吉村 博光

吉村 博光

夢はダービー馬の馬主。海外事業部勤務後、13年間オンライン書店e-honの業務を担当。現在は本屋さんに仕掛け販売の提案をする「ほんをうえるプロジェクト」に従事。 ほんをうえるプロジェクト  TEL:03-3266-9582
1 2 3 4
  • 離見の見で生きる 『ドラマ思考のススメ』

    離見の見で生きる 『ドラマ思考のススメ』

    吉村 博光 吉村 博光 2015年09月21日

    読みどころ豊富なビジネス書である。ひとつのメッセージだけをパッケージにした軽い読後感のビジネス書とは、一線を画している。その読みどころはどれも質が高く、どれから紹介するか迷ってしまうほどである。でも、それを統べるのが「ドラマ思考」というキー……more

  • サクラの蕾は夏に作られる 『植物はすごい 七不思議篇』 

    サクラの蕾は夏に作られる 『植物はすごい 七不思議篇』 

    吉村 博光 吉村 博光 2015年09月04日

    サクラは、なぜ春になると花が咲くの?など、本書は、身近な7種の植物に潜む不思議について書かれた本だ。読み手は、その不思議の裏に潜む植物の知恵の深さに何度も驚かされる。そして読後には、道端の植物を敬意のまなざしで眺めるようになるに違いない。多……more

  • 解放の賛歌 『放哉と山頭火』

    解放の賛歌 『放哉と山頭火』

    吉村 博光 吉村 博光 2015年07月14日

    本書は、自由律句のふたりの巨人の足跡をたどり、人生の真実を読み解いた評論である。だが、評論というには余りに美しく、写実性に富み、まるで読者を旅に誘うようだ。旅行記を読んでいるように、現代人の緊張を優しくほぐしてくれる快著である。本書には、尾……more

  • 「ぐりとぐら」創作の原点 『子どもはみんな問題児。』

    「ぐりとぐら」創作の原点 『子どもはみんな問題児。』

    吉村 博光 吉村 博光 2015年05月26日

    本書は、ミリオンセラー絵本『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんが書いた教育エッセイだ。著者は、17年間保母として勤務したのち、絵本作家になった。ここには、主にその17年間に著者が感じたことがまとめられている。子を持つ親たちにとって、子供たち……more

  • 『「音大卒」は武器になる』 ピアニストを撃つな!

    『「音大卒」は武器になる』 ピアニストを撃つな!

    吉村 博光 吉村 博光 2015年04月07日

    西部開拓時代のアメリカの酒場には、ケンカ騒ぎの殺し合いからピアニストを守るために、「ピアニストを撃たないでください」と貼り紙がしてあったという。経済戦争などという言葉がある現代にも、同じことが言えると私は感じている。経済優先の社会から、芸術……more

  • 『マーケティングの嘘』大票田を個で理解する 

    『マーケティングの嘘』大票田を個で理解する 

    吉村 博光 吉村 博光 2015年03月26日

    副題にある「団塊シニアと子育てママ」は、ご存知の通り、消費の大票田である。その実態を見誤ってしまったら、ビジネスの成功などおぼつかない。定量的マーケティングで一般的にいわれている「若い母親(ヤンママ)の料理は手抜きだらけ」とか、「シニア層の……more

  • 戦時の嘘 『戦争プロパガンダ10の法則』

    戦時の嘘 『戦争プロパガンダ10の法則』

    吉村 博光 吉村 博光 2015年03月04日

    最近、戦争を身近に感じる出来事が続いている。本書は、国家が国民を戦争にかりたてるためにどんな嘘をついてきたかを、歴史上の事実を列挙してつまびらかにした本だ。ベースにあるのは、1928年にロンドンで出版された名著『戦時の嘘』。この比較的薄い文……more

  • 月々の掛け金不要!人生の“保険本” 『人生には「まさか」の坂がある』

    月々の掛け金不要!人生の“保険本” 『人生には「まさか」の坂がある』

    吉村 博光 吉村 博光 2015年01月29日

    本書は、多くの人を勇気づける、まっすぐな力をもった生き方エッセイだ。堀江貴文氏の推薦文にあるように、私も本書を読んで元気になった。若いころ喧嘩に明け暮れアウトローだった著者が実体験をもとにまとめた迫力に富んだ言葉が、読む人の心を動かすのだろ……more

  • 12月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    12月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年12月21日

    作家の故丸谷才一さんは、書評を書くとき「最初の3行で読む気にさせる」ことを目指したそうです。私のものはまだ書評という芸域に達してませんが、ついつい皆さまに「読んでいただく」ことを忘れ、冒頭部分をダラダラと書いてしまいます。…more

  • 11月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    11月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年11月29日

    社会に出ると「もっと儲けたい」という月並みな思いが、多くの人の心の中心にデンと居座るようになり、私は本当にもったいないと思ってきました。最近、世界的な経済学者の宇沢弘文氏が亡くなり、経済学に幸福という観点を持ち込んだ氏の著作に再びスポットが……more

  • 10月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    10月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年10月26日

    今だけは、我が家のチャンネルの主導権を私が握っています。大変恐縮ながら、イチ阪神ファンとして胸の高鳴りが抑えられません。イチ野球ファンとしては、日本シリーズは優勝したチーム同士でやって欲しいという複雑な思いもあるのですが。さて、ファーストス……more

  • 9月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    9月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年09月21日

    先日、テレビで偶然、青いバラを目にしました。番組は、たしか・・・ドラマ「金田一少年の事件簿」でした。「じっちゃんの名にかけて」というアレです。その時、私の中で何かがカチリと音を立てて「今月のHONZの1冊目は、『美酒一代』でいこう!」と決ま……more

  • 8月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    8月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年08月17日

    ブラック企業問題や鶏肉騒動で、利益優先の法人組織から、食べ物を買うことに不安を覚えるようになりました。少なくとも私は、そういう店から足が遠のくようになりました。これらの事件の背後に、利益獲得のフロンティアがなくなり無理をしている状況があり、……more

  • 7月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    7月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年07月20日

    若い頃は、正しさに近づきたいという想いが強く、何かを断定するような本が好きでした。でも年を重ね、より考えるようになったのは「正しさ」よりも目の前の「相手」のこと。最近、私が心を揺さぶられるのは、決まって、少し優しかったり曖昧だったりする本が……more

  • 6月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    6月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

    吉村 博光 吉村 博光 2014年06月11日

    今日の天気は雨です。でも、私の心は晴れています。ネット担当から、書店様の担当に変わったとき、心の中に朝日のような光がありました。それは、ITよりもお客様への敬意を中心にして進めたい、という希望の光でした。たとえ全体がITを武器にして進んだと……more

1 2 3 4
HONZ会員登録はこちら