お金が…結婚相手が…なんて言ってられない!タイムリミットはすぐそこなんだよ!『おひとりさま出産』

KOTONO2016年10月03日 印刷向け表示
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少子化問題がよく話題になりますが、女性だって産めるものなら
産みたいと思っていると思うんです!
でもそんな簡単に理想の結婚相手は見つからないし、仕事だって続けていきたいし…

出産した後、今の日本ではまだまだ女性が子育てをして男性が働くという
構図になっていしまっていて、なかなか職場復帰は難しいですよね。
保育園だってすぐに入れるわけでもなし。

かといって男性の収入だけでやっていけるほど世の中景気も良くない・・・

そんなことを考え込んでいるうちにあっという間に30代になり、
子供を産めるタイムリミットが迫ってくるわけです。

今回紹介する『おひとりさま出産』の著者七尾ゆずさんも
そんなアラフォーのひとりでした。

おひとりさま出産 (集英社クリエイティブコミックス)
作者:七尾 ゆず
出版社:集英社
発売日:2014-10-24
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 ご自身の話を漫画にされています。
漫画家として1発当てたいと描き続け、気づけば38歳。
彼氏はいるけど国民健康保険すら払っていない彼と結婚など考えられるはずもなく、
漫画を描きつつバイトで生計を立てる毎日でした。

親からは周りの結婚話ばかり聞かされる日々。でも彼との結婚はありえない。
しかし気づいたのです。自分、子供がほしい!
アラフォーの彼女にとって子供が産めるタイムリミットが刻々迫っていました。

そんなとき10年付き合って結婚した友人の話を聞きました。
彼女は45歳で子供が産める時期は逃してしまったそうです。
相手の方に借金があって結婚できなかったとか。

結婚出来ひん事情があるんやったら、子供だけ作っといたらええのに

この時閃いたのです。
出産するには結婚しなきゃと思っていたけどそんなことないんじゃないの??
お金なくてもタイムリミットの方が大事!!!

そこで無謀だとは知りながらも決意しました。

40歳までにおひとりさま出産!!

(『おひとりさま出産』より)

好きな人との間にできた、愛しいわが子を抱きたい一心です。
しかし自分だけで子供が産めるわけではありません。
パートナーに協力を要請せねば!

(『おひとりさま出産』より)


こうしてナナオさんのおひとりさま出産計画は進んでいきます。


私事ではございますが、先日24歳になりました。
毎年家族がお祝いをしてくれるのですが、今年ろうそくの火を消すとき初めて
”あ、やばい”と感じました。
24歳になってしまった…どうしよう。
結婚相手もいないし、ましてや子供を育てられるほど立派でもない。
思い描いていた人生設計とは遠くかけ離れた自分であることに危機感を感じたのです。

結婚願望はありました。・・・すでに過去形。笑
学生の頃思い描いていたのは、早く結婚して子供を産んで、
主婦しながらパートもちょっとして、若いお母さんでいたいなんて甘く考えていました。
というか単に結婚がしたかったんだと思います。
就職し働き始めると、就きたい仕事に就けたのでそりゃ仕事が楽しいのなんの!
ストレスもなく充実した毎日を送り、あとは早く結婚して幸せになるだけ!
と公言までしておりました。
そうすると結婚願望の強い30代の男性から結婚を前提にお付き合いを!という申し入れが!
仕事もきちんとしている方だし、子供好きだし、なにより私のことをすごく好いてくれてる!
二つ返事でお付き合いさせていただくことになりました。
ここまでは私の人生最強か!?と思うくらい調子良かったんです。
やはり願望は口に出していると叶うのでそこはぜひ皆さんにお勧めします!

いざお付き合いしてみると、とても優しい方で素敵だったのですが
その人との将来を思い描いたとき、子供と3人でどこどこに行ったら楽しいだろうなとか
子供ありきでしかその人との将来を描けていない自分に気づきました。
私はこの人と結婚したいんじゃなくて
結婚できそうな人と付き合ってしまってるんだ…ということに嫌悪感をいだきました。

結局彼の思いに自分の気持ちがついて行かず別れてしまったのですが、
そのあと付き合った人がまさに『おひとりさま出産』にでてくる
ナナオさんのパートナーのような人で、国民健康保険は加入してないし
入った給料は全部使うし、挙句の果てに結婚願望がないのです。
しかしそんな彼でも話が合うし、一緒にいて今までで1番楽しいのです。
正直結婚できなくても今はこのひとと一緒にいれればそれで幸せ!なんて思ったりもして。

今はまだ若いからいいのでしょうが、これが30代になったとき
同じことが言えるのかというとそうではないでしょうし、
じゃあ真剣に向き合わなくてはいけない年齢になったのでは?
とは思うものの、自分の気持ちに嘘はつけずだらだらと過ごしています。

なにより仕事が好きで、いざ子供を産むとなると
やめなくてはいけいないのがすごくネックです。
子供を理由に結婚をするしないを決めるのもどうかと思うし、
やはり結婚するなら子供ができなかったとしても幸せと思えるくらい好きな人としたいのです。

まだこんなことに悩むのは早いよなんて言ってくださる先輩もいるのですが
悩む歳になってからでは遅いのです!!!

そんな私の心境に突き刺さったのがこの漫画でした!
私も結婚がしたいというより将来的に子供が欲しい
率直な願望ということに気づきました。
”そうだよ。なにも絶対結婚してなくちゃ子供産んじゃいけないわけじゃないし、
仕事が好きならとことん働いてお金をためて、いざ子供が欲しいときになったら
その時おひとりさま出産っていう手があるじゃないか!”と。

そう考えるとかなり参考になる漫画で、教科書のように読み込んでいます。
仕事、子供が好きな女性の皆さんにぜひ読んでいただきたい作品です! 

おひとりさま出産 2 (集英社クリエイティブコミックス)
作者:七尾 ゆず
出版社:集英社クリエイティブ
発売日:2015-09-25
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おひとりさま出産 3 育児編 (集英社クリエイティブコミックス)
作者:七尾 ゆず
出版社:集英社クリエイティブ
発売日:2016-05-25
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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
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出版社:中央公論新社
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