>> 正常に表示されない場合はこちらから
こんにちは。栗下直也です。2015年になりましたが、みなさまお元気でしょうか。私、新年早々、トイレに篭城する日々が続いております。怒涛の新年会ラッシュで不摂生が祟ったのか、柄にもなく年末に『モラルの起源』(クリストファー・ボーム、斉藤隆央訳、白揚社)という重厚な本を読んだからかわかりませんが、腹痛に断続的に襲われる日々を過ごしています。
先週末も、トイレと居間を往復して、「このままでは今週もメルマガ書けない~」とうなっていたところ、家族に「うっさいわー、メルマガにおなか痛いですって書きーな」ってどやされる始末。HONZのメルマガもなめられたものです。もちろん、「HONZのメルマガは便所の落書きじゃねー!」と一喝できるわけもなく、メルマガの締め切りに焦り、字数稼ぎのために恥じらいもなくそのときの状況を記している34歳に未来はあるのでしょうか。
当然、読書生活も巡航速度に戻らず、気づけば1月も半ば。年末に「来年こそは打倒、内藤順、村上浩!」と心に誓い、前出の本をはじめ、分厚い本を馬鹿みたいに注文して、でーんと積んでひとり満足していたあの光景はなんだったのでしょうか。1月13日時点で今年読んだ本は『枕元に靴 ああ無情の泥酔日記』(北王路公子、新潮文庫)、『AV男優の流儀』(鈴木おさむ、扶桑社新書)、『東洋の神秘 ザ・グレート・カブキ自伝』(ザ・グレート・カブキ、辰巳出版)の3冊。相変わらずの軽薄短小な選書に眩暈をを覚えます。内藤順と村上浩の背中は遠のくばかりで、もはや彼らを目視確認できそうもない位置にいる私ですが、今年も懲りずにHONZメルマガを宜しくお願い致します。
この本、いままでのブータン本とは少し違う。切り口が違う、というよりは、その経験が違う、といったほうがいいだろう。タイトルにあるように、ブータンでの診療経験を綴った本だ。それも、首都ティンプーのような『都会』ではない。診療所のあるタシガンは、… more
仲野 徹 |
羊齧協会。ひつじかじりきょうかい、と読むらしい。年末の忘年会で、最近SNSが羊肉で満ちている友人に教えてもらったのだが、聞いた事のある人はいるだろうか? この羊肉LOVERの団体による羊レストラン71店のガイド本を紹介しよう。 more
足立 真穂 |
本書のテーマとなっている「イスラム国」という存在についても、数多くの残虐な振る舞いがニュースやソーシャルメディアを通じて喧伝され、その本当の姿を我々は知らない。だが我々が彼らの歴史を知っている以上に、彼らは我々の歴史をよく知っているようだ。 more
内藤 順 |
本書では、人間と動物のギャップが極めて慎重に、対立する解釈をフェアに取り上げながら検討される。その過程で、話題は言語や想像力や文化、道徳性などの本質といった広範で深遠なところにまで派生していく。結果、本書が迫るのは「人間とは何か」という問い… more
峰尾 健一 |
もし、あなたがタイムマシーンに乗って時間を旅する旅行者ならば、対二次世界終結目前の1945年5月5日、オーストリアのチロル地方にあるイッター城で奇妙な戦闘を目にすることが出来るだろう。この日、この時、こじんまりした城に籠る小さな混成部隊は、… more
鰐部 祥平 |
かつて「コンスタンティヌスの寄進状」と呼ばれた世紀の偽書があった。その内容は「ローマ司教(ローマ教皇)に自分(ローマ皇帝)と等しい権力を与え、全西方世界を委ねて、自分はコンスタンティノープルに隠居する」というものであった。もちろん、ガリア… more
出口 治明 |
先月も書きましたが、年末に発売されたピケティの『21世紀の資本』は出版業界にとっては大きな話題のひとつになっています。内容以前に「5,500円もする!」「売れてる!」「品切れ続出!!」と、売り手にとってはにんまりするような話が飛び交いました… more
古幡 瑞穂 |
年末年始はいかがお過ごしでしたか。 我が家では、21年間使っていた電子レンジからたびたび火花が上がるようになったため、年末、ついに買い換えました。 納品日、引き取られていく古いレンジにマジックペンで「21年間ありがとう。お疲れさま」と書… more
遠藤 陽子 |
青汁は、野菜不足を補うだけですが、ユーグレナには魚の持つDHAやEPAも。
59種類の栄養で、野菜・肉・魚の持つ栄養をバランスよく補います。
「緑汁」は今話題のユーグレナ配合!今ならお試し980円→more
送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。
ノンフィクションはこれを読め!http://honz.jp/ |