>> 正常に表示されない場合はこちらから
こんにちは。栗下直也です。訳あって、実家に身を寄せているのですが、肩身の狭い日々です。別に法に触れる行為をしたわけでもなく、不埒なことをして夫婦仲が悪くなったわけでもないので堂々としていれば良いのですが、老親に毎日のように罵られています。「どうにかならないの、毎日届く、この箱」と。
この箱とはAmazonから届く箱です。最近は簡易化されているとはいえ、数冊一度に頼んでいるせいか、必要以上にデカい箱が届きます。安心と信頼の過剰梱包が、栗下家の平和を乱そうとしています。てか、乱しています。会話の8割は箱問題で、このままだと不在時に箱ごと捨てられかねない情勢です。
それは堪らんと、いつもは箱ごと放置している本を逐一、取り出しているのですが、取り出したら取り出したで、問題が。無造作に私が居間に置いていた『イギリス風殺人事件の愉しみ方』(NTT出版)を手に取り、「3800円!たかっ」と五月蠅くてたまりません。まあ、確かに高いです。
なんだかんだ言って、たかが居候です。文句は言えません。何か欲しい本でもあるかと尋ねると、「このマンガが全巻欲しい」と言い出す始末。あなたマンガ読むんですか。67歳が読んで面白いんですか。そもそも、3800円!たかっどころか、合計で5000円超えてるんですが。ネタ切れで遂に親まで売りながら、今週もメルマガスタートです。
九州の介護施設が発行する雑誌『ヨレヨレ』。編集方針は「読んで面白い雑誌」。介護に縁のない人たちが読んで、「腹を抱えてげらげら笑ってもらえたら最高」、その内容は介護施設で起こったエピソードが中心だ。発行元は「宅老所よりあい」。世話人としてその… more
野坂 美帆 |
体はつながっても、心が満たされない――。テクニックでは解決できない性愛の悩み。大切なのは感情を解き放ち、相手の目を見つめる「目合(まぐわい)」。その先にパートナーと溶け合うようなオーガズムがある。5000人以上の女性たちと向き合ってきたAV… more
新潮文庫 |
<いちばんのいいこと>を真剣に考え、行動に移している登場人物たちを否定することは簡単ではない。自分が今いる状況と能力を冷静に考え、明確なロジックと確かなエビデンスをベースに、世界をよりよくしていこうとしている。その中でも、本書に登場するミレ… more
山本 尚毅 |
『救命センター』シリーズは、スタートからもう何年になるのだろうと、書庫から浜辺先生のデビュー作『こちら救命センター』を引っ張り出してみた。単行本の発行が1990年だから25年も経つのか。都立墨東病院に救命救急センターができ、先生が赴任したの… more
東 えりか |
カート・ヴォネガットの新たに編まれた大学卒業式の講演集である。ページ数も訳者あとがきまで含めて142Pとこぶりの単行本だが、「まだ新しいヴォネガットの言葉が読める」というだけで嬉しい。もちろん、単なる感傷などではなくその語り口と質に関してい… more
冬木 糸一 |
本書を読むときのイメージは「人類5000年史」という名前が付けられた、一辺が100メートルほどの体育館のようなものがあって、その中をツバメになって自由に飛翔するという感覚が近いように思う。底面には世界地図、側面に5000本の年代ラインが描か… more
成毛 眞 |
アイスランドが誇る、哺乳類のペニスだけを陳列した「ペニス博物館」。だが40年近くコレクションを集めてきたこの博物館にも、一つだけ手に入らないものがあった。それがホモ・サピエンス=人のペニス。哺乳類の最後の1枠をめぐって、我こそはと2人の人物… more
内藤 順 |
雄と雌は、同じ種に属する生物どうしであっても、繁殖をめぐって利害が対立する。自分にとって有利にことを運ぶべく、雄も雌も互いを出し抜く仕組みをつくり出している。そんな両性の競争から生まれた多彩な性器や性行動の知られざる世界を描くのが、本書『ダ… more
早川書房 |
BBCなどで活躍したジャーナリストである著者は膨大な資料調査と現地での取材を基に、歴史、経済、国際法、政治、軍事など多角的な視点から複雑に絡み合った南シナ海の現状を少しずつ解きほぐしていく。状況を詳細に描写するテンションの高い筆致でこれでも… more
村上 浩 |
ブライアン・フェイガンが人類と動物の関係史を書いたというので、私は興味津々で本書の原書となるThe Intimate Bond──How Animals Shaped Human Historyのページをめくってみた。ところが、人類の歴史を… more
河出書房新社 |
先日、ワラサをいただいたので刺身、丼、しゃぶしゃぶにして食べました。ワラサはブリよりも一回り小さいですが、それでも半身で50センチほどあったので捌くのに苦労しました。ブリと言えば出世魚として有名ですね。 more
仲尾 夏樹 |
HONZメンバーが何冊もの本から選び抜いた書籍の専用本棚を設置するd-laboコミュニケーションスペース。Webとリアルを連動させ、「これがしたい!」という想いを顕在化させる全く新しいコミュニケーションスペースです。
「夢のヒント」になるさまざまなジャンルのセミナーも開催しています。more
送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。
ノンフィクションはこれを読め!http://honz.jp/ |