ブスがヒロインでなぜいけないのか『ブスに花束を。』 私のネガティブ思考をイケメンが癒やしてくれる

マンガサロン『トリガー』2016年11月30日 印刷向け表示
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ブスに花束を。 (1) (角川コミックス・エース)
作者:作楽 ロク
出版社:KADOKAWA
発売日:2016-11-04
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • HonyzClub


「ブスが調子のってごめんなさい!!」
イケメンや美少女を前にすると思わず心の中で叫んでしまいます。

美人でもブスで小さい頃からの勘違いで自尊心を低くし過ぎたり、高め過ぎたりして思考パターンが歪むことってありますよね。

でも安心してください。ブスだってかわいい!!
そう思わせてくれる『ブスに花束を。』は、自分を卑下しがちな人にぜひ読んで見て欲しい漫画です。

田端花は、容姿のために自己評価が極端に低く、クラスでもぼっちとなってしまっている女子高生。「クラスの皆で○○行こうよ」のというときにはまず、参加しないようなキャラクターです。


  (『ブスに花束を。』より)

教室の花を朝早くに変え続けていた花は、ある朝クラスのカースト最上層である爽やかイケメンの上野にその姿を目撃されます。


  (『ブスに花束を。』より)

上野視点では「誰か知らないけどいつも花を変えてくれている素敵な気遣いのできる人」だったのですが、花のネガティブフィルターを通したら「ブスが意気がって花なんか変えて……裏サイトでネタにされる対象!」「口止め料を払ってでも黙ってて貰わねば」と思ってしまいます。
 

(『ブスに花束を。』より)

傍からみていると「そんなことないだろう笑」と思うのですが、一度ネガティブな妄想が頭の中に沸き起こるとどんどん悪い方向へと考えが膨らんでいきます…
これが辛いんですよね。花のような思考パータンになりがちな人も多いのではないでしょうか。

でも、こんなネガティブな花を救ってくれるのがクラスメイトの上野です。
花がネガティブに思考に陥っているとそこに颯爽と現れて思わず胸キュンしてしまうような神対応で花の心を癒やしてくれます!!
教室の花を毎朝変えていることをクラスメイトに黙って欲しい(花はクラスに広まると笑いものにされるのではないかとネガティブ思考に陥っている)と願う花に上野は…
 

(『ブスに花束を。』より)

「おい、上野」
と思わず言いたくなってしまうような甘いセリフ、こんなセリフ少女漫画の中でしか見たことない!!

また、本作は花以外の視点でも多面的に物語が構築されて行きます。
たとえば、「高校デビューをした地味メン男子」や「女子カースト最上位の可憐な美少女」など花と上野を取り巻く様々なキャラクターが登場します。


(『ブスに花束を。』より)

そして、キャラクターたちが抱える色々な悩みは、上野のイケメンっぷりで解決されていきます。その上野のイケメンっぷりには私も惚れそうでした。

一方で物語の中でも、上野の方の心境にも徐々に変化の兆しが……?

 
(『ブスに花束を。』より)

この漫画は様々なキャラクターたちが抱えるコンプレックを上野の圧倒的なイケメンっぷりで、笑いに変えてくれる 男女問わず楽しめる痛快ラブコメディです。 ぜひ、自分に自信がある人もない人も読んでみてください!

 

ブスに花束を。 (1) (角川コミックス・エース)
作者:作楽 ロク
出版社:KADOKAWA
発売日:2016-11-04
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • HonyzClub

 

記事へのコメント コメントする »

会員登録いただくと、記事へのコメントを投稿できます。
Twitter、Facebookにも同時に投稿できます。

※ 2014年3月26日以前にHONZ会員へご登録いただいた方も、パスワード登録などがお済みでない方は会員登録(再登録)をお願いします。

コメントの投稿

コメントの書き込みは、会員登録ログインをされてからご利用ください。

» ユーザー名を途中で変更された方へ
 変更後のユーザー名を反映させたい場合は、再度、ログインをお願いします。

HONZ会員登録はこちら

人気記事