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HONZ の「今週はこれを読め!」
vol.59 2013 12 18

http://honz.jp/
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こんにちはメルヘン栗下です。先週、「酒豪」刀根明日香がHONZの
合宿の活動記http://honz.jp/36541を公開して以降、私、散々な目にあ
っています。まず、家族を含む複数の知人から「メルヘンとか言われて
調子に乗ってんじゃねーよ、その顔でメルヘンかよ」という趣旨の指摘
を受けました。寝起きにヤクザに拉致されるくらい衝撃的でしたが、ぐ
うの音もでません。完全に調子に乗っています、私。

お会いしたことのない方々の態度も厳しくなっております。先々週まで
はSNS上では「メルヘンさん」、「メルヘン氏」と呼ばれていました
が、だれもが「メルヘン」と呼び捨てです。そろそろ「メルヘンの野郎」
と呼ばれかねない勢いです。内股でモジモジしている写真をインターネ
ット上に晒されると最低限の敬意も失われるのかと心を痛める日々です。

とどめは先週、ワンコイン広告に登場いただいた「HONZ被害者の会」
のコミュニティーでの会話。「(メルヘンのせいで)500円払ったの
に広告が目立たなかった」、「メルヘンも悠長なこといってられません
よ」。もはや、斬首されて河原に晒されそうな勢いです。わかっていま
す。ネタであることは、ただ、ネタにマジレスするほど余裕がありませ
ん。HONZでは土屋敦に嫌われ、SNS上でも嫌われ、そして、パソ
コンにも嫌われてしまったようです。つい10分前に完成したはずのメ
ルマガの前文3000字が消えてしまい、今、泣く泣くこのようにもう
一度書いています。絶対絶命、孤立無援、一生貧乏。ああ、誰か私を救
ってくれる人はいないのだろうか。せめてHONZに新しいメンバーが
入ってきたりしないだろうか。と思い、先ほどHONZサイトを見たら

HONZ「第2期学生メンバー」募集

http://honz.jp/37000

おおおおおおおおお!!!新しいメンバーがくるーーー

って、どれだけわざとらしんでしょうか、この展開。自分で書きながら
「どうにかならなかったのかよ、その展開。そもそも、前フリが長いよ」
と思いますが。久々にやっちゃいました。宣伝です。完全な宣伝です。
そもそも、私、土屋敦や東えりかをいじるのを止めるつもりは毛頭あり
ませんし、知らない方に「メルヘン野郎」と呼ばれるのはドMの身とし
てはむしろ嬉しいです。昨日、田中大輔が『嫌われる勇気』という本を
レビューしていましたが、あれを読み現マルマガ路線にますます自信を
深めました。このみなぎる自信は安倍晋三首相にも劣りません。安倍ち
ゃんかメルヘンか。やはり調子に乗っています、私。

さて、学生メンバーの活動内容は告知ページを見ていただくとして、
「どのような人を求めているの?どんな基準で選ぶの?どんな本を選考
基準になるオススメ本リストに入れればいいの?」といった疑問を持つ
学生も多いと思います。そこで、たまには人の役に立とうとメルマガ会
員限定で傾向と対策を教えちゃいます。あくまでも私見ですの、この通
り実行して落ちても責任は取れませんが。

伝えたいことは3点です。

1、レビューはまじめに
我々、ふざけているように見えるかもしれません。正しいです。実際ふ
ざけてしかいないのですが、レビューの質にはこだわります。手を抜い
て書いていると代表の成毛眞や編集長の土屋敦から雷が落ちます。正直、
「成毛さんに会いたいなー」、「麻木さんを見たいないー」、「土屋さ
んと虫とりにいきたいなー」では長続きしません。まじめにレビューを
書きたい、書ける人を求めています。(お笑い枠は私一人で満席です)

