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こんにちは。栗下直也です。今年もあと十日あまり。おっさんになったからか、一年がバカみたいに早く過ぎ去るようになったのが少し哀しいです。
今年の読書ライフをふり返ると、リアル書店での購入が増えた年になりました。自他共に認めるインドア派で呑みに行くのを除くとほとんど外に出ないため、書籍の購入ももっぱらネット通販。あれもこれも欲しくなってしまい、つい買ってしまい、自宅に届けられるも大半は読まずに、そこらに積むがために部屋も荒廃する。「もしかしたら、おれはアホなんだろうか」と思うも、それを繰り返す日々でした。
そこで今年は本との向き合い方を少しばかり改めてみることに。書店では好きなだけ買って良い。ネット通販では、前から欲しくてたまらなかった本や、資料や書評など緊急を要する本以外は一度、お買い物カートにいれて様子を見る。何とも子供だましの作戦を導入したのですが、これが意外に効果あり。カートに入れたら、そこで満足するのか、いれっぱなしのままですっかり存在を忘れてしまうようで。鶏か栗下か。どんだけ忘れっぽいのでしょうか。結果として、この作戦は一年を通して、お財布にも部屋にも優しかったのですが、本のレビューサイトの人間がこんなことをしてよいのだろうかという新たな悩みを抱えることに。
ちなみに、今朝、カートに入れたのは、『赤羽駅前ピンクチラシ 性風俗の地域史』。帯には「東京都北区赤羽で37年間、風俗店のピンクチラシを蒐集し続けた男がいた!」。どんな趣味なんでしょうか。ええ、昔の私なら即買いです。
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