私は最後にパクリと一口でいく派です。「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」 こだわりの大事さ、無意味さ、人の多様性を教えてくれる名作

安江 亮太2016年12月14日 印刷向け表示
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目玉焼きの黄身 いつつぶす? 1 (ビームコミックス)
作者:おおひなたごう
出版社:エンターブレイン
発売日:2013-05-30
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岐阜県出身の私は、名古屋ないしはその周辺の食文化に影響を受けて来ました。 

 

とんかつは基本的にソースよりも味噌で食べたいし、

うなぎはうな丼やうな重よりもひつまぶしで食べたいし、

寿がきやを見つけたら飛びついて買っちゃうし、

カレーにはソースをかけて食べちゃいます。

特にカレーにソースをかけるというのはびっくりされることも多く、「ああ、カレーにあんなにダバダバとソースをかけていた母親(マチコ)はちょっと変わっていたんだ」と、東京生活を経てようやく認識しました。

 

さて、その「カレー」ですが。思い浮かべてください。

 

どんなカレーを想像しましたか?

 

いわゆる”家庭のカレー”といっても、

 
  1. ご飯とルーが半々に盛り付けてあるカレー
  2. ご飯の上からルーがかけてあるカレー
  3. ご飯とルーが別々のカレー(インディアンスタイル)
 

など色々あると思います。

 
 

「いやいや、ノールックで1でしょ!1しかないっしょ!」

 

そうなんです。そう思いたいんです。

 

「いやいや、カレーにソースとかないっしょ!なにもかけないっしょ!」

 

そうなんです。そう思いたいんです。

でもソースをかけて食べる人間もいるのです。

認めてください。認知してください。

 

ショートケーキの苺 いつ食べる?

みかんの皮 どうやって剥く?

立ち食いそばのかき揚げ どう食べる?

 
 

どうでもいいことばっかりです。

どっちにしたからって死ぬわけではありません。

 

でも、そういった”どうでもいいこと”を積み重ねて、面白い日々を送っていくのも悪くはありません。

 

この”どうでもよさ”を味わいたいかたは、是非「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」、おすすめです。

 

もしかして…

俺の住んでる世界って…

みんなとはまったく別の場所にあるんじゃなかろうか…

 

テレビ見てても…

全く知らなかったタレントが突然ブレイクしてたりするんだよな…

 

周りはみんな知っていて知らないのは俺だけという…

 

 
 
いやいや、ご飯の食べ方ひとつで発想飛びすぎだから、ジロちゃんよ。
 
 
そういえば、1巻末に入っている2巻告知も好きです。 
 

 

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