2、村上浩にこびろ
人事権を握るのは村上浩です。告知ページでは「格闘技経験者を優先的
に採用しようかとも思いましたが、良いメンバーを採用できなければク
ビというキビシイ条件がついておりますので、必死で選考活動に当たる
所存です」と優等生ぶった発言をしています。これは表向きの発言で、
「格闘技好き」を贔屓するのはまちがいありません。提出を求められる
オススメ本リストに村上がかつてレビューした『木村政彦はなぜ力道山
を殺さなかったのか』を必ず入れて下さい。あと、もう一冊、村上がレ
ビューした本の中から適当に一冊選ぶように。もう、なんでもいいです。
悩むようでしたら『政治の起源 上』にしましょう。間違っても『下』
と書かないように。また、2000字以内のレビュー本は村上がレビュ
ーした本は外しましょう。変に刺激しないに限ります。それでも、村上
本を選ぶのならば村上と真逆の視点で書くように。ここまでくれば、応
募書類の最後に「村上さんってジュード・ロウに似てますね」と書けば
書類の通過確率はかなり高まります。

書類を通過すると集団面接ですが、HONZ合宿記によるとこの面接、
「飲み会」の可能性もあるとか。

3、飲んでもこびろ
書類を通過し、飲み会が面接の場合、レビューで何を書いたか、オスス
メ本で何をあげたかは全く意味を持ちません。「なんじゃ、そりゃ」と
突っ込まれそうですが、世の中、そんなもんです。飲み会面接では、
『木村政彦は〜』をレビューした●●君ではなく、「から揚げばかり食
べていた奴」、「ビールばかり飲んでいた奴」、「トイレに篭城してい
た奴」として認識され、評価されるのです。「内股モジモジの奴」の私
がいうのだから間違いありません。あなたは、どんな奴になるのか。そ
れがポイントです。飲み会での座席の位置までシュミレーションして臨
んでください。ここでもポイントは村上に媚びること。村上の隣の席に
座り、ビールをお酌しつつ、2杯に一度は「それにしてもジュード・ロウ
に似てますね。びっくりした」とささやくこと。村上は複雑そうに見え
て単純です。単純すぎます。「そっかー、オレ、やっぱ、ジュード・ロウ
か〜」と裸足で富士山を駆け上がるほど舞い上がり、あなたの評価もグ
ングン上がるでしょう。気を付けなければならないのは酔った村上に格
闘技について質問されたときです。今更、格闘技について勉強しても間
に合いません。答えに窮したら「プロレスは全日より新日です」、「好
きな格闘家はケン・シャムロックです」と意味がわからなくても呪文の
ように唱えましょう。

自分で書いていて何の募集をしているのかわからなくなりました。これ
では飲み仲間の募集です。「全く、役にたたねーよ、ばか」とお叱りを
受けそうですが、HONZのメンバー募集は飲み仲間募集の意味も少し
ばかりというか、かなりの部分占めるのです。別に酒を飲まなくてもい
いのです。内藤順のように酒を飲まなくても誰よりもテンションが高く、
場の中心にいる人もいます。いまさら、付け焼刃で本を読んでも何も始
まりません。「ジュード・ロウ」攻撃で書類を通過したら、飲み会でどう
振舞うかに全力を尽くしましょう。

前もって断っておくと、HONZのメンバー、かなり変わっています。
HONZの扉を叩いたがために道を誤るかもしれません。それでも、興
味がある方はご応募ください。道を誤ったのかどうか知りませんが、現
学生メンバーの刀根については本人が書いた合宿記をご参照ください。
そういえば、昨日、先週の週刊現代を一週間遅れで読んだのですが気づ
いたら巻末グラビア「歌舞伎町24時 THE 無法痴態」に刀根が映
っていないか必死に探している自分がいました。

