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こんにちは。今週、京都から帰ってきたのですが、暑い、東京、暑い。って、別に地域の問題でなく、時期の問題なんでしょうが。みなさんお元気でしょうか。栗下直也です。
さて、先日、HONZ宛てで『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』という本をいただきました。40歳近くまで無傷で社会生活を営めてきたのは、かわいげのおかげだと自負しているのが編集者にはまるっと見えたのでしょうか。酔っぱらって、物資的なものだけでなく、人間の尊厳を失っても、生きてこれてますから。って、威張ることでは無いんですが。それとも、「おまえ、仏頂面して変なことばかり書いてないでかわいげを磨けよ」といことなのでしょうか。献本の趣旨はよくわかりませんが。そもそも、意識高くない本ばかりレビューしている私宛にはこっそり自宅宛にヤクザやらエロの本が送られてくるのが常ですが、正面から送ってくるなんて、メルマガで取り上げろよという狙いなんでしょうか。あまりのネタ切れに取りあげちゃいましたが。
かわいげとも関係あるのですが、最近、キャリア関係の本をつくるのをお手伝いしていて、その中に「仕事は断らない」って話がありました。不平不満をいわずに、振られた仕事はとりあえずやれって話です。キャリアプランとかいってるんじゃねーよと。
これに、そりゃそうだよなと強く共感してしまいまして。「かわいげはないかもしれないけど、俺も実践してるぜ!」と思ったんですが、私の場合は自ら何かをやるということが皆無なだけな気も。おそらく、会社の直接の上司は「あいつ、まじでなんにもしない」と思っていることでしょう。ええ、飲酒くらいでしょうか、周りが黙っていてもすすんでやるのは。などと考えていたら、その原稿の別のところで「一人飲酒は早死にする」ともあり。もう、全て受け身で生きていくしかないんでしょうか。てか、これ、どんな本になるのでしょう。
そういえば『断る力』って本が昔ありましたが、あの方は元気なのでしょうか。
今週もメルマガスタートです。
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