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HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちは。栗下直也です。

昼前に事務局の仲尾夏樹からメールが来て、「げ、今週は俺の当番か」と気づき、途方に暮れていました。この前文、本にまつわることを適当に書いているように見えると思いますが、本当に適当に書いているので、自己責任とはいえ、急に「おまえの番だぞ」いわれると「え、俺の番?」となるわけです。適当だからこそ、ルールも準備もないのでしんどいのです。

「お先にどうぞ」といいたいところですが、お先も何も担当者が私とメルセデス新井しかおらず、最近、日韓関係並に犬猿の仲の我々としては、譲るわけにも譲られるわけにもいかないのです、はい。

「あああ、どうしよう。『本を選んでも飲み会は選ぶな』というテーマで、何か書こうか」といつもの道に逃げ込もうと思ったのですが、最近、節酒している身としては、そんなことを書き始めたら、「節酒している場合じゃないじゃん」と意気揚々と赤提灯に出撃しかねないので、泣く泣く断念する始末。再び途方にくれていたところ、なんかHONZのサイトで面白い記事を見つけてしまいました。完全な自画自賛ですが、その名も

「これから出る本」
 
「××を買ったのは、どういう人たちなのか」の企画を担当している古幡瑞穂の新連載です。今、書店では「これから出る本」の予約が出来るお店が増えていて、店頭での予約ランキングが作れるまでに規模が拡大中途のこと。もっともっと予約中の本に注目が集まって発売初日からどどーんと売れればいいなと思い始まった連載とか。「××を買ったのは、どういう人たちなのか」同様にデータに基づいているので、眺めているだけで興味深いです。

「朝からアップされているから、ぐだぐだ悩む必要なかっただろ」って突っ込まれそうですが、こちらの記事に目がいって見落としてしまいました。決して、HONZをチェックしていないわけではありません、決して。

そんなわけで今週もメルマガスタートです。
 
 

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