善を重ねて今があるのです。

(『だがしかし』より)

このマンガ1回読んだだけだと、10%も楽しめません。
読んで、駄菓子を買って、読む!これを繰り返すことで、このマンガがいかに駄菓子を調べているのか。登場人物たちのいっていることが本当の意味で分かります。このマンガは駄菓子をもって初めて完成するマンガなのです!駄菓子食べながら、このマンガを読んで懐かしさを感じて頂ければと思います。近い将来、ぜひDAGASHIを世界標準語にして欲しいですね!

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)
作者:コトヤマ
出版社:小学館
発売日:2014-09-18
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub
だがしかし 2 (少年サンデーコミックス)
作者:コトヤマ
出版社:小学館
発売日:2015-03-18
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub
だがしかし 3 (少年サンデーコミックス)
作者:コトヤマ
出版社:小学館
発売日:2015-10-16
  • Amazon
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
  • HonyzClub

記事へのコメント コメントする »

会員登録いただくと、記事へのコメントを投稿できます。
Twitter、Facebookにも同時に投稿できます。

※ 2014年3月26日以前にHONZ会員へご登録いただいた方も、パスワード登録などがお済みでない方は会員登録(再登録)をお願いします。

コメントの投稿

コメントの書き込みは、会員登録ログインをされてからご利用ください。

» ユーザー名を途中で変更された方へ
 変更後のユーザー名を反映させたい場合は、再度、ログインをお願いします。

HONZ会員登録はこちら

人気記事