鰐部 祥平

鰐部 祥平

1978年愛知県生まれ。10代の頃は中学3年で登校拒否、高校中退、暴走族の構成員とドロップアウトの連続。現在は自動車部品工場に勤務。気がつくとなぜかHONZのメンバーに。趣味は読書、日本刀収集、骨董品収集、HIPHOP。
Page 4 of 7 2 3 4 5 6
  • 『壊血病』もつれた糸

    『壊血病』もつれた糸

    18世紀、船の大型化と航海技術の進歩により、頻繁に寄港することなく航海が可能なになる。こうしたことにより猖獗を極めた病がある。「壊血病」だ。壊血病とはビタミンC(アスコルビン酸)の欠乏により起こる病だ。壊血病になると身体の結合組織の細胞が変……more

  • 『「知」の読書術』教養人が思想の構築を怠れば、反知性主義が物語を語る

    『「知」の読書術』教養人が思想の構築を怠れば、反知性主義が物語を語る

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年09月18日

    世界は混迷を深めている。中東で起こっている血なまぐさい事件の数々は言うに及ばず、東ヨーロッパではウクライナ危機が加速し、アジアでは台頭する中国が帝国主義的な政策の基で、世界秩序に挑戦している。日本もまた、中国の覇権主義の挑戦を受ける形で、自……more

  • 『娼婦たちから見た日本』哀しみの黒いさざなみ

    『娼婦たちから見た日本』哀しみの黒いさざなみ

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年09月08日

    娼婦。その存在はいつの時代も様々な点で男たちを惹きつけてきた。実直な青年と高級娼婦の愛を描いたデュマ・フィス著『椿姫』や映画『プリティーウーマン』などの作品に私も惹きつけられた。これらの作品に出てくる娼婦は、自堕落な生活を送りながらも本当は……more

  • 『祖父はアーモン・ゲート』虐殺者と家族の葛藤

    『祖父はアーモン・ゲート』虐殺者と家族の葛藤

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年08月28日

     映画『シンドラーのリスト』を見た人は覚えているだろう。プワショフの強制収容所でユダヤ人を無慈悲に殺す所長の姿を。彼はシンドラーの友人であり、またユダヤ人を庇おうとしていたシンドラーのライバルとしても描かれている。その男の名は、アーモン・ゲ……more

  • 生まれ変われ、そして人生を掴め。『脳科学は人格を変えられるのか?』

    生まれ変われ、そして人生を掴め。『脳科学は人格を変えられるのか?』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年08月18日

    あなたは楽観的な性格だろうか?それとも悲観的な性格だろうか?自覚してはいるのだが、私はかなり悲観的性格である。本書に掲載されている「改訂版楽観性尺度-LOT-R」でも、その数値は極めて悲観的性格を表す9点という結果であっ…more

  • やめられない、止まらない『フードトラップ』その甘い罠

    やめられない、止まらない『フードトラップ』その甘い罠

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年07月28日

    18歳以上のアメリカ国民の33パーセントが、BMI 30以上の肥満体だという。本書によれば、陸軍幹部が公式発表で首都ワシントンの18歳以上の男女が太り過ぎで採用できないと表明。また、カリフォルニア州ロサンゼルスでは、太り過ぎのため帝王切開が……more

  • 『本は死なない』キンドル開発者、読書についてかく語りけり!

    『本は死なない』キンドル開発者、読書についてかく語りけり!

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年07月18日

    アマゾンが電子書籍読み放題サービスに参入するというニュースがある。これは月額9.99ドルの契約を交わすと、約60万タイトルの電子書籍が読み放題になるというサービスだ。日本ではいまひとつという印象が拭えない電子書籍だが、アメリカでは事情が異な……more

  • 鼻孔をくすぐる悲しみ『世界はフラットにもの悲しくて』

    鼻孔をくすぐる悲しみ『世界はフラットにもの悲しくて』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年07月08日

    洋書の写真集が好きな私は、大型書店を訪れた際には必ず洋書コーナーで様々な写真集を眺める。必ず手に取るのは、ファッション写真と報道写真だ。ファッション写真は人間の美しさを私に教えてくれる。そして報道写真は広い世界に渦巻く人間の業と悲しみを教え……more

  • 『史上最大の決断』

    『史上最大の決断』

    今から遡ること、70年前の1944年6月6日。北フランスのノルマン地方の海岸で史上最大の作戦が行われた。「ノルマンディー上陸作戦」だ。この上陸作戦は連合軍の本格的な反攻作戦の一環で、上陸後ノルマン地方の都市カーンを軸にし、連合軍が大きく右回……more

  • 『レーガンとサッチャー』

    『レーガンとサッチャー』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年04月18日

    その時代にその人物がいなかったら歴史はどのようになっていたのだろうかと思わせる人物たちが存在する。多くの場合、それは混沌とした世の中で強いリーダーシップを発揮した英雄的な政治家や軍人だ。本書の主人公二人がそのような人物であったという評価はこ……more

  • 『一瞬のアジア』

    『一瞬のアジア』

    写真は被写体のどこまでを表現することができるのであろうか。人間という存在はその体内に無限ともいえるような心の広がりと、どこまでも続く深淵のような精神を宿しながら、それでいてごく些末な日常の中に生きている。誰しもが自身の心の広がりと精神の深さ……more

  • 『神秘のクジラ イッカクを追う』

    『神秘のクジラ イッカクを追う』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年03月18日

    神話上の生き物でユニコーンと呼ばれる一角獣がいる。その神秘めいた存在は欧米社会を始め、世界中の多くの人々に今なお愛され続けている。 ユニコーンの存在は比較的最近まで信じられており、昔の科学者も実在の生き物として野生生物図鑑などに収録し……more

  • 『いつまでも美しく』

    『いつまでも美しく』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年02月28日

     装丁の写真に写る少女は輝く大きな瞳と、笑った口元からのぞく白い歯がとても魅力的だ。その瞳、その笑顔はまだ、自らが何者かになれるという確信と希望に満ちているように感じられる。自らの立ち位置をとその存在の小ささを現実という絶望から叩きつけられ……more

  • 『殺人犯はそこにいる』この国の正義を問う

    『殺人犯はそこにいる』この国の正義を問う

    現在、HONZが怒涛のキャンペーンを張っている作品がある。それが本書、『殺人犯はそこにいる』だ。野坂美帆。内藤順。仲野徹。さらに、マンガHONZの山田義久もそれぞれの立場から本書をレビューしている。また、栗下直也が著者インタビューを行ってい……more

  • 『零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』

    『零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』

    鰐部 祥平 鰐部 祥平 2014年01月28日

    日本人の心に強く刻み込まれた戦闘機が存在する。純国産であり、開発された当時において、世界最高の能力を有した大空の王者。しかし、その強さにもかかわらず、大戦末期の劣勢覆うべくもない戦況で、多くの若者を乗せ、帰る事のない死の攻撃に赴かせるという……more

Page 4 of 7 2 3 4 5 6
ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
作者:
出版社:中央公論新社
発売日:2014-10-24
  • Amazon
  • Amazon Kindle
  • honto
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • HonyzClub

電子版も発売!『ノンフィクションはこれを読め! 2014』

HONZ会員登録はこちら

人気記事