1983年から1996年生まれの人、集合!そう、我らは『ザ・ドラえもんズ』世代!

まなみ2016年08月09日 印刷向け表示
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本題に入る前に筆者がそこそこドラえもんをすきだという話をさせていただく。
『ザ・ドラえもんズ』の話をするのだから、まずは筆者のドラえもん愛もはじめに語っておかなくてはいけないという使命感があるのだ。
筆者のドラえもん語りに特に興味がない方はスーッと画面をページ真ん中くらいまで進めていただいて構わない。
 
子どもの頃に使用していた目覚ましはドラえもん目覚ましだった。
大山のぶ代さんの声で「朝です、朝です、朝ですよ~!」とドラえもんが起こしてくれるのだ。頭についたタケコプターをバコンっと押せば音が止まる。
朝からなかなかハイテンションな起こされ方をされていたなと思う。
 
あとドラえホンなんていうPHSも発売されていて、私に甘く且つドラえもんすきな母方の叔父さんに頼んでゲットしていた。
まだ幼かったので自分で使用した記憶は薄いが家にドラえホンがやってきた時に興奮したことは覚えている。
 
それ以外にもいくつかグッズを収集していた。
ご存知の方はあまり多くないと思うが、ドラえ本というドラえもん関連グッズをまとめたガイドブックが以前発売されていた。
どれくらいの頻度で発行されていたか覚えていないが毎号手に入れて舐めるように読んだ。
本当にどれもこれも欲しいと思えるかわいいグッズばかりで、将来大金持ちになったら載っているグッズ全部を買ってやろうといつも思っていた。
たまにどうしてもグッズが欲しくて暴れだしそうな時は、これまた叔父さんに頼み込んでゲットしていた。
一番嬉しかったのはドラえもんの懐中時計。デザインもかなりかわいくて、しかも自動巻。今思うとかなりいいグッズだった(これを書いて存在を思い出したけど、どこにしまい込んでしまったのだろう・・・ちなみにドラッチはこれとは別で持っている)。
 
グッズの話ばかりしてしまったが、原作コミックは大長編含めて揃えていて何十回読み返したかわからない。アニメだってテープに撮って、何度も擦り切れるほど観た。
皆さん、筆者がそこそこドラえもんがすきだということが少しはお分りいただけただろうか。もしお分りいただけたのであれば筆者はとても満足だ。
 
まだマンガの紹介やレビューに入らなくて恐縮だが、古いゲーム機の話をここで一つさせていただく。
「え、ゲームの話?」と思われるかもしれないが、『ザ・ドラえもんズ』に繋がる話なのでもう少しお付き合いいただきたい。
 
3DOというゲーム機が世に出ていたことをご存じだろうか。
ニンテンドー64やプレイステーション、セガサターンなど名立たるゲーム機と同時期に発売されたゲーム機でパナソニック製のものである。
そのゲーム機で実は「ドラえもん 友情伝説ザ・ドラえもんズ」というゲームがプレイできる。
そう。ゲーム名の通り、『ザ・ドラえもんズ』が出てくるゲームで、『ザ・ドラえもんズ』が初登場する映画「2112年 ドラえもん誕生」の公開後すぐに発売された。
『ザ・ドラえもんズ』は初期段階からマンガ、映画、ゲームと様々な媒体でメディアミックス展開されていたわけである。
 
前置きが長くなってしまったがマンガ『ザ・ドラえもんズ』の話に入りたい。

マンガ『ザ・ドラえもんズ』は大きく2種類ある。

まず1つ目は田中道明さん版のもの。
藤子・F・不二雄さんのタッチに近い作画で劇場版のストーリーなども収録されているので、こちらの方が取っつきやすいかもしれない。メンバー1人1人の可愛さを味わいたい場合はこちらがおすすめ。

田中 道明  ザ☆ドラえもんズ―ドラえもんゲームコミック (1) 表紙
田中 道明 ザ☆ドラえもんズ―ドラえもんゲームコミック (3)



2つ目はシナリオが宮崎まさるさん、作画が三谷幸広さん版のもの。
小学館の学年別学習雑誌である小学五年生・六年生で連載されていただけあって、小学生がすきそうな冒険物のストーリーが多数ある。また、基本的にのび太も冒険に参加。

宮崎 まさる  三谷 幸広 ザ★ドラえもんズスペシャル―ドラえもんゲームコミック (1)  表紙
 
宮崎 まさる  三谷 幸広 ザ★ドラえもんズスペシャル―ドラえもんゲームコミック (1)


筆者はどちらのバージョンもすきなので劇場版しかチェックしたことがない方は是非チェックしてほしい。

それにしてもいつの間にか『ザ・ドラえもんズ』を見かけなくなった。
世に出始めたのは1995年頃。そして、パタリと姿を消してしまったのは2003年頃。

もちろんコミックやDVDもあるし、大人のお兄さんやお姉さんだって見るだろうし、お子さんがその世代という方もご存じだとは思うが、ドラえもんには友情を育んだ親友たちがいることが当たり前で、違和感がなくて、心に深く刻まれている世代は限られているのではないかと思う。
筆者の個人的な考えだが、1995年から2002年の7年の間に小学生(6歳~12歳)だった1983年から1996年生まれの人が恐らくドンピシャの世代。
 
パタリと表舞台から姿を消してしまった『ザ・ドラえもんズ』。
ドラミちゃんはいつの間にか彼氏がいなくなってしまったのだ。

すべて 田中 道明  ザ☆ドラえもんズ―ドラえもんゲームコミック (2)


きっと色んな大人の事情があって、どうすることも今はできないのだろう。
だから、忘れないでほしい。
ドラえもんには親友がいたことを。ドラミちゃんには彼氏がいたことを。
 
いつか『ザ・ドラえもんズ』がまた表舞台にたつ姿を見たいと思っている。

 

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