今週の「ワンコイン」は「起業家のワンコイン広告」の第二弾。HON
Zもコンテンツを配信するAntennaの誕生秘話が明かされています。

ではでは。また来週


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>>>今週のニュース<<<

■HONZ「第2期学生メンバー」募集!
  http://honz.jp/37000

>>>今週のおすすめ本レビュー<<<

■ 『シグナル&ノイズ』 ビッグデータじゃ未来はわからない
  http://honz.jp/36701

■ コータリン降臨!『一度、死んでみましたが』
  http://honz.jp/36901

■ 読む ”エンタメ私辞典” ことはじめ 『パン語辞典』
  http://honz.jp/36589

■ 『グロースハッカー』−スタートアップの成長請負人
  http://honz.jp/36967
 
■人生を一変させる新しい古典『嫌われる勇気』
  http://honz.jp/37090

■『海賊旗を掲げて』犯罪者か、自由の闘士か
  http://honz.jp/37016
 
>>>新刊超速レビュー<<<

■『柴犬マイちゃんへの手紙』 新刊超速レビュー
  http://honz.jp/36946

>>>書店員のこれから売る本<<<

■書店員の2013ベスト5−東京某書店 田中大輔
  http://honz.jp/36585

■書店員の2013ベスト5−トーハン 吉村博光
  http://honz.jp/36885

■書店員の2013ベスト5−大垣書店烏丸三条店 吉川敦子
 http://honz.jp/37080

>>>HONZ客員レビュー<<<

■『罪人を召し出せ』
by 出口 治明 (ライフネット生命保険 会長兼CEO)
  http://honz.jp/36808

>>>「解説」から読む本<<<

■『古典夜話』解説
  by 坂東 玉三郎(歌舞伎役者)
  http://honz.jp/36340

■『ビューティフル・マインド』解説
   by 斎藤 環(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授)
 http://honz.jp/36338

■『大江健三郎 作家自身を語る』あとがき
   by 尾崎 真理子
 http://honz.jp/36349

■『近大マグロの奇跡』解説
   by 勝谷 誠彦(コラムニスト)
  http://honz.jp/36344

■『四色問題』訳者あとがき
   by 茂木 健一郎
 http://honz.jp/36354

■『四色問題』解説
   by 竹内 薫(サイエンスライター)
  http://honz.jp/36351

■『またね、富士丸』文庫解説
   by 東 えりか(書評家)
  http://honz.jp/36588

>>>今週のいただきもの<<<

■ 12月第2週
  http://honz.jp/36795

>>>今週の「読むカモ!」<<<

今週のレビュー予定です(変更されることもあります)。

『「ひらめき」を生む技術』
『増補新版「格差」の戦後史』
『街を変える小さな店』

>>>起業家の自腹ワンコイン広告<<<

話題が見つかる 私の[アンテナ] : Antenna
 株式会社グライダーアソシエイツ

■本屋の楽しさをアプリで再現[Antenna]

本屋には、本を買うこと以外にも大切な楽しさがあると思います。思わぬ
新刊との出会い、自分の興味外分野での発見、暇つぶしなど… HONZをご
利用の方にも、このような楽しさを本屋で実感している方も多いのではな
いでしょうか。かくいう私も月に何度も本屋に訪れ、1〜2時間ほどうろ
うろして30〜40冊ほどチェックし、多い時で10冊ほど購入します。
そのとき最も気持ちがいい瞬間は、先に挙げた“興味外分野での発見”を
した時。
[Antenna]は、この体験をアプリでも再現できないか?という発想から
2012年5月に生まれました。日本国内の様々なジャンルの厳選された
ウェブメディアだけを190集めて一気にまとめて配信しています。記事
数は多い日で1日800を越えることもあり、まさに本屋を歩き回ってい
るかのように日本のトレンドを一気にチェックできるのです。ユーザー数
は2013年に入ってから急激に伸びはじめ、現在160万人です。

■起業するまでのエピソード

なぜ、本屋での体験をサービス化しようと思ったかというと、厳選された
メディアの記事のみを集めれば、昨今(特にネット上での)情報過多が叫
ばれるようになった事に対しての解決策になるし、本を買わなくなった世
代に対しても同様の体験をしてもらいたいと考えたからです。ちょうどキ
ュレーション(=情報を収集しまとめて、新しい価値を持たせて共有する
こと)ビジネスが世界的に急激に伸びていたことも後押しになりました。
ちなみに、HONZも本のキュレーションサービスと言えますね。
「ライフスタイル、ファッション、グルメ、旅行など、各分野の良質な記
事だけがアプリ内に流れてくる状態を作れば、検索エンジンやウェブサイ
トを毎回経由しなくても簡単に、かつ楽しく情報収集できるし、必ずユー
ザーからも評価されるはずだ。」そう信じて起業の準備がはじまりました。

