「究極のAVとは!?」この問にあなたは答えられますか?『オーダーメイド』 人は理性で本能を抑えるというが、理性は案外脆い

荒井 健太郎2016年05月03日 印刷向け表示
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GWいかがお過ごしでしょうか。
アクティブに出かける人もいれば、私のように家でゴロゴロしている人もいるかと思います。今回はそんなゴロゴロ族にコーラとポテートを片手に楽しんで欲しい漫画のご紹介です。

さて、男性皆さんなら一度は考えた究極の問の答えを教えてくれるのが今回紹介する『オーダーメイド』です。

 

オーダーメイド 1 (芳文社コミックス)
作者:高橋一仁
出版社:芳文社
発売日:2014-07-08
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  • 紀伊國屋書店
  • 丸善&ジュンク堂
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「究極のAVってなんだろな?」

えっ?うーん、女優は〇〇で、シュチュエーションはうんたらかんたら…飲み会の席で始めれば尽きることがないこの話題です。しかし、この問に明確に答えられる人はそうそういないのではないでしょうか。そんな、究極の議題をテーマにしたのがこの漫画です。

この漫画はとある裏物AVショップにあると言われている500万円もするAV…(高いww)

(『オーダーメイド』より)

500万をかけると自分の望むAVを購入することができる。そんなサービスを巡る物語です。(自分の本当に望むものがわかる時点ですごいですけど、その点では登場人物は誰も自分に本当に必要なものはわかっていないのかもしれません。)

この物語のポイントは2つ、1つ目は500万のAVを買う人の根本的な異常性が面白い、2つ目はなぜ主人公がこんなサービスを続けているのかという点です。

買う人はモンスターペアレンツへの復讐を企む先生、過去の女を忘れられないエリートサラリーマン、人生の最後に遺伝子を残すために性欲を復活させたいじじいなどなど様々な人が登場して、500万を払って希望のAVを手に入れます。たとえば、じじは色々やってもまったくうまくいかないわけですが、最終的には…

(『オーダーメイド』より)

このじじいくらいだったら気楽なものですが、他の購入者の闇は深く、最終的に妄想と現実のくべつがつかなくなってしまいます。ただそもそも、こんなAVを買う人ですからもともとだいぶ頭がおかしいと思いますが… たとえば、過去の女が忘れられないプライドの高いエリートサラリーマンはこのようになってしまいます。 

(『オーダーメイド』より)

いい感じに目が逝ってしまっていますね。さらに、次の登場人物に至ってはサイコパス以外の何者でもない…

(『オーダーメイド』より)

という具合に究極のAVを買ってしまうと、あまりの衝撃故に精神が崩壊してしまう…という設定です。

 さらに、浮かぶ疑問はこんな衝撃的なAVを誰が作っているの?ということですが、それがこの漫画の一番の肝です。2巻以降では、この衝撃的な、というか普通に色々法律に引っかかりそうなAVを作る人をとある被害者兼雑誌編集者が調べ始めます。漫画自体は究極のAVに纏わる物語と、その裏で走る「なぜこんなAVを作るのか」という大きな物語とともに進行していきます。

(『オーダーメイド』より)

そして、この究極のAVの製造方法が知りたい人はぜひ漫画でお楽しみください。

たとえ、いくらお金を積んでも自分の業からは逃れることができない。そして、望んではいけないものを望んだものは最終的に不幸になってしまう。人には望んでいいものと望んではいけないものがある。理性で本能を抑えるということがいかに大切かを学べるそんな漫画です。

よいGWを!

 

オーダーメイド 1 (芳文社コミックス)
作者:高橋一仁
出版社:芳文社
発売日:2014-07-08
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オーダーメイド 2 (芳文社コミックス)
作者:高橋一仁
出版社:芳文社
発売日:2015-01-15
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オーダーメイド 3 (芳文社コミックス)
作者:高橋一仁
出版社:芳文社
発売日:2015-07-16
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作者:
出版社:中央公論新社
発売日:2014-10-24
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