>> 正常に表示されない場合はこちらから

HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちは。本年度も宜しくお願いいたします。
私、勤め人なのですが、この春に異動もあり、5年ぶりくらいに2日連続で朝の通勤ラッシュにもみくちゃにされました。2日で1年分は働いたような疲労感でぐったりしております。どんだけ弱いのかと我ながら思うのですが、怠惰を美徳としてきただけに、生活の激変ぶりに体がついていきません。気づけば、グーグルで「通勤ラッシュ 死ぬ」、「自転車通勤」とか検索をかけておりました。自転車で通勤した方が疲れそうですが。

そんなわけで、この2日間、1ページも本を読めていません。先が思いやられますが、そう言いながらも、昨日、買った本が『ぼくの伯父さん』(伊丹十三、つるとはな)、『ルポ 中国「潜入バイト」日記』(西谷格、小学館)、『AV男優しみけんが教える うんこ座りでオトコの悩みの大半は解決する!』(しみけん、扶桑社)の3冊。ええ、なんだかんだ余裕があり、全く何も変わらない気もしております。

とにもかくにも、めずらしくバタバタしてみて、時間がない人にとってみてはオススメ本を教えてくれるHONZのようなサイトは素晴らしいのではと身内ながら思った次第です。

自画自賛しながら今週もメルマガスタートです。

最新記事

『経済学者、待機児童ゼロに挑む』難攻不落の社会問題への挑戦

本書はみずからも待機児童問題に苦しめられたことがある経済学者が、行政の最前線でこの問題と格闘した経験を記した当事者ノンフィクションだ。問題解決のヒントが多数示されている上に、小池都政の興味深い内側も明かされている。読んで面白く、実践的なアイ… more


 首藤 淳哉

『知ってるつもり 無知の科学』

なぜ人は薄っぺらな主張に流され、浅はかな判断をするのか。このきわめて今日的な問いに向き合ったのが本書『知ってるつもり──無知の科学』(原題はThe Knowledge Illusion: Why We Never Think Alone)で… more


 早川書房

『The Future of Humanity(洋書)』人類が生き延びるためには何が必要で、今の科学技術でどこまで実現できるのか?

カク氏の本は翻訳が出るたびに必ず購読しているが、特に、スターウォーズのデス・スターやスタートレックの転送装置など、SFに出てくる科学技術が本当に可能なのかどうかを論じた『サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か』 が秀逸だった。 … more


 堀内 勉

『話術』50年の怠慢を経て名著を読む

新人の頃、アナウンサーとして読むべき何冊かの本を教えられた。そのひとつが「徳川夢声さんの話し方の本」だった。  正に今回文庫化されたこの『話術』なのだ。先輩から読めと言われていたのに、50年間手にすることがなかった本が手元にやってきた… more


 新潮文庫

『思想的リーダーが世論を動かす』アイデアはこうして創られる

世界はアイデアに溢れている。限られた時間で優れたアイデアを伝えるTEDの動画を検索すれば、一生をかけても見尽くすことのできないほどの、優れたプレゼンテーションを見つけることができる。そのどれもが、世界を良い方向に変える力を持つかにみえる。象… more


 村上 浩

おやつを用意して読みたい『歴史をつくった洋菓子たち―キリスト教、シェイクスピアからナポレオンまで』

表紙のアップルパイに惹かれて、本書に手を伸ばした。甘く煮付けた熱々のりんごと、サクサクのパイ生地が美味しそうだ。洋菓子は、生きていく上で米や塩のように必須ではないが、私たちの生活に彩りをもたらしてくれる。洋菓子の歴史は記憶によって語り継がれ… more


 仲尾 夏樹

『ピラミッド 最新科学で古代遺跡の謎を解く』ピラミッドを作った人々のリアリティ

古代エジプト、あるいはピラミッドという語句に接して、胸をときめかせずにいられる日本人は、そう多くはあるまい。だが時間的にも空間的にも遠く隔たった魅惑的な異世界に、私たちは勝手な幻想——時に超古代文明から宇宙人まで登場する——を投影してもきた… more


 新潮文庫

死者と共にあること『私の夢まで、会いに来てくれた――3.11 亡き人とのそれから』

もう一度会いたい。どうしても聞きたいこと、伝えたいことがある。でも、どうすれば亡くなった人と交信できるのか?――そのひとつの答えが、「夢」。本書は学生たちが震災で家族や友人などを亡くした人たちに取材して、故人が出てきた夢について語ってもらっ… more


 塩田 春香

話下手でもあきらめるな。We Shall Never Surrender『リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ』

「礼儀正しい始まりは、愚かしい始まりである」これはチャ-チルの言葉だ。スピーチやプレゼンにおいて、一番大事なのは第一声である。それなのに「みなさまの前でお話しできることを嬉しく思います。」というような、ありきたりで退屈な言葉で話しだす人がい… more


 田中 大輔

今週の「読むカモ!」今週のレビュー予定です(変更されることもあります)


送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。

ノンフィクションはこれを読め!http://honz.jp/
Copyright © HONZ All Rights Reserved.