サクッと読めて熱くなれる卓球マンガ『4番の卓球』

増田 桂己2016年12月25日 印刷向け表示
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4番の卓球 1 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)
作者:土田悠史
出版社:マッグガーデン
発売日:2014-04-14
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  • Amazon Kindle
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  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
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2016年を振り返ると、いろんなことがあったなぁと。
恋愛スキャンダルネタやお薬問題、SMAP解散騒動など盛りだくさんでしたが、覚えていますか?
オリンピックイヤーだったんですよ。ブラジルのリオオリンピックは今年だったんですよ!

オリンピックは言わずと知れた4年に1度のスポーツの祭典。
今年は日本もメダルラッシュで、今回もまた数々の感動を生み出してくれました。

個人的に特に感動したのは卓球。
男子は団体で銀、女子も団体で銅メダルと素晴らしい結果・活躍でした。

オリンピックの試合を見てからこっそり卓球場へ行き練習し、いったん何かを諦めたうえで快適なマンガ喫茶で卓球マンガを読み漁ったことは言うまでもありません。

ということで、今日のレビューは卓球マンガでお送りします。


サクッと読めて熱くなれる卓球マンガ『4番の卓球』


野球やサッカー、テニスに比べると卓球は地味、というイメージもあるかもしませんが、本気でやってみると本気でヤバい競技です。瞬発力と精神力が著しく高くないと大成しない最高難度のスポーツです。
『4番の卓球』は、野球で大成するであろう才能を持った黒部は、とある病気で野球を辞めなければならない状況に。
 



そして、ひょんなことから卓球の大会に臨時で出場する流れになってしまいます。
 


卓球に対して消極的な黒部は最初、大会に出ることを固辞していますが、卓球バカのサブ主人公である道志とのやりとりの中で参加を決意します。
 


もちろん試合は惨敗。
 


そんな中、卓球部からの熱烈な勧誘を受けた黒部は、卓球部に参画することに同意する。


部員のそれぞれは様々なトラウマや過去を抱えていて、悩みながらも学校生活や卓球を続けていきます。

世の中にスポーツマンガは山ほどあり自分はその大多数が大好きなのですが、どのマンガも頂点を目指して活躍するものが多いと思います。
スポーツマンガを読んでいると、完結した後の選手たちのその後が気になる(プロへ行ったのか、辞めたのか、など)ものです。

が、この『4番の卓球』は部活として成り立つというところを描いており、どちらかというと普通の高校生の日常の部活風景を描いているという点が特殊で、部活をやっていた人なら「あーこういうことあるよなぁ」という感覚ですっと読めてしまうのです。


おそらくこのマンガに出てくる高校の選手がプロになったりということはないんじゃないかな、と。

でも世の中のほとんどの人が、自分もそうですが青春時代に打ち込んだスポーツをやり続けていなくて、もちろんプロにもなれなくて、日常の延長に戻っていくんですよね。
 


そういう環境だからこそ違和感なく読むことが出来る作品なのかもしれません。

全2巻というボリューム感も爽快感があって良いのかもしれません。
ここで試し読みが出来るので、興味があるかたはぜひ読んでみてください。

それでは、皆様、よいお年を! 

4番の卓球 1 (マッグガーデンコミックス Beat'sシリーズ)
作者:土田悠史
出版社:マッグガーデン
発売日:2014-04-14
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作者:
出版社:中央公論新社
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