ガイコツだって外国人にタジタジ!?
ムチャ振りにも負けずマンガを広めるCOOL JAPANの最前線『ガイコツ書店員 本田さん 』

岡田 篤宜2017年02月27日 印刷向け表示
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ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)
作者:本田
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日:2016-03-26
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「Nick man一つください」と外国人に言われ、レジで「はい?」と言ってしまった事がある。高層ビルが立ち並ぶ街のど真ん中にあるセブンイレブンでアルバイトしていたときのことだ。外国人はどうやら肉まんが欲しかったらしいのだが、肉まんをうまく発音できず、「Nick man」と言ってしまうらしい。


オフィス街ということもあって、外国人がよく来るコンビニだったのだが、こうした外国人にまつわるエピソードが書店でも見られるようになって、そしてその内容が「マンガ」にまつわるものだというのだから面白い。日本を訪れた外国人が、日本のマンガを求めて書店を訪れている

「書店員ってどんな仕事なの?」と言われれば、書店で売っている本を管理し、棚を作って売りことが、今回ご紹介する『ガイコツ書店員の本田さん』に描かれている。

 たい本が魅力的に映えるよう演出するのが仕事と思っていた。ただ、この本を読むと、こんなことまでやっていたのかというようなお仕事エピソードに驚かされる。今回はその一部を少しだけご紹介したい。

「英語覚えたほうがいいなあ…」と思ってしまうくらいグローバル化された日常

「すみません、○○っていう名前のマンガ探しているんですけど・・・」と書店員さんに尋ねた経験はだれしもあるのではないだろうか。

 書店員からすれば、聞かれた商品がどこにあるのか調べて渡すのも立派な仕事である。ただ、相手が外国人で、日本語以外の言語を使って聞いてくるときは、困難な状況に陥ることが多いだろう。ましてや「私の孫(写真)に合うマンガを探して欲しい。好みはよく知らない。」と尋ねられるものなら、なにオススメすりゃいいんだよ、とつい内心言いたくなってしまう。こういう無茶振りを日本語のみならず、それ以外の言語でも受けていると考えると、書店員も大変な仕事だと感じる。


だが、接客業の醍醐味と考えると、こういった無茶ぶりを言ってくる客との出会いもその一つになりうる。ましてや、相手が自分とおなじくマンガが好きで、その愛を自分にぶつけてくるのならば、おなじマンガ好きとして理解できる行為でもあったりするだろう。いつも自分が接している「書店員」という立場になって、いつもと違う世界を眺めているのも面白い。

ガイコツ書店員 本田さん 2 (ジーンピクシブシリーズ)
作者:本田
出版社:KADOKAWA
発売日:2016-12-24
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