惚れた男が同棲している相手は女装した双子の弟だった!

KOTONO2016年11月07日 印刷向け表示
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洋服って、どんな風に選んでいますか?
人は見た目じゃない!とは言いますが、
やはり耳にたくさんピアスがあいていたら優しい人かどうか警戒するし、
ロリータファッションの人と隣で歩くのは勇気がいったりします。
話してみればなんてことないですが、
話し掛けるかどうかは、やはり見た目を考慮しますよね?

着ている服でキャラ付けされることもしばしばあります。
自分が気に入って着ている服でも、他の人からはこっちの方が似合うのに~
なんて言われてしまうことも。
可愛い系の服着ればもっとモテるのになんて言われた日にゃ
そんな服持ってない!もう何を選べばいいんじゃ!と叫びたくなります。
(今思うと制服って本当に楽ちんでいいシステムだったなと思います。)

主人公のネリはモテたい年頃の女の子。
だけどかわいらしい服とかしぐさとかは苦手で、
サバサバした自分自身を好きになってもらいたいという
(元がかわいい女しかいえない)ことを言っておりました。

合コンに行くにも着飾ったりせず、
かといって可愛い女子に嫉妬するわけでもなく、
どこか自分を素直に受け入れて客観視しているところがある女の子です。

タイプの男の子が酔いつぶれ、一緒に同居人の迎えを待つと
そこにやってきたのは可愛い女装をした双子の弟でした!
約3年ぶりの再会がまさかこんな姿で果たされるとは誰が予想できたでしょう?

後日改めて話を聞くと、男子校で参加させられた女装コンテストで
優勝したことをきっかけに休日は女装をするようになったとか。

確かに子供のころからおとなしくて、
顔もそれなりに似ているのでかわいいなんて言われていたこともありました。
しかしそのせいで変質者に襲われた経験もあり、かわいいという言葉は彼には禁句でした。

しかし初めて女装をして、かわいいと言われたとき、すっと腑に落ちるものがありました。
かわいいって言われているのはあくまでも女装している自分であるということ。
男の自分と女装した自分を分けることで、
かわいいと言われることへの恐怖が和らいだように感じたんだと思います。

そんな自分に偏見なく接してくれる友達がネリの気になる人になるとは…

可愛らしい服装が好きな彼はネリの双子の弟キリの女装姿に一目ぼれ。
でもキリの女装は単にファッションの一部として楽しんでいるだけなので
もちろん女の子が好きです。
どちらもゲイではないのでモヤモヤしている彼の元に現れたのがネリでした。
(ちょっと名前が難しいですが読めば慣れます!)

私が可愛い服装をすれば付き合ってもらえるのか?
でもそれって要はキリの変わりなんじゃないの?
なんて悩むネリ。
私だったら好きな人がしてほしい服装に合わせちゃいますけどね!笑

ジェンダーレスを主張する若者が増えてきて、
昔に比べたら自由に自分を表現できる時代になったとはいえ
やっぱり今でも女はこうあるべきとか、男はこうあるべきとか
まだまだ固定観念に囚われていて、
いいことでもあるけど、それが自分自身を苦しめることなら
そんなものとっぱらったっていいんだよって、
いってくれている作品のように感じました。
男とか女とか限らずに、自分が自由でいれる自分を見つける、
それができたら世界はもっと生きやすくなるんじゃないでしょうか?

縺れて拗れた恋のゆくへはどこと結びつくのか!?
あなたならどのカップリングを応援しますか!?!?笑

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