陵辱シチュエーションから奇跡の萌えが生まれた。『女戦士とオークさん』

マンガサロン『トリガー』2016年09月22日 印刷向け表示
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女戦士とオークさん (1) (カドカワコミックス・エースエクストラ)
作者:グラタン鳥
出版社:KADOKAWA/角川書店
発売日:2016-09-03
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 人には、グッとくるシチュエーションがある。
たとえば・・・

家庭教師と女子校生の授業。
女教師と男子高校生の放課後。
新人OLと先輩社員の飲み会帰り。
親戚のおじさんと思春期の娘の夏。
新入女子大生と大学の先輩の宅飲み後。
などなど。
何のシチュエーションかは、
詳しく言う必要もないだろうが、
個人的ホームランシチュエーションは、
人それぞれ違うだろう。

ホームランとまでいかなくとも、
2ベースヒットくらいまでなら、
脳のおピンクな部分の興味の
対象に入ってくるだろう。
ここで1つ、質問。

女戦士とオークの牢屋。

さて、このシチュエーションの字面から、
あなたは何を思い浮かべるだろうか?

少しでも、脳のおピンクな部分が、
活性化したあなたには、この漫画がおすすめだ。

おピンクな世界において、
女戦士は、基本的に捕まる。
その世界にオークと女戦士がいたら、
どうしたって気高い女戦士が捕まって、
オークが牢番をする牢屋にいれられて、

「くっ、殺せ!」

とオークの辱めより死を選ぶのがお決まりである。

そして、このおピンクな常識がある方なら、
この『女戦士とオークさん』に癒やされるだろう。

女戦士の牢番をするのは、
醜悪で野蛮なオスのオーク(たいてい緑色)なのだが、本作では、
可愛く優しい大きい豚っぽいオークなのだ。

しかし、可愛いだけにあらず。
少し、元の世界観の要素が入ってくる。
これがなかなか掻き立てる。
ちょっと本編をご覧いただこう。

 


つまりこれはオークさんが優しかったパターンの
パラレルワールドが描かれた漫画なのだ。

オークさんが通常のオークさんだったら、
触手が総動員されて大変な状態に堕ちていたかもしれない。
でも、この世界では、女戦士がオークさんに萌えながら
一緒に旅に出る展開になっていく。
なんという奇跡の萌えシチュエーション。

荒々しいシチュエーションが好きなあなた。
シチュエーションに溺れ、心が荒んできてはいないだろうか?
「口ではそうは言っても、身体は…」
と思い込み過ぎていないだろうか?

そんな世界から、たまには離れて、
この癒される世界観に浸ってみてはいかが?

(画像は全て『女戦士とオークさん(1)』(カドカワコミックス・エースエクストラ)より引用)

文:佐伯 英毅 

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