『今日も渋谷のはじっこで』彼女たちは大人になってゆく

KOTONO2016年11月28日 印刷向け表示
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若者が集まるにぎわった街といえば?

そう!渋谷です!(笑)
私も大学生のころ何かと渋谷に遊びにいっていました。

あのごちゃごちゃとした雰囲気と夜でも熱気のある街にエネルギーをもらっていました。

私の周りにはいまだに渋谷から離れない”大人たち”もいますが、
こぞって少年の心を忘れない人たちばかりな気がします。

何者でもない若者たちが、子供から大人になる狭間で、何かを求めて渋谷へ繰り出す。
渋谷にはそんなエネルギッシュな印象があります。

昨今急激に人気を集めた渋谷ハロウィンもそのひとつではないでしょうか?
私は自宅のテレビ越しに「みんな若いな。寒くないのかな?」と見守り隊と化しております。

今日も渋谷のはじっこで (Feelコミックス)
作者:平尾 アウリ
出版社:祥伝社
発売日:2013-11-08
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 私はいったい何者なんだろう。奈央は23歳になってもまだ見つけられないでいました。
制服をきて渋谷に立ち、16歳だと偽る。自分の価値を若さに見出しているのでした。

看護婦になりたかった穂乃はイメクラで働いています。
ナース服に身を包みますが、あの頃描いていた形とは程遠い姿でした。

役者になりたかった恭平は気付けばコンビニの店長に。
ストリートミュージシャンの若者を応援すべく自分は舞台俳優だと嘘を演じます。

それぞれが今の現状に向き合いながら、
どことなくまっすぐに自分を見れないもどかしさに共感できるオムニバスストーリー。

彼女たちの抱える悩み、女性なら誰もが共感できると思います。
特に女性は客観的な評価を自分の価値と考える傾向にあると思います。
男性からの視線も、女性からの視線も気にしているのが当たり前。
仲の良い友達でも、自分の人生と比べて、あの子よりはマシなんて思っている人もいたりして?

とはいえやはり同じ時を過ごした仲間というのは、
案外自分よりも自分のことをわかってくれている存在だったりもします。

(『今日も渋谷のはじっこで」よりーいつき23歳ー)

人生に躓いたときちょっと立ち止まって今をみつめる。自分で自分を肯定してあげる。
すごく大事だと思います。

この作品を読んで、思い出のある街があるって素敵だなと思いました。
あなたにとっての若かりし頃の思い出の街はどこですか?

今日も渋谷のはじっこで (Feelコミックス)
作者:平尾 アウリ
出版社:祥伝社
発売日:2013-11-08
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