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  • 『ハンザ』

    『ハンザ』

    出口 治明 出口 治明 2017年02月21日

    本書は3部構成をとっている。第Ⅰ部「商人ハンザから都市ハンザへ」は、勃興期(1150年頃)から最盛期(1400年頃)に向かうハンザの歩みを描く。第Ⅱ部では、最盛期(14,15世紀)のハンザを、組織、都市、船舶・航海・船主、商人、ハンザの経済……more

  • 『平安京はいらなかった 古代の夢を喰らう中世』

    『平安京はいらなかった 古代の夢を喰らう中世』

    出口 治明 出口 治明 2017年02月03日

    冒頭、著者は「日本という国に、あのような平安京などいらなかった」と喝破する。「平安京は最初から無用の長物であり、その欠点は時とともに目立つばかりであった」と。「では、なぜ不要な平安京が造られ、なぜ1000年以上も存続したのか」と著者は畳み掛……more

  • 『「本をつくる」という仕事』

    『「本をつくる」という仕事』

    出口 治明 出口 治明 2017年01月26日

    自分で本を書くようになってから、1冊の本が世に出るまでには本当にたくさんの人のお世話になっていることがよく分かった。本書は、「書店は広大な読者の海と川とがつながる汽水域であり」、本づくりとは「源流の岩からしみ出た水が小さな流れとなって集まり……more

  • 『異端カタリ派の歴史 十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問』

    『異端カタリ派の歴史 十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問』

    出口 治明 出口 治明 2017年01月25日

    読者の皆さんは、「異端」という言葉からどのようなイメージを連想されるだろうか。おそらく、おどろおどろしいイメージの類ではないか。しかし東欧で興り(ブルガリアのボゴミル派)、11世紀に西欧に伝播したキリスト教の一派、カタリ派は、聖職者(完徳者……more

  • 『パリの住人の日記Ⅱ1419‐1429』

    『パリの住人の日記Ⅱ1419‐1429』

    出口 治明 出口 治明 2017年01月07日

    英仏100年戦争の後半期、1405年からパリの住人(名前不詳)が日記を書き始め、それが写本の形で残った。15世紀初頭のパリの実相を伝える貴重な資料としてホイジンガの「中世の秋」にも度々引用されている。本書はその名訳で(Ⅰ巻は2013年刊行)……more

  • 『ロレンスがいたアラビア』

    『ロレンスがいたアラビア』

    出口 治明 出口 治明 2016年12月31日

    ロレンスがいたアラビアには、他にもロレンスと同じような境遇の尖った若者がいたのだ。アメリカ人イェール(スタンダード・オイルの情報員)、ドイツ人ブリューファー(学者でスパイ)、ユダヤ人アーロンソン(シオニストのスパイ組織の首謀者)である。本書……more

  • 『ブルマーの謎 <女子の身体>と戦後日本』ブルマー教授が出来るまで

    『ブルマーの謎 <女子の身体>と戦後日本』ブルマー教授が出来るまで

    小松 聰子 小松 聰子 2016年12月11日

    『ブルマーの謎』は、最近ではすっかり見ることもなくなった女子体操服の「ぴったりブルマー(密着型ブルマー)」をテーマにした一冊である。長年研究を続けた社会学者が手掛けており、ブルマー研究の決定版とも言える内容だ。しかしこの画期的な研究が始まっ……more

  • 『バブル 日本迷走の原点』バブルを知らない我らが世代に送る

    『バブル 日本迷走の原点』バブルを知らない我らが世代に送る

    岩瀬 大輔 岩瀬 大輔 2016年11月29日

    「岩瀬君のようにバブルを知らない世代に読んで欲しい本を書いている」バブル時代に日経証券部のキャップとして大活躍したジャーナリスト、永野健二氏からそのように言われていた本が、ようやく上梓された。あの時代をMOF担として渦中で過ごし、最近では読……more

  • 『周―理想化された古代王朝』

    『周―理想化された古代王朝』

    出口 治明 出口 治明 2016年11月20日

    中国では、常に古代の聖天子の時代が憧憬される。伝説の堯や舜はともかく実在が確実視される周の文王や武王、周公旦の時代である。周は約800年続いたが、これまで意外なことに読みやすい通史がなかった。本書は待望の1冊である。…more

  • 『子供の貧困が日本を滅ぼす』

    『子供の貧困が日本を滅ぼす』

    出口 治明 出口 治明 2016年10月21日

    子どもの貧困がよく話題に上るが、その実態を知っている人は意外に少ない。本書は、日本財団子どもの貧困対策チームがまとめたものであるが、この問題の「鳥瞰図」がとてもよく分かる好著だ。ぜひ、一人でも多くの皆さんに読んでほしい。…more

  • 『生命、エネルギー、進化』この生物学の本にはぶっとんだ! 客員レビュー by ビル・ゲイツ

    『生命、エネルギー、進化』この生物学の本にはぶっとんだ! 客員レビュー by ビル・ゲイツ

    ニックはジャレド・ダイアモンドのような書き手を思い起こさせる。世界について多くを説明する壮大な理論を考え出す人々だ。彼はそんな独創的な思索家のひとりで、あなたにこう言わせる。「この男の仕事についてもっと多くの人が知るべきだ」ニックの著作は本……more

  • 『すべての見えない光』

    『すべての見えない光』

    出口 治明 出口 治明 2016年10月04日

    本書は、パリの博物館に務める優しい父のもとで育った目の見えない少女マリー=ロールとドイツの炭鉱町、ツォルフェアアインの孤児院で育てられた少年ヴェルナーの一瞬の魂の邂逅を描いた珠玉の小説である。…more

  • 『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』

    『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』

    出口 治明 出口 治明 2016年10月01日

    外来種と言えば、琵琶湖の在来種を脅かすブルーギルやブラックバスが脳裏に浮かぶ。いかにして駆除するか、心ない放流を食い止めるか。獰猛な外来種から琵琶湖の自然を守れ。確かにそうだと思う反面(因みに、僕は琵琶湖の外来種の駆除にはずっと賛成している……more

  • 『アイルランドの至宝 ケルズの書―復元模写及び色彩と図像の考察』

    『アイルランドの至宝 ケルズの書―復元模写及び色彩と図