ニートを続けるのは才能だ!!!真のニートをそこに見た『まめきちまめこニートの日常』 ニートであろうとなんであろうと人は成長はする

荒井 健太郎2016年02月23日 印刷向け表示
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「働いたら負けかなと思ってる」
まめきちまめこニートの日常<まめきちまめこニートの日常> (MFC)
作者:まめきちまめこ
出版社:KADOKAWA / メディアファクトリー
発売日:2015-09-22
  • Amazon Kindle

 この言葉に象徴されるニートですが、大学生時代、特にすることもない休み期間ダラダラ過ごしていて、ニートになったらこんな感じなのかなーと(学生なのでニートではないですが)、休みが開けると「ニートみたいな生活だったわw」なんて話していましたが、このマンガを読んで猛省しました。
ニートはそんなにあまくなかった。圧倒的なクズ、振り切ったクズになりきってこそ真のニートになれるのだと。普通の精神ではここまでクズにはなれないのではないでしょうか。普通に何かしたくなります。

このマンガはニートであるまめきちまめこの日常を淡々と語る物語です。当時?ニートだったまめこはニートの日常を世の中に伝えるべくブログを開設します。開設したブログには全くアクセスがありませんでした。しかし、某有名掲示板にスレッドを立てると、住民の温かい罵声いよって徐々に人気ものになりブログに掲載されたマンガが書籍化されたものです。

このマンガはストーリーはなく、まめこと周囲にいる母、姉、父、犬他のキャラクターの関係を切り取っています。その切り取った日常の中にまめこの”才能”が隠されています。

 

迷いがない

真のニート(真のニートってなんだよって感じですが)であるまめこは「働かずに食う飯はうまいか?」という外からの嫌味に、秒速で「うまい」と答えます。こんなところで、迷っているようでは、長くニートを続けることはできないでしょう。

 

圧倒的自分勝手

ニートであるなら圧倒的当事者意識ならぬ、圧倒的自己中心でなければなりません。本能の赴くままに生きてこそニートになったかいがあったというものです。ニートと言えば寝ているイメージが強いですが、いくら寝ることが好きとはいえ…

 

そんなまめこに残されている良心

ここまではニートの鏡のようなまめこですが、実は心の中では、優しいのです。働いている姉や母との関係の中で、自分がニートであることを申し訳なく思っています。



家族の厳しい精神攻撃にも耐えてニートを続けて、社会に自分をさらけ出し、自分をいじられる対象にして、ネタになる。まめきちまめこさんは世界に希望を与えるニートなのです。このマンガずべて読むと、ニートって楽しそうだけど、続けるのは難しそう…というか、ニートになるのにも”才能”が必要と心から思えるそんな作品です。

でももう、マンガ書いているし、たまに、働いてるしすでにニートと呼べるのかは疑問。

 

まめきちまめこニートの日常<まめきちまめこニートの日常> (MFC)
作者:まめきちまめこ
出版社:KADOKAWA / メディアファクトリー
発売日:2015-09-22
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まめきちまめこニートの日常 (MFC)
作者:まめきちまめこ
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日:2015-08-22
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