1週間で企画書を作って、外部の方からまず頂いた意見は、「このモデル
は絶対にうまくいかない」というものでした。「メディアにとって記事は
重要な資産。その記事を無償で提供するはずはないから、記事を集めるこ
とに膨大なコストがかかってしまう」「集められたとしてもそのサービス
自体が自社メディアと競合になるわけだから絶対に成立しないモデルだ」
と断言する人もいました。だが、否定されると逆に燃えるタイプなので、
アイデアを信じてサービス立ち上げを推進することにしました。

いろんなメディアを回っているなかで、ウェブメディアの記事には必ずキ
レイな画像があることに着目し、ジャンルもおしゃれなライフスタイル系
のものに絞って、雑誌を読んでいるような体験ができるものを出発点とし
ました。当時のアプリでは画像のサムネール+タイトルが並んだ記事一覧
が一般的でしたが、写真が必ずあるのであればスマートフォンの特性を生
かして画像を画面一杯に表示し、つなげて表示してしまえということで現
在のUIになりました。(実は、一度はサムネール+タイトルで作ってみた
のですが、完成してみたらつまらなかったので作り直しました)

メディアの募集も1社1社訪問して熱く語ってみると、意外とほとんどの
メディア会社が好意的でした。「勝手に記事を流用するサービスが多いな
かで、わざわざ訪問してくれた」「サービスのコンセプトに共感する!」
という声を逆に頂いて、60社近くを1ヶ月で回り気が付けば立ち上げ直
前の4月に47の有力メディア様が無償での記事提供を承諾してください
ました。

これはイケる。参加を表明していただいたメディア様と一緒にサービスを
大きくしていけば、いい記事が集まるし、ユーザーもついてきてくれるは
ずだ。そういう実感を持って5月に予定通りサービスインすることになり
ました。

しかし、そう簡単ではありませんでした。ユーザー数は予想以上に伸びず、
対応デバイスを増やしてもいまいち加速がつきません。社員全員で原因を
考え抜いたあげく、やはり原理原則に基づいて、ユーザーの満足度が上が
る小さな改善を着実に積み重ねていくことからはじめてみました。3ヶ月
で約50カ所近い改善を行った結果、徐々にユーザーが増えはじめ、その
後iPad版をリリースした直後から一気に加速度が付くようになりました。
その頃から、Apple社のiTunesの特別欄で紹介されたり、Google Playの特
選アプリに選定されたり。起業直後は、「20万ユーザーっていつ達成で
きるのかな…」と思っていましたが、今では月20万のペースで増えるま
でになりました。

■今後目指していくこと

ユーザーからいただいているレビューにとても嬉しいものがありました。
「普段見ない情報も自然と入ってくるので、自分の興味の幅も広がります!」
まさに創業時に狙っていた楽しさをユーザーの方も実感していただいている
ことが本当に嬉しくて、サービス拡大の(ほんとに小さい)ハードルを乗り
越えた気がしました。持論ですが、人の興味の幅は本当はもっとストレッチ
できるはずなのに、日頃の忙しさから自分でキャップをしていて、[Antenna]
はそのキャップを外せるサービスでありたいと思っています。次のバージョ
ンでは、[Antenna]内で流れている記事の商品をその場で買えるようにし、
ウィンドウショッピングで思わぬいいモノを発見して衝動買いしてしまうよ
うな体験を提供していきたいと考えています。まだ使ったことが無いという
方は、ぜひダウンロードを!

株式会社グライダーアソシエイツ 代表取締役 町野 健



話題が見つかる 私の[アンテナ] : Antenna
http://antenna.jp/

※アプリのダウンロードはこちら
■iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/antenna/id511262473?mt=8

■iPad
https://itunes.apple.com/jp/app/antenna/id589383426?mt=8

■GooglePlay
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.antenna.app



*「編集者の自腹ワンコイン広告」は各版元の編集者が自腹で500円を払って、
自分が担当した本を紹介する「広告」コーナーです。内容には責任を持ちませ
んので悪しからずご了承下さい。編集者からいただいた500円は、とりあえず
「HONZワンコイン貯金」として貯めております。
現在の貯金額:25000円

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