「逃げ恥ロス」は『乙嫁語り』で埋めるといい! 異国の地の草食DT男子が萌えだ!

和久井 香菜子2016年12月28日 印刷向け表示
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こんにちは、「逃げ恥」ロス中の和久井です。
ドラマにもハマりましたが、もともと原作が大好きでした。その原作も、12月24日発売の「Kiss」で最終回を迎えました。

百合ちゃんの恋の行方がァぁぁぁ!
と叫んで枕に突っ伏してるわけですが、もうこの先何を楽しみに生きたらいいのでしょうか。
原作を読んでドラマを見て、次週まで待てなくてまた原作を読んで過ごす、という蜜月が終わってしまった……。

「逃げ恥」の良さは、登場人物たちが葛藤しながらもどんどん前に進んで、みんなが幸せになる道を見つけていくところです。夢ばかり見せつけてくるファンタジー恋愛少女漫画でもなく、リアルを彷彿とさせる息苦しい女性向け漫画でもなく、等身大だけどちゃんと夢がある、とてもバランスのいい物語だったと思います。

さてこのロス状態、寂しさを埋めるためにあれこれ手持ちの漫画を探した結果、『乙嫁語り』に行き着きました。

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
作者:森 薫
出版社:エンターブレイン
発売日:2009-10-15
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この物語は、19世紀後半、中央アジアが舞台です。イギリス人ヘンリー・スミスが旅先で出会う人々の生活を描いています。
中心となるのが、エイホン家に嫁いできた20歳のアミルと、夫である12歳のカルルクさん夫婦。このね、カルルクさんがマジでいいんです。

あ、最初に言っときますが、和久井はけっこうショタコンです。

まあそれはしかたないとして、カルルクさん、少年とは思えないほど人間が出来上がってます。
8歳も年上の嫁をもらっても、彼女の方がずっと身長が高くても、卑屈にもならないし、虚勢を張って威張ったりもしない。ただただ、素直で優しいです。

 

そうか! ありがとう!!


男のプライドとか沽券を保ってあげるのとかって、実は面倒くさいことが多いんです。そこをうまく刺激してあしらってやれるのが、銀座のホステスさんだったりするわけですが。
そういう面倒くささが全くない少年とか、もう奇跡のようです。
アミルも、素直で快活で、とても魅力的です。

そして無邪気に振る舞うアミルに対して、ひたすら照れるカルルクさんがまた可愛い……。

いつか和久井も無邪気なフリしてやってみるかな


あ、恋愛ものとしてではなく、異文化見聞としても最高におもしろいです。
どれだけ当時の文化について詳しく調べたんだろう、そんじょそこらの学者さんよりも詳しそうです。
読んでいるうちに、まるで自分がその場にいるかのような気になってきます。

まあともかく和久井は『乙嫁語り』によって逃げ恥ロスの解消ができました。
もぜひおためしあれ。


  

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