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「文春砲」という言葉が世の中に広く認知されてからまだ1年足らず。今年はどんなスクープを?と思っていた矢先、週刊新潮が週刊文春 相変わらず雑誌の売れ行きは厳しく、再生までの道のりは長そうです。しかし、一方で、雑誌というのは書店店頭にお客様を… more
古幡 瑞穂 |
本書『ベストセラーコード』は、タイトルに偽りなく、ベストセラーとなった小説の「売れる法則」をコンピューターで解き明かした一冊だ。それでもなんだか眉唾だ、と思う向きがいるかもしれないので、フォローすると、著者は二人ともアメリカのバリバリの文学… more
西野 智紀 |
短い本なので結論から言ってしまうと、著者は、「アイデア・テクノロジー」におけるイノベーションを起こそうとしているのである。コンピューターやスマートフォンといった、モノに関するテクノロジーが我々の生活に与えたインパクトの大きさについて異論のあ… more
堀内 勉 |
中村智志『命のまもりびと』はとても貴重な記録である。2002年に秋田で命の相談所を立ち上げ、以来独自の活動をつづけている佐藤久男を丹念に追っている。地元の高校を出て県庁、サラリーマンを経て、34歳で独立。ひところは年商10億円をこえたが、景… more
新潮文庫 |
人文書のコーナーを歩いていたら、いきなりウルトラマンにでてくる怪獣のような格好をした人の写真が目に飛び込んできた。本を手に取ると中にさらにインパクトの大きいユニークな写真がたくさんあったので、つい本書を衝動買いしてしまった。 more
田中 大輔 |
私はドキドキしながらページをめくる。するとどうだろう、面白いのに読めば読むほど目から水があふれそうになるではないか。おかしい。この本は笑うための本ではなかったのか? あんなバッタコスプレ姿で泣かせにかかろうというのか。なぜ胸熱目から水ジャー… more
小松 聰子 |
面白い。まるで推理小説を読むようだ。しかも、嬉しいことにカラー版、美術好きには堪らない1冊だ。本書は、史上最高の画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの最も有名な作品「モナリザ」にまつわるいくつかの謎について、当意即妙の文章で縦横に論じたものである… more
出口 治明 |
本書『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』は、AIの研究者自身によるAIの解説本である。チェスと将棋と囲碁を例に取り上げ、AIにおいて最も重要な技術である「機械学習」「強化学習」「ディープラーニング(深層学習)」などの本質を説明… more
堀内 勉 |
フェミニズム、ジェンダー意識を煽るものではまったくない。しかし、現代アートは男性優位の世界が長らく続きで、女性は傍流として位置づけられてきた歴史がある。 more
山本 尚毅 |
子どものいない者、あるいは遠い昔に子育てを終えた人からすると、PTAは秘密結社のように見える。子を人質にとられた親が、学校と教育委員会に労働力を捧げるようなものだ、と思っていた。 more
東 えりか |
2010年代後半に入って、AI(人工知能)ブームの過熱ぶりは凄まじい。とりわけ、 その中核にあるシンギュラリティ(技術的特異点)仮説は、現代のグロテスクな神話と言ってもよいだろう。本書『そろそろ、人工知能の真実を話そう』(原題は… more
早川書房 |
本書は、「ベストセラー小説に普遍的な法則は存在するのか?」という問いかけを、独自の判定モデルをつくりあげ検証した著者らによる一冊である。小説がヒットするかどうかは時の運という人も多いし、実際運が関与しない事象などこの世に存在しないともいえる… more
冬木 糸一 |
アウトサイダー・アートは、市場の論理とは遠く離れた場所で作品がつくられるだけに、あざとい計算などとは無縁だ。制作者の熱情や衝動、キラキラした内面や時にはダークな部分でさえも、あからさまに作品に現れる。著者が案内してくれる18名のアウトサイダ… more
首藤 淳哉 |
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