春先は蛤が美味しい季節ですね。蛤は、雛祭りや結婚式には欠かせない縁起のよい貝です。二枚の貝殻は対のもの以外とは合わないことから夫婦和合の象徴とされ、祝事に用いられる食材となりました。
蛤の語源は、形が栗の実に似ていて、浜辺に生息していることから「浜栗」となったそうです。植物の栗も古代から重要な食糧であったため、「山の栗」に対して「海の栗」と考えたのでしょう。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!