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こんにちは。栗下直也です。あいかわらず家に籠もっていますが、みなさん、お元気ですか。私はいまだに京都におりまして、雑事の合間に『江戸川乱歩全集』を読破しかねない勢いです。どうしっちゃたんでしょう。もう、普通の生活に戻る自信がありません。
一昨日、編集者の知人から連絡がありました。「二十日ぶりにテレワークした。基本、出勤している」と、聞いてもいないのに近況報告をしていただき、一瞬、「首都ってもうそんな状況なの?そんなに出かける必要がなさそうな編集者までガンガンでちゃってるの?」と一瞬思ったのは早計で、彼は義理の両親と同居しており、コロナに罹っても二世帯住宅から脱出したかったのかと合点がいきました。3週間前、コロナのそれからの広がりが不透明な時期でも、彼にはコロナよりも避けなければいけないものがあったのかと考えると少しばかり泣けてきて落ち着いたら、コーヒーでも飲もうと誘ってみました。ええ、前回記しましたが、酒を呑む気が失せてしまい、酒抜きでの社交がまだわからないんですが、これであってるんでしょうか。で、首都は一体どんな感じなんでしょうか。
そういえば、昨日、久々に外に出たら、太陽がいっぱいで立ちくらみしてしまいました。病弱か。普通の生活に戻る自信がないどころか、不安しかありません。
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