書を捨てよ!旅に出よう!!ヤマザキマリ流デトックス旅のススメ『世界の果てでも漫画描き』

中原 由梨2016年10月15日 印刷向け表示
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  この夏。わたくし、珍しくこんな精神状態でした。

完全に「ここではない、どこかへ」by.GL○Y状態。ってか「ここではない、どこか」って「どこ」よ…!(←1人つっこみ)

「これを解消するためには旅行にいかなアカン」そう思い、参考図書として読んだのはヤマザキマリさん著『世界の果てでも漫画描き』。というか、実はこの本、何度読んだか覚えてないくらい読んでます…。

『テルマエ・ロマエ』『スティーブ・ジョブズ』などで有名なヤマザキマリさんは、みなさまご存知の通り、今は海外で生活されている…ハズ!?(自信なし)と思う位、世界中を飛び回っていらっしゃいます。本作は、そんなヤマザキさんの旅に関するエッセイ漫画です。

ヤマザキさんは、14歳で初めてドイツ~フランスを一人旅!に始まり
キューバのサトウキビ畑で働いたり(ボランティア)、

シリアのダマスカスで不思議なデザインのパンツをたくさんみたり、

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台になったペトラ遺跡で大変な目にあったり、

チベットで高山病になって文字通り死にかけたり、

ポタラ宮(チベット)のトイレで解毒したり、

リアルにたくさんの国を訪れてます。

どれもめちゃくちゃ笑えるんですけど、でも…これって海外旅行にいったら、誰しもが似たようなことを経験しませんか?ちょっとした事でお金を要求されたり、逆に純粋な親切にホロッときたり。シャワーの水がでなかったり、CAさんが怖くて好きな飲物が頼めなかったり…(すべて実体験)。

ヤマザキさんは、マンガとして笑える域までそれを昇華しつつ、様々な国には様々な価値観があるから面白いのだとふっとささやいてくれるのです。

もちろん日本でも知らない風景&知らない価値観はたくさんあって、日本の旅も大好きです!ですが、『世界の果てでも漫画描き』を読むと不便なことがたくさんある海外へいきたくなります。海外旅行で不便なことを楽しんでいると、日々のプレッシャーから開放されて、自分という個がどんどんシンプルになる気すらします。この感覚を別のものに強引に置き換えるとするならば、キャンプで3日間を過ごすフジロックのように自分の生存本能を試されてる感じです。

本作を参照するに、たぶんヤマザキマリさんは面白い人&事を呼ぶ天才だと思うのですが、これは漫画ですから、みなさんはもっと安全な旅が出来るはず!(笑)だから安心して旅にでましょう!!

というか、私、わりと海外旅行ってヤマザキさんみたいな旅してますけど、みんなは違うのかな…(自信なし)。

 

(画像はすべて『世界の果てでも漫画描き』ヤマザキマリより引用)

   

世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (創美社コミックス)
作者:ヤマザキ マリ
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世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編 (創美社コミックス)
作者:ヤマザキ マリ
出版社:創美社
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世界の果てでも漫画描き 3(チベット編)
作者:ヤマザキ マリ
出版社:集英社クリエイティブ
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