>> 正常に表示されない場合はこちらから
こんにちは。栗下直也です。
最近、子供が勉強しながら、「この文章題の文章の意味が全くわからん」やら「絶対に大人も漢字書けないやろ」やら私に投げかけてきます。確かに、算数の文章題は答えを導けるかどうかは別にして、考えれば考えるほど「これどんな状況?」と思いますし、漢字は今やスマホやパソコンに打ち込めば勝手に変換してくれるので、全く書けません。父親が、仕事で訪問先した企業の受付で、約束した相手の漢字が書けずに「カケイ」やら「サカキバラ」やらカタカナで書くことに抵抗がないことは子供には内緒です。
とはいえ、世の中、何がいつどのような形で役に立つかわかりません。最近読んだ『実録・総会屋一匹狼』によると、総会屋の著者が企業を恐喝するときに学校で習った化学の知識でギャフンと言わせたらしいんで、学校の勉強が身を助けることもあるのでしょう。そんなことを総会屋に学んだこともまたまた子供のは内緒です。
今週もメルマガスタートです。
我々はSNSやソーシャルゲームに備わる巧妙で強い依存性のある仕掛けに心を絡め取られている――というのは、評者が先月レビューしたアダム・オルター『僕らはそれに抵抗できない』(ダイヤモンド社)の主張である。記事への反応を見るに、こうしたテクノロジ… more
西野 智紀 |
本書の原題は「精密工学はいかに現代社会を作り上げたか」だ。18世紀の産業革命以降、新たな良き機械を作り上げるため、たゆまぬ精密の向上が要求された。フォードやインテルなど、その時代を代表する企業が、どれほど精密さにこだわっていたかを描くとともに… more
成毛 眞 |
本書は、狂気に満ちた人物がいったん権力を握り、官僚機構の組織力と扇動された大衆の熱狂とを強大な原動力にして、虐殺のシステムを運用するとき、個人の善意と抵抗がいかに無力であるかも教えてくれる。 イデオロギーのいかんにかかわらず、このような… more
鰐部 祥平 |
この『黄金州の殺人鬼』は、いわゆる連続殺人鬼を追った事件物のノンフィクションなのだけれども、まず様々な他の連続殺人事件と比較して凄いのはこの殺人鬼が犯した罪の量だ。 more
冬木 糸一 |
1976年6月から86年5月まで、カリフォルニア州の各地で50人以上をレイプし、少なくとも13人を殺害、100件以上の強盗を行ったシリアルキラーがいた。犯行現場があまりに広範であったため、その地区ごとに「EAR(イーストエリアの強姦魔)」「バ… more
東 えりか |
金融界の人が書く経済の本には、余りにも人間や社会の視点が欠けていて、現実の世界に照らし合わせて読むことができないものが多いが、本書は秀逸だった。 more
堀内 勉 |
送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。
ノンフィクションはこれを読め!https://honz.jp/ |