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「ひふみん(将棋の加藤一二三九段)について書いても良いんですが、たまには、ビットコインの本でもメルマガで紹介してもらえませんか」。先日、知人からこのようなメッセージを頂きました。そば屋でパスタを頼んではいけません。こんにちは、栗下直也です。大雨の水曜の午後、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ひふみんといえば昨日の対局に敗れ引退が決まり、62年10カ月にわたる現役生活に終止符を打ちました。引退報道もガンガン流れてましたね。
最近はメディアに出ずっぱりのひふみんでしたが、先日も何かのテレビに出ており、作業しながらでしたので、ひふみんファンの私といえども、ひたすら喋りまくる「ひふみん節」がいささか気になり、消音にしてしまったのですが、音を消してみたら、あら不思議。なんだか「くまモン」みたいなユルキャラに見えてきて、可哀想になってしまい、思わず音量を上げてしまいました。
前置きが長くなりましたが、別に、ひふみんについて話したいわけではありません。何を言いたいのかって、意外に音声情報って重要だなと言うことです。
昨日、引退をかけてひふみんが対局していたころ、私、アポとアポの間に時間があったので、書店で立ち読みしていたら、女性誌『VERY』に我らがHONZの山本尚毅が出ていました。VERYですよ、VERY。VERY妻とかタキマキのVERYですよ。タキマキが何の略なのか、私、実は曖昧で今、ググってしまいましたが、滝沢眞規子が表紙のVERYですよ。
で、問題はタキマキより、山本尚毅ですよ、山本尚毅。山本尚毅といえば、変人揃いのHONZの中でもとりわけ変わった本を読み、飲み会では大正時代の文士のように佇み、ぼそっと相手の胸をえぐるようなことをいうニヒルな印象ですが、VERYではそんなこと全く感じさせず微笑んでいました。一言とで言えば、格好良く写っているのです。お時間がある方は買うなり、書店でチラ見するなりしてみてください。別に、山本尚毅は喋らないとイケメンだと言っているわけではありません。何を言いたいのかって、意外に音声情報って重要だなと言うことです。
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