>> 正常に表示されない場合はこちらから
こんにちは。栗下直也です。11月も第2週に入りました。この前、「令和」に元号がかわったばかりな気がするのですが、もう約半年が経過したんですね。そして、オリンピックまで1年もないんですよ。そんな状況を考えますと、改めて、年をとると月日が経つのが早いなと39歳のオッサンは思うわけです。
4ー5年前に『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』という本が話題になりましたが、その時でしょうか、ああ、もう俺はオッサンなんだなと痛感したわけです、タイトルを見て(読んでないけど)。まあ、これだけ月日が経つのが早いと、オッサンになってもオッサンになったと気づかず、気分だけが若いままで第三者的には気持ち悪い行為を連発しているキモいおじさんが増えちゃうのも仕方がない気がしますし、個人的には、そういう方々をむしろ、「よく頑張るなー」と半分尊敬してもいるんですが。あくまでも半分ですが、
だって、楽なんですよ、オッサンは。正確に言うと「オッサンだから」と開き直ると。ズボンのウエストがきついのも「オッサンだから」、くさくても「オッサンだから」、階段を5段くらいのぼっただけで息切れしまくるのも「オッサンだから」。新しくデビューしたジャニーズのグループの顔の区別がつかないのも「オッサンだから」だし、自宅に本が積ん読状態なのも「オッサンだから」、泥酔しても「オッサンだから」。別にオッサンじゃなくても泥酔していましたが、以前なら「若いのにみっともない」と、なぜか私に関係ない通行人も憤っていたのに、なぜか名実ともにオッサンになった今は未来も希望もないからか「オッサンだから」で話がスムーズに終わるわけですよ。
「オッサンだから」の利便性の高さ、内野も外野も守れちゃうユーティリティープレイヤーぶりはすさまじく、ここ数年は「オッサンだから」を多用していたのですが、ただでさせ、ぐだぐだのでろでろなのに「オッサンだから」と開き直った結果、本当にヤバいオッサンに一直線の気がしてきたので、来年は「オッサンだから」に逃げない一年にしたいと思います。なんだか新年の抱負のようなことを、11月に書くのかよという感じもしますが、気が早いのもオッサンの特徴でしょうか。今週もメルマガスタートです。
本書は、海外における日本アニメ研究の第一人者による「宮崎駿論」決定版とも言うべき一冊である(原書はMiyazakiworld: A Life in Art, Yale University Press, 2018)。通読してまず実感するのは、… more
早川書房 |
本書は、AI以降の新しい世界の展望について、4人の異なる分野の世界的知性のインタビューを一冊にまとめたものである。 more
堀内 勉 |
米ニューヨークで別々の学校に通っていた2人は、女子高校生向けのプログラミング講座「Girls Who Code」で出会う。Girls Who Codeは、IT業界における男女格差解消を目的に設立されたNPOで、夏にコーディングを集中的に学べる… more
首藤 淳哉 |
「『イノベーションか、死か』『テクノロジーか、死か』そういう時代を今、我々は否応なしに生きている」 こうした書き出しで始まる本書は、シンガポールを拠点として、長年にわたり世界各国のテクノロジーやイノベーションに投資してきたベンチャーキャ… more
堀内 勉 |
奴隷制は過去の西洋の暗部でもなければ、過去完了で語られる物語でもない。経済のグローバル化が拡大する今、自分が無自覚に誰かを「奴隷船」に乗せている世界に生きている、ということに気づかされる。 more
栗下 直也 |
本書は旅行中にアインシュタインが書き残した日記や手紙類をまとめたもので、科学の世界に絶大な影響を与え続けている人物が当時の日本と日本人をどのように見ていたかを記した貴重な記録である。 more
鎌田 浩毅 |
「見えない」のは、何か力を失った状態ではなく、「視覚に頼らない」という力をもつことでもあるのだと、ここ数年、いろんなご縁のなかで感じている。その”ご縁”のひとつが、東京・田端にある小さな"ユニバーサルシアター" Cinema Chupki T… more
アーヤ藍 |
著者太田牛一は長寿の人であった。名古屋市北区に生まれ、大阪市中央区で亡くなった。享年86。死因はインフルエンザをこじらせたためだといわれる。牛一は信長の家臣であったから、褒めこそすれ、評伝作家のような批判精神は持たない。淡々と事実を書き連ねる… more
成毛 眞 |
SMに関わる人たちをS女性・M女性・S男性・M男性の4種に分けると、もっとも興味深いのがM男性なのだ。興味深くはあっても、一人一人に直接話を聞ける機会は決して多くはない。それこそ、新潮社の社員だった天野哲夫さんなど、著名なマゾが著書を出してい… more
新潮文庫 |
送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。
ノンフィクションはこれを読め!https://honz.jp/ |