「好きを仕事にしたい」あなたにおすすめ!「好きを仕事にした男」が描いた魂の一作『火ノ丸相撲』 ハンデもコンプレックスも自分の武器に変えて突き進め!

こしの りょう2017年08月21日 印刷向け表示
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いつも登場する

漫画家アキオと会社員けんたは夏休み。

 

今回は「こしの」がご紹介します。

もう、皆さんご存知「週刊少年ジャンプ連載中!」

泣く子も黙る、王道少年スポーツ漫画「火ノ丸相撲」!!

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックス)
作者:川田
出版社:集英社
発売日:2014-09-04
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赤マル、本誌と2回の読み切り漫画で好評を得

そして、ついに本誌連載デビュー

連載を勝ちととる「道」も堂々と王道でした。

1巻を速攻買い、読んだ時には

もう、言葉にならず

泣いていました。

 

作者の「川田」さんは

私の元スタッフで約6年一緒に仕事させてもらいました。

風貌は単行本の筆描きの似顔絵まんまです。

どちらかいうと無口で、淡々と仕事をこなすタイプでした。

描くのがすごい早い!わけではありませんでしたが

とても丁寧な仕事していて、私の作品は彼なしではできないだろうと思っていました。

 

私の仕事場は

当時、泊まりこみで仕事をしてもらってました。

朝10時から夜中の2時まで

その後、彼は自分の漫画を描いていました。

 

当初はギャグマンガが多かったかな。

「巨大なおじさんが」ただ町を壊しまくるような・・・

ものすごく面白かったんですけど、新人賞にかすったくらいだったかな・・・

(すみません、記憶が定かではありませんが)

 

早くデビューしたい!と

強い思いでいろんなマンガを描いていました。

でも、なかなか上手くいきませんでした。

何本か雑誌にも短編が載りましたが

後がつづかず・・・

そんなことをしているうちに

仲の良かった友人が先にデビューしたり、

腰痛に悩まされたり

ふてくされていた時期もあったと思います。

 

彼は多くは語りませんでしたが

日々「悔しさ」を噛みしめているいることは、隣の席でビンビンと感じていました。

なかなか結果が出ず、彼のストイックさが「切なく」なったりもしました。

 

ま、そんな彼も大好きな「プロレス」と「大相撲」のテレビ放映をやっていた時は

仕事の手が止まっていましたけどね。

 

私の連載が終わり、一時期仕事場を解散するとき

次の連載に向け残ってもらいたかったのですが

彼は「ジャンプ」で勝負したいといって仕事場を去りました。

応援はしていましたが

若い作家が集まるジャンプで

「年齢的にどうなのか?」

「漫画の線も細いし、少年漫画で大丈夫なのか?」

と偉そうに心配しました。

 

が、が!!

そんな心配クソくらえだったわけです!

彼はやり遂げました。

天下の「週刊少年ジャンプ」で週刊連載獲得!

連載は今も続き、9月3日には最新16巻が発売!!

 

連載までも

連載中もさらに、あまりにも大きく色々な「壁」があったと思います。

でもそれを「あきらめることなく」突き破ってきています。

 

 漫画には作者が色濃くでたキャラクターが必ず登場します。

「火ノ丸相撲」の初見

風貌から「川田」は「小関信也部長」かな?

と思っていましたが・・・

 

違うじゃん!!

主人公「潮火ノ丸」の体の「傷」は「川田」さんが負ってきた「傷」

ハンデやコンプレックスを乗り越えて、立ち向かう姿は「川田」さん自身!

 

「鬼丸 潮火ノ丸」の活躍が「川田」さんにダブり

涙ぼろぼろ、鼻水たらたら・・・。

 

え?

作品のレビューじゃない?

すみません。

 

でも、「川田」さんの生き方を知れば百倍面白くなります。

「火ノ丸相撲」の名言は

決して、借り物や口先な言葉ではなく

「川田」さんの腹の底からえぐりだし、絞り出した言葉です。

是非、読んで「川田」さんを感じていただければと。

 

「潮火ノ丸」は「好き」を目指すあなた自身かもしれません。

 

ずっと、ずっと読まれ継がれるであろう

渾身「魂」の一作です!

 

「オレ、夢はあるけど・・・ちょっとなんか足りなくね?」

そんな時おすすめです!!!

 

オレも力もらってるよ!すげえよ川田ぁ!

火ノ丸相撲 16 (ジャンプコミックス)
作者:川田
出版社:集英社
発売日:2017-09-04
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出版社:中央公論新社
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