ビジネスHONZの新しいメンバーが決定した。今回も大勢の方からの応募があり、現メンバー全員が読ませてもらった。文章の魅力もさることながら、HONZは選書眼に注目した。正式運用はもう少し先になると思うが、期待してほしい。
さて公開朝会は2周目に突入。1周目とは逆回りに始めるので、欠席のふたりから。
栗下直也
著者がミスターゆとり教育の元文部官僚の寺脇研って!
空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)
企業の海外移転での日本国内の産業の空洞化とはよく聞きますが、そんなのウソではって話。
村上浩
麻酔をめぐるミステリー: 手術室の「魔法」を解き明かす (DOJIN選書)
同人選書にしては、ライトなテイスト。
『月刊みんぱく』の連載をまとめた本です。生きもの以外にも、世界各地の美味しそうな食べ物が写真でたっぷりで紹介。
成毛眞
ビン・ラディン暗殺! 極秘特殊部隊シール・チーム・シックス あるエリート・スナイパーの告白
一般人にまぎれて生きる凄腕たち
異常気象を植物から推察
鈴木葉月
おもむろに袋から風呂敷包みを出し、出してきた本は…
なぜ! こんなに数学はおもしろいのか ~数学カフェへようこそ (知りたい! サイエンス)
「じゃけんのう」とは言わないの?
はじめてのお墓の買い方 26の失敗事例から学ぶ、お墓購入の落とし穴
いよいよもって、鈴木はどこへ行こうとしているのだろう?
東 えりか
この1がすごく面白かった。言葉を採集する斉藤たまさんがステキ。
これもパート2。震災後はどうしているのだろう。
井上卓磨
3万人調査で読み解く日本の生活者市場―ニューノーマルがわかる88のポイント
山本尚毅
本人も奥さんも山国出身だから、だそう。
生徒たちには言えないこと – 教師の矜持とは何か? (中公新書ラクレ)
中公新書ラクレの目の付け所が面白い。
親子関係と家計行動のダイナミズム: 財政危機下の教育・健康・就業 (パネルデータによる政策評価分析)
うわ、すごい本。
土屋敦
元の本で読んだが、すさまじい臨場感。
文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと (文化とまちづくり叢書)
仲野徹
これは私も必読。
刀根明日香
片山杜秀の本(5)線量計と機関銃──ラジオ・カタヤマ【震災篇】
『未完のファシズム』の著者
足立真穂
大阪のいいビル。かっこいい。
久保洋介
いわゆる「実録小説」。うーん、ボーダーラインかな。
高村和久
海賊のジレンマ ──ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか
バイキングの話ではない。
ソーシャル・ドキュメンタリー ──現代日本を記録する映像たち (CineSophia)
HONZが大好き、ご長寿もの。ご本人登場!
新井文月
短い文章の怖さは格別。
美術手帖 2012年7月号増刊 特集 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 公式ガイドブック アートをめぐる旅ガイド
内藤順
そういえば、あったよなあ、そんな事件。
ケータイ化する日本語―モバイル時代の“感じる”“伝える”“考える”
麻木久仁子
『天地明察』ももうすぐ公開だし。
意気込んで買ったのだが、まっくらの写真ばかりでちょっとしょんぼり。
以上が今回、紹介された本。
ギャラリーにも推薦本がないか尋ねたのだが、残念ながら何もなかった。
意外にも朝会観覧は評判がよかったので、また企画をします。
ふるってのご参加、お待ちしています。