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こんにちは。栗下直也です。突然ですが、私、飛行機が苦手です。
昔、オランダのサッカー選手が飛行機恐怖症のため、遠隔地への遠征試合には陸路で参加していましたが、私の場合、陸路でも行きたくないです。そこまいくと乗り物恐怖症の気がしますが、よくよくどころか大して考えなくてわかるのですが、沖縄の海になら喜び勇んで飛行機に乗って行くので、単に仕事で遠出したくないだけなんだなと、齢四十間近にして気付きました。
そんなわけで海外出張というものをここ7-8年全て同僚やら後輩に振りまくり、ひとり頼まれもせずに夜な夜な新橋界隈で奮闘していたのですが、四十にして惑う気配もなく窓際族になりつつある2019年の今、もはや振る人もいません。いやいやながらも行かざるをえない状況に陥ってしまったわけです。
それも3週間に2回も行って、ほとんど海外で過ごすとか、「ヤドカリか私か」くらいのインドア派にとって地獄そのものです。
そのうち一回は今、話題のあの国です。別に嫌韓でもなんでもないのですが、普段行かないのに、このタイミングかよって感は拭えません。緊迫する関係についてリサーチしろとかいわれるのかどうかしりませんが、新大久保でタピオカ飲みながら聞けばいいじゃんって思うんですが。怖くて上司に言えませんが。
とはいえ、文句ばかりいっても仕方がありません。本を読むにはちょうど良い移動時間なので読書が大変はかどりそうです、と心にもない前向きな気持ちを記しながら今週もメルマガスタートです。
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