青春最後の大あがき!宮崎駿監督・高畑勲監督・庵野秀明監督・押井守監督と過ごした夏の物語『巨匠と過ごす夏(前): 宮崎駿と13人の塾生』

まなみ2016年10月04日 印刷向け表示
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最近、転職活動が終了した。転職先が決まったからだ。

自分なりに色々考えて前職を退職してから本格的に活動をはじめたものだから、大人になってはじめて・・・いや子供の頃の夏休みよりも長い期間をいわゆるニートとして過ごしていた。
周りの人に「そもそもやめない方がいい。」やら「次が決まってからでもいいじゃないか。」やら「転職するにしてもこういう業界や職種じゃないと・・・ここはどう?」と色々言ってもらったものの、私の人生だし自分で決めちゃうぜ!と勢いのままに退職。
転職活動は本格的に開始していたものの、もちろん仕事をしている時よりは時間はあるので、「人生あっという間だしやっぱり本当にたのしいって思うことをしたいよねー。」「そうするとそもそも会社員として働くという形じゃない方がいいのかしら?」「あ、でもこの会社なら働きたいな。面白い人もいそうだし、たのしそうじゃないの。ふふふーん。」なんてとても漠然としてはいるが将来的にどうしたいかなってことも考えながら、日々過ごしていた。それとマンガHONZのレビュワーになったり、すきなマンガ家さんのサイン会に新幹線に乗って日帰りでビューンと大阪に行っちゃったりもして、普段なら日々の忙しさにかまけてチャレンジしないようなこともしてみた。
最終的には、ここで働きたいと思える会社で働けることになった。

人生やっぱり運とかそういうものはあると私は思う。
というのも『巨匠と過ごす夏(前): 宮崎駿と13人の塾生』というマンガで、そんなようなことが描かれていて、「うんうん、そう思うよね。」と共感したのだ。
 


このマンガは、作者である記伊孝さんが、あの宮崎駿監督主催の東小金井村塾に1998年~1999年まで在籍し、演出について学んだ日々を綴ったエッセイマンガ。
 



この東小金井村塾、宮崎駿監督だけでなく高畑勲監督・庵野秀明監督・押井守監督など鼻血が出るくらい豪華な方々が惜しげもなく講師として参加されていたようだ。
 

 

「知り合いでも呼んでみようか~」と言って高畑勲監督がくるなんて・・・怖い。ぶるぶる。

 

エヴァなんてものを生み出したら抜け殻にもなりますよね・・・。

なんだかとてもかわいい押井守監督。



東小金井村塾に在籍することと、転職活動とでは少し違うかもしれないが、どちらにしても是非ここでこの人たちと働きたいって思ったってその会社が人を募集していなければ応募できないし、書類が通ったって面接のときにこの人なんか違うわって思われたらそれまでなのだ。やっぱり時の運はあると思う。
念のため言っておくが、私はスーパーウーマンではない。もちろん今まで仕事は頑張ってきたが、現時点では“仕事を一生懸命頑張る女の子”に毛が生えたような感じだと思う。
サラッと働きたい会社で働けるようになりましたと書いたが、結構おっかなびっくりしているのだ。
そんな訳でもし人生の運の総量が生まれつき決まっているとしたら今回のことで運を結構使っちゃったかも。なんて思ったわけだ。
ただ運が残っていようがスッカラカンであろうが、マンガでも描かれているように“すべてこれからの自分の努力にかかっているのだ”。身を引き締めてやるしかない。



ちなみに、記伊孝さんが描かれている『アニウッド大通り』(今は単独単行本化されているが、このマンガの各巻あとがきに巨匠と過ごす夏が収録されている)、これも素晴らしくおもしろかった。
夜中に絵が好みだからと読んでみるかと読み始めたら、あまりの面白さに気づいたら朝になっていた。アニメやマンガに対する愛が溢れているし、本当にキャラクターがいい。みんなすき。

『巨匠と過ごす夏(前): 宮崎駿と13人の塾生』も『アニウッド大通り』もKindle Unlimited対象作品(2016年10月2日時点)なので、とにかく今すぐダウンロードして読んでしまえばいいと思う!!!

記事内の画像はすべて『巨匠と過ごす夏(前): 宮崎駿と13人の塾生』より

巨匠と過ごす夏(前): 宮崎駿と13人の塾生
作者:記伊孝
出版社:記伊孝
発売日:2015-12-29
  • Amazon Kindle
アニウッド大通り 1: アニメ監督一家物語
作者:記伊孝
出版社:記伊孝
発売日:2014-01-30
  • Amazon Kindle

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