イジメに対する復讐は正義か?ん?正しいかどうかは知らん。ただ、イジメは悪だ。WEB漫画『少年よ』。これは正しい復讐劇。

松山 洋2016年09月27日 印刷向け表示
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

イジメは悪です。

悪行です。

 

年齢も性別も関係ありません。

国籍も人種も関係ありません。

 

イジメは悪です。

 

よく色んな作品、例えば映画や小説・漫画などで、

ああ、いや、現実社会でもそうですね。

実際にイジメが事件として報道されると必ず議論される

“イジメられる側にも問題があったのではないか?”という“あの考え”

激しく私は嫌悪します。

イジメられる側には何の問題もありません。

 

イジメる側が悪です。

悪人です。

悪魔です。

 

年齢も関係ありません。

未成年?まるで関係ないですね。悪です。

むしろ、イジメが行われている環境のほとんどが未成年の現場でしょう?

悪です。

少年法?関係無いです。

悪です。

 

よく報道される加害者側の意見の大半を占める“ふざけあっていただけ”

という主張を激しく嫌悪します。正式に軽蔑します。

イジメた側の主張は一切聞きたくないですね。

イジメられていた側はただただ地獄だったはずです。

“ふざけた地獄”だったのです。

私は絶対に許しません。

絶対的に嫌悪します。

 

TVでイジメのニュースが報道されるたびに。

自分の全く知らない遠く離れたどこかの町で。つい先日まで。

去年から。一昨年から。そのずっと前から。

その少年(あるいは少女)がイジメられていたということを聞くたびに。

 

先日、私が誰かと会食をしていた時も。

去年、どこかのイベントでインタビューを受けていた時も。

一昨年の海外イベントでコスプレしてプレゼンしていた時も。

そのずっと前から。私がいくつものゲームソフトの開発をやっていた時から。

ずっとその人たちは。

私の知らないところで。

私が普段通りの、いつもの日常を送っていた時に。

ずっと、地獄の日々を強いられてきた、強いられていた、

ということを想像するたびに

全身の毛が逆立ち、血が逆流します。

 

もし。

私が政治家だったら。

自由に法律を決められる立場にあれば。

今すぐ、今日から、イジメを有罪にします。重罪です。死刑です。

イジメられた側の地獄を、そのまま同じ時間もしくはそれ以上の時間をかけて

復讐できる権利を執行します。

精神的・肉体的ダメージは被害者が受けた2倍に設定します。

 

だって、イジメた側が悪いんだから。

 

簡単に死刑にはしない。

償ってほしいのではなくて、ただただ被害者が受けた

地獄の業火を何倍にもして味わってから死んでほしいだけです。

あ、ここで断っておきますが。

私自身が過去、イジメにあっていたとか、身近にそういう被害者がいるとか、

そういった事実はまるでありません。

ただただ私自身が“そう”思っているだけです。昔から。

 

イジメは悪です。

イジメたやつは悪魔です。

被害者の何倍も苦しんだ末に、しっかりと死ぬべき人間です。

死んでいい人間です。

神様が間違って生んでしまった側の人間です。

神様が生んだバグのようなものです。

だからデリート(抹消)すべきです。

 

そうすべき、なのですが。

ずっと、そうしてやりたい、そうなってほしい。そう思ってきましたが。

私にはその権力も権限もありません。

現在の法律だって“それ”を許してくれません。

だから。

私は。

激しく嫌悪しながらも。

日々、報道されるイジメ関連のニュースを見ながら苦しく苦しく見悶えながら。

心が、体が、精神が、全身が、張り裂けそうで。

ただただ苦しい思いをしてきました。

 

しかし。

そんな中。

ある日、出会った漫画作品があります。

先に述べた通りの。私自身のイジメに対する嫌悪・憎悪に対する(ある意味)

同じ感情を持ち合わせた作品。

それが今回、紹介する『少年よ』です。

 

 

 

 

WEB漫画です。

作者は兵長さん。

連載はレジンコミックス。

全60話。完結しています。


イジメを題材にした“復讐劇”です。

こんなにも。

こんなにも、(文字通り)時間を忘れ、

息をするのも忘れるくらい……夢中になって読んだ作品は久しぶりです。

私が昔からイジメというものに対して抱いていた嫌悪。

それらを報道する時のある種の不平等感。

ずっとモヤモヤしていた感情を一気に昇華させてくれました。

物語としても非常によくできた作品です。

 

ずっと昔から私自身が嫌悪してきたイジメ問題に対するひとつの明確なアンサー。

答えはこの作品にありました。

 

今回のこの記事を読んで、少しでも私のイジメに対する感情・感覚に

同調・同意出来た方にはぜひ読んでほしい。

そして、多くの人に知らせてほしい。

こんな“答え”があることを。

そして多くの人に読んでほしい。

そして。

この世のすべての“加害者”に読んでほしい。

 

 

死ぬ前に。
 

 

 

 

 

この死んだ目がいい!彼が本編の主人公。復讐者はこうでなくちゃね。

(画像はすべて『少年よ』/兵長 より引用)

 

記事へのコメント コメントする »

会員登録いただくと、記事へのコメントを投稿できます。
Twitter、Facebookにも同時に投稿できます。

※ 2014年3月26日以前にHONZ会員へご登録いただいた方も、パスワード登録などがお済みでない方は会員登録(再登録)をお願いします。

コメントの投稿

コメントの書き込みは、会員登録ログインをされてからご利用ください。

» ユーザー名を途中で変更された方へ
 変更後のユーザー名を反映させたい場合は、再度、ログインをお願いします。

ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
作者:
出版社:中央公論新社
発売日:2014-10-24
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • HonyzClub

電子版も発売!『ノンフィクションはこれを読め! 2014』

HONZ会員登録はこちら

人気記事