ファミコンからプレイステーションまで。あの時代のゲーム脳を呼び覚ます『べーしっ君 完全版』

松山 洋2016年10月27日 印刷向け表示
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べーしっ君 完全版 (立東舎)
作者:荒井 清和
出版社:リットーミュージック
発売日:2016-07-25
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中学生の時、友達の家で初めて『ゼビウス』を遊びました。

 

当時のウチにはまだファミコンが無かったからですね。

ゲームセンターで遊んでいた『ゼビウス』が家で“無料”で遊べる!

もう、ね、そう考えると大興奮でしたよ。

しかも、『ゼビウス』には所見ではわからないが多く隠されていました。

設定やストーリーという意味合いではなく、システムとして意図的に
隠されたボーナスがありましたねえ。ええ、“ソルですね。

マップ上には描画されていなくて、弾を当てると出現して、もう一度
当てると破壊できるというヤツです。

友達とノートにマップを描いて、“ソル”の場所を記録して。

何度も何度も代り番こにプレイして。

一生懸命、攻略してました。

楽しかったなあ、『ゼビウス』。

 

 
それから程なくして、我が家にもファミコンが来ました!

初めて買ってもらったソフトは『マリオブラザーズ』

ええ、『スーパー』じゃない方ですよ?

一番最初のやつ。

そう、1Pと2Pで結局“殺しあっちゃう”ヤツです。

これは兄弟で狂ったように遊んだなあ。

まあ、そんなにソフトは買ってもらえませんでしたからね。

誕生日なんかに買ってもらうタイトルも真剣に吟味してリクエスト
したものです。

まあ、それでも年に1本買ってもらえるかどうかでしたから。

遊んだゲームソフトのほとんどは友達から借りたものでしたね。

うん、確かに当時はこうやって友達同士の貸し借りで遊ぶことが
スタンダードでしたね。

 


そんなこんなでいっぱい遊んだなあ。

 


あー、『スターソルジャー』の16連射、できなかったなあ。

『ドラゴンクエストⅡ』の“ふっかつの呪文、何度メモを見返しても
間違ってて入力に失敗してたなあ。

『ファイナルファンタジー』の最初に橋を渡ったところでオープニング
の演出入った時に、それまで観てきたどんな映画よりも壮大さを感じたなあ。

『星をみるひと』……ただただ、辛かったなあ。

MOTHER』はCMで惚れて、それだけで遊んだなあ。
(当時は珍しい実写CM。“エンディングまで泣くんじゃない。 名作保証。”
という糸井重里さんが作ったコピーが秀逸でした。)

 

 
そのあとはスーパーファミコンが出て、
ゲームの表現がすげー進化したのを感じました。

友達と夜遅くまで『スーパーマリオカート』のテクニックを磨いたなあ。
思えばドリフトって言葉を覚えたのは『マリオカート』のおかげだなあ。

ストリートファイターⅡターボ』の頃はもう大学生で、
後輩の家で酒を飲みながら対戦しまくったなあ。

ドラゴンボールZ 超武闘伝2』は『ストⅡ』とはまた違うキャラクター
ゲームとしての魅力が詰まってた。ブロリー怖かったなあ。

クロノ・トリガー』のシナリオが好きだったなあ。思えばこの頃から
タイプスリップを題材にしたものに惹かれていたなあ。

 

 
で、その後に少年ジャンプ読んでて、巻頭で“FF最新作!『ファイナルファンタジー7
はプレイステーションで発売!”っていう記事を読んで、“ええ!?ということはSFCの
時代は終わってこれからはプレイステーションになるのか……。”って思いましたね。

バイオハザード』怖かったなあ。ロケットランチャーが気持ちよかった。

トバルNO.1』で初めて“フレームレート”って言葉を覚えたなあ。
(当時のPSタイトルでは珍しい60fpsのゲームソフト。)

社会人になって飲み会の帰りのゲームセンターで初めて『バーチャファイター』を
見た時に“うお、中に人が入ってるじゃん!?”ってあまりのリアルさに驚いたなあ。

 

 

ファミコンが発売された1983年くらいの記憶から。

サイバーコネクトというゲーム会社を設立した1996年くらいまでの
およそ13年くらいの記憶。それらがバーーーーーーっと思いだされました。


それが、『べーしっ君 完全版』を読み終わったときの私の感想です。

 

やっぱりね、今の40代のおじさんはね、『べーしっ君』と共に歩んできた記憶が
あるんですね。

世の中には他にもマンガや小説や映画やアニメ……楽しいものはいっぱいありますが
ゲームと過ごした日々もやっぱり楽しくそれは大きな思い出。

この『べーしっ君 完全版』は1984年から1997年まで連載された全ての作品に
単行本未収録作品約100本も含めたホントの“完全版”です。

巻末には荒井清和センセイのインタビューも収録されててこれもまた見どころ満載です。

 

 
みなさんはどんなゲームの思い出がありますか?

『べーしっ君 完全版』を読んであの頃の遠い記憶を“ヘブンズ・ドアー(天国の扉)”で
めくられる様に……振り返ってみませんか?

 

 
あー、誰かと酒を飲みながら昔のゲームについて語りてえ……。

 

 
では、最後に『べーしっ君 完全版』の中から選んだ私の好きな作品5点引用します。

 

 

 

 

 

 

すぽーん”とか“ばぼーん”という擬音も特徴的で楽しかったなあ『べーしっ君』。

 

(画像はすべて『べっしー君 完全版』より引用)

 

べーしっ君 完全版 (立東舎)
作者:荒井 清和
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発売日:2016-07-25
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