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今週のいただきもの:2021年2月21日週
2021年02月27日遅ればせながら我が家のバレンタインディナーの紹介です。見た目華やかに見えますが、慣れれば短時間で用意できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。…more
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科学の真髄ここにあり!?『ヘンな科学”イグノーベル賞” 研究40講』がおもろすぎるぞ。
2021年02月27日「人々を笑わせ考えさせた業績」に与えられる、あのイグ・ノーベル賞。その栄誉ある受賞対象から、40個の特別におもろい研究を選りすぐって紹介した本だ。どれも真剣なだけに笑える。健全な好奇心、真摯な考察、そして、全力集中の研究。ここに科学の真髄があ……more
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『メンター・チェーン ノーベル賞科学者の師弟の絆』オンライン時代にあえて読みたい「密」な関係の物語
2021年02月27日科学の世界では、濃密な「メンターと弟子」の関係が今も生きている。弟子はメンターから研究テーマへのアプローチ方法などを学ぶだけではない。時を忘れて共同作業に熱中し、まるで同志のように発見の喜びを分かち合うこともあれば、競争相手として火花を散らす……more
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地図の世界がいまアツい!『地図づくりの現在形』
2021年02月26日読書の楽しみは、煎じ詰めれば、「これまで知らなかったことを知る」ことにある。その喜びは何物にも代えがたい。だから本好きにとって最高の本というのは、書かれていることが「知らないことだらけ」の本なのです。本書はまさにそういう一冊だった。店頭で思わ……more
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『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』行間に立ち上る、人々の暮らしの息遣い
2021年02月24日本書は、高度経済成長とともに隆盛を極め、やがて衰退していく歴史を100年遡り、戦前の個人間金融が活発だった頃から紐解く。セイフティネットが格段に乏しかった戦前期の日本では、個人間で金の貸し借りをしてしのぐことが多かったが、その多くは親しい間柄……more
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これから出る本 2021年3月
2021年02月21日2月。新型コロナウイルスの流行が始まってから1年になりました。また、東日本大震災から10年という節目を前にして大きな地震も発生。ただ10年を振り返るだけではなく、これからの災害に備えるという意識も強くなってきた気がします。これからどんな本が話……more
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今週のいただきもの:2021年2月14日週
2021年02月20日先週末は春のような気温でしたが、またグッと下がりましたね。そんな寒い日々には鍋です。我が家で今季暫定1位のせり鍋をご紹介しましょう。…more
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『堕ちたバンカー 國重惇史の告白』「住銀を救った男」が銀行を追われた理由に迫る
2021年02月20日著者は國重氏の部屋で銀行時代の辞令をいくつも見つける。そして、本書の最後で國重氏に問いかける。なぜ銀行を離れなければならなかったのか。本当に私生活の問題からなのか。銀行を誰よりも愛し、出世レースの先頭を走っていたのに、後悔はないのか。果たして……more
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あの劇場で見た映画が忘れられない…だから『そして映画館はつづく』
2021年02月17日当たり前にあると思っていたものが、実は”当たり前”ではなく“有り難い”ものだったと、コロナ禍を経て、誰しも何か感じているものがあるのではないだろうか。私にとってその1つが「映画館」の存在だった。 2020年4月初旬、コロナの影響で休業が相次……more
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『「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」言論』最先端科学で探る、「色」の世界
小学校の教室で健康診断が行われている。順番に並んで身長、体重、座高などを測定し、最後に視力検査。さらにそのあと、変な絵を見せられた。オレンジと緑で書き分けられた数字を読み取るという簡単なテストだ。それが分からない人がいるんだって、と帰宅してか……more
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贋金つくる『薩摩という「ならず者」がいた』
2021年02月15日血と汗だけで明治維新を起こせるのだろうか。改めて当時を振り返ると、カネにまつわるストーリーが見え隠れしてくる。そのなかでも驚くのは、薩摩藩による「贋金作り」。江戸幕府のヒエラルキーでは外様扱いだった薩摩藩は、列島最南端で大犯罪をしていた。贋金……more
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今週のいただきもの:2021年2月7日週
2021年02月13日春の山菜がおいしい季節ですね。昨年までは天ぷらやパスタなどで食べていましが、今年はおひたしにハマっています。筍やふき、せり、こごみ、うるい、わらび、根三つ葉、蕗の薹などの中から3~4種類を選び、だし:醤油:みりん=8:1:1にひたすだけです。……more
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『パンデミック後の世界 10の教訓』未来を決めるのは新型コロナではない
2021年02月13日本書の著者ファリード・ザカリアは、米CNNの報道番組「Fareed Zakaria GPS」のホスト役を務めている。同時に、ワシントン・ポスト紙のコラムニストを務めるなど、ベストセラー作家であり世界的コラムニストである。…more
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『首都直下地震と南海トラフ』1000年に一度の「動く大地の時代」の日本列島
2021年02月12日2011年の東日本大震災を契機に、地球科学的に「動く大地の時代」に入った日本列島に生きる我々は、どう対処していくべきなのか?…more
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『鬼才』不世出の編集者の知られざる生涯
「◯◯の天皇」という形容がある。出版界にはかつてこの呼称がぴたりと当てはまる人物がいた。 「新潮社の天皇」、齋藤十一である。齋藤は伝説の編集者だ。その業績でもっとも有名なのは雑誌ジャーナリズムへの貢献だろう。1956年(昭和31年)に『週刊……more
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