>> 正常に表示されない場合はこちらから

HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちは。レビューの当番を忘れても、毎週水曜日のメルマガは忘れない栗下直也です。

月曜日の夜になると「ああ、明後日は水曜日だ。メルマガだ」と仕事でもないのに頭の一部を占める日々でございます。
これほど水曜日を意識するのはランドセルを背負ってた頃に少年マガジンの発売日であった水曜日を楽しみにしていた時以来です。
あれから25年。ランドセル代わりに家族の重みを背中に感じつつも、中身がスカスカの軽い前文を書くのに四苦八苦する日が訪れるとは夢にも思いませんでした。

相変わらず脱線しまくりで申し訳ありません。

さて、お問い合わせのメールをたまにいただきますが、遠藤陽子がHONZサイトの「今週のいただきもの」で一部紹介しているようにHONZでは献本を常時受け付けております。

自然科学はもちろん、経済書や人文系、写真集まで。おかげさまで幅広いジャンルの本をいただいておりますが、HONZのレビューにベクトルがおかしなレビューがたまに混じっているからか、メルマガの軽薄さからか、趣が異なる献本も頂戴しております。HONZはよほど何でもアリと思われているのでしょうか。

先日も鬼才クエンティン・タランティーノ監督の映画にかつて出演して鎖と鉄球を振り回していた「神話少女」某女優の写真集が送られてきました。

多くのメンバーは興味を示さないだろうと思いましたが、写真こそノンフィクションだと私は強く信じています。と、格好付けたところで「単に女優の写真集が欲しいだけだろ」と突っ込まれるのは必至です。献本を管理している遠藤陽子に欲しいとこっそり告げたところ、「軽蔑します。女なら誰でもいいんですか」との意味が込められたメールが鬼のような速さで送られてきました。

栗山千秋が好きなのがそんなに罪なのでしょうか。朝日新聞出版社様、『羽化』ありがとうございます。

改めて強調しますがHONZはノンフィクションサイトです。版元の皆様の選りすぐりノンフィクションの献本を常時お待ちしております。
個人的には女優の写真集も引き続きお待ちしております。今週もメルマガスタートです。

最新記事

激ウマ&激マズ。へんてこ生物、捕獲せよ! 笑って、喰らって、ためになる『外来魚のレシピ』

いきなりこんな写真でスミマセン。このワイルドな料理は、「アリゲーターガーの丸焼き」。アリゲーターガーは「顔はワニ、味はトリ」という、北米および中米原産の魚である。いかにも異国情緒漂わせまくりのこの魚が、じつは今、東京や横浜の川にもバッチリ生… more


 塩田 春香

『21世紀の貨幣論』 マネーの思想史

 マネーのない生活は想像すら難しい。電車に乗るためにも、ランチを食べるためにも、部屋に明かりを灯すためにも、マネーが重要な役割を果たしている。空気や水のように当たり前の存在だと思われるこのマネー、一体どのように生まれたのか。 マネーが… more


 村上 浩

『ふしぎな国道』 - これがニッポンの生きる道

日本の右傾化を危ぶむ声が高まりつつある昨今だが、まさか道路マニアにまでその影響が及んでいるとは知らなかった。現在1号から507号まで、全国に459本指定されている国道。その姿形に胸を熱くする国道マニア達が、各地で猛威を奮っている。国の道にふ… more


 内藤 順

『特殊清掃』死体と向き合った男の20年の記録

特殊清掃とは、人間遺体・動物死骸・糞尿・山積ゴミなどに関係する特殊な汚染や汚損を処理するというもの。凄惨な現場や過酷な作業を強いられることも多く、なかなか陽の目を見ることのない職業だ。本書は、壮絶な特殊清掃の実態と、そこから形成された著者独… more


 峰尾 健一

『天人 深代惇郎と新聞の時代』新聞が好きでたまらない連中が新聞をつくっていた

深代は、社の内外、国内外を問わず、実に人とよく付き合っていた。天声人語を書く日々の中でも、寸暇を割いて人と会っていた。横浜支局勤務に始まり、東京本社、特派員としてロンドン、ニューヨーク、さらに、朝日の大型企画「世界名作の旅」のコラムを書くた… more


 刀根 明日香

『パリの国連で夢を食う。』世界一のお役所で働くということ。

国連で働く女性職員をといえば、事務所の中ではパリっとしたキャリアスーツを着てパソコンを猛烈に叩き、難民キャンプや食料調査、医療現場では髪をひっつめにして笑顔で支援にあたる、という絵が思い浮かぶ。キャリアウーマンの頂点、超エリートだと思ってい… more


 東 えりか

『エカチェリーナ大帝(上下): ある女の肖像』by 出口 治明

もう35年ほど昔のことになるだろうか、アンリ・トロワイヤの「女帝エカテリーナ」を読んだのは。トロワイヤのペンの力に魅せられて、「大帝ピョートル」「アレクサンドル1世」「イヴァン雷帝」などロシア宮廷を題材にした一連の著作をむさぼり読んだことを… more


 出口 治明

『知ろうとすること。』by 出口 治明

東日本大震災の直後、小さいベンチャー企業を経営している僕のところにも様々な情報がもたらされた。中には、放射能汚染のリスクが高いので従業員を東京からすぐに避難させた方がいい、と真顔でアドバイスしてくれた人もいた。最終的には、平常通り業務を行… more


 出口 治明

10月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

今月、私はほとんど本が読めていません。否、読めていないという表現は適切ではありませんね。何度も同じ本を読み返してしまっているのです。大手時代から今まで一度も読み返すということをしなかった私は、千早茜『男ともだち』文藝春秋を読んでから(一度ご… more


 髙橋 佐和子

10月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

突然ですが質問。あなたは「お金」が好きですか??あればある程いいもの、と単純には言えなくなってしまう、お金の本質について考えさせられる本をご紹介します。「お金と幸せの答えを教えてあげよう」と帯に大きく書かれた本書は、お金儲けのコツを書いたも… more


 吉川 敦子

今月のいただきもの(10月第3週)

10月も後半に入り、朝晩は寒いくらいですね。 当社では、暑がりの男性陣と寒がりの女性陣との間で恒例のエアコン設定温度バトル……を通り越し、部屋の左半分は暖房、右半分は冷房をつけている状態で、部屋の真ん中では左右から暖かい風と冷たい風が吹き… more


 遠藤 陽子

PRえ!?あなたまだ青汁ですか?

青汁は、野菜不足を補うだけですが、ユーグレナには魚の持つDHAやEPAも。
59種類の栄養で、野菜・肉・魚の持つ栄養をバランスよく補います。
「緑汁」は今話題のユーグレナ配合!今ならお試し980円→more



送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。

ノンフィクションはこれを読め!http://honz.jp/
Copyright © HONZ All Rights Reserved.