植物のように平穏に♂×♂を見守りたい『池袋†BLood』 乙女ロードでナンパされた時の断り方

マンガサロン『トリガー』2016年06月24日 印刷向け表示
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池袋†BLood (B's-LOG COMICS)
作者:奥田薫
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン
発売日:2016-06-01
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私が腐っているのではない……
世界が美しすぎるのだ。

こんばんは。BLも百合も全てご馳走、贅沢は敵、何でも美味しく頂くのが信条のマンガサロン『トリガー』店長兎来です。

最盛期は「乙女ロードが開かれた~♪」と脳内でMIOさんに熱唱して頂きながら乙女ロードに最低週3は通っていました。池袋isマイシークレットガーデン。

最近はちょっとご無沙汰になってしまってはいますが、西口に新しく23時までBLを買えるコミックプラザ×アニメイトもできました。ますます楽園に近付きすぎて、新しい地平線が視えそうです。

そんな約束の地・池袋の高校を舞台にしたのが、今回紹介します『池袋†BLood』。本作は「ハイテンション腐女子ハーレムコメディ」とでも称しましょうか。

ヒロインの城咲リカコは美人でありながら、興奮すると壮絶に鼻血を出す非っ常~に残念な腐女子高生。

そんなリカコの下に、超美形の吸血鬼エドワードがやって来ます。鼻血でエドワードへの栄養源を供給できるリカコは、自宅でエドワードと一緒に暮らし始めることに……

この後滅茶苦茶掃除された

あまりにもベタベタすぎる展開じゃあないかって? 確かに最初の内はそう思えるかもしれません。ただ、続々と登場してくる異常に濃いキャラクターたちが生み出す世界観に徐々に呑まれて行きます。

エドワードの弟で、「ブロンド」「毒舌」「兄好き」「美少年」「吸血鬼」という強い属性を複数持ったユージーン。

 

顔で選ばれる池袋女子高等学校の保険医である高円寺は、女好き俺様系ダウナー眼鏡男子。

 

同じく、現代文担当の二階堂は圧倒的ドSで鬼畜攻めオーラの持ち主。高円寺とは幼馴染で、下の名前で呼び合う美味しい関係。

 

エドワードの忠実なる使用人だった吸血鬼ジャックは、人間界で萌アニメ沼にどっぷり浸かってしまった存在(何故か彼は表紙に描かれていないのが不憫です)。

 

美術担当で新任教師のローズ先生は、たまにオラつくオネエなサキュバス。

彼ら天下一品の超こってりよりも濃厚すぎる面子により、様々な寸劇が繰り広げられます。そして、彼らの絡みに一喜一憂し、鼻血を出し、悶えるリカコ。

乙女ロードでナンパされた時の正しい(?)断り方

リカコの暴走した言動は人々に理解されないこともしばしばですが、私は「それな」「それなッ……!」と頷くことしきりでした。

 

最近、VRが話題ですが数年前に「腐女子・腐男子向けのVRができるなら自分は主人公じゃなくて観葉植物とか天井のシミが良いよね。ただただ部屋の隅から二人を眺めていたい」という会話をしていました。リカコとは、そういった話で盛り上がれそうです。

単行本描きおろしの、高円寺と二階堂の高校時代を描いた「番外編」は、まさか、こんな……! 大変美味しく頂きました。


美形、美少年、吸血鬼、BL、腐女子などに興味のある方はどうぞお手にとって見て下さい。掛け算! せずにはいられないッ!!(それ違う吸血鬼や)

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