『駅弁ひとり旅』これまで一生懸命家族の為に働いてきたオッサンは時には思い切って自分の趣味に生きてみるのもいいのではないだろうか。

堀江 貴文2015年11月22日 印刷向け表示
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駅弁ひとり旅 1 (アクションコミックス)
作者:櫻井 寛
出版社:双葉社
発売日:2006-04-20
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奥さんと二人で都内で弁当屋を経営している主人公は結婚10周年の記念に趣味の鉄道で日本一周するチケットをプレゼントされる。一応本業の弁当屋の味の研究ということで駅弁ひとり旅になったわけだ。主人公は連載開始当初は35歳といまの私よりも8歳も若いわけだがどう見ても年上に見える風貌。ちょいとメタボな体型で全国の駅弁を食べ歩く。時にヒロイン的なひとり旅の女性と知り合い一緒に駅弁の旅をする事も。なんかこういう旅って憧れるよなあ。

駅弁ひとり旅
極付弁当

櫻井 寛『駅弁ひとり旅』1巻

テーマ自体が蛭子能収さんらがやってる「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」並みに緩いので大したハプニングもヤマも無く主人公がいつも嬉々として駅弁を頬張るだけのユル漫画なのだが、なんとも言えない味があるんですよ。そういう意味では孤独のグルメにも似ているのかも。もしかしたらドラマ化したらそれなりに人気が出るのかもしれないなあ。しかし世界を見渡しても全国の駅にこれだけの駅弁が普及しているのは日本だけかもしれない。イカめしとか峠の釜飯みたいな全国的に有名な駅弁も少なくない。味のバリエーションも豊富すぎるくらいだ。

見よ!この紹介される駅弁のバリエーション 櫻井寛『駅弁ひとり旅』1巻

私は一世を風靡したなめこゲームのLINEスタンプにある、汽車に乗るなめこが駅弁を食べながら昭和のプラスチックの入れ物に入った、ティーバッグ入り緑茶を非常に懐かしく感じる。あの風情が『駅弁ひとり旅』の雰囲気なのである。

駅弁資料館 駅弁資料集 駅売り緑茶より
(http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/ebryokucha.htm)

続編で台湾編があるが台湾も日本領だった時期が長かったからか駅弁文化が根付いているようだ。もちろん中身はザ台湾といった感じなのだがそれはそれで味があって良い。

連載は3.11の震災後も続き、主人公が被災地を訪問するシーンもある。わたしもつい先日、震災直後に物資を届けた女川町の電車が復活したとのことで訪問してきたが、鉄道の復旧が進み、被災地も復活しつつある。特別編でまたこの地域の駅弁ひとり旅を復活させて欲しいところだ。

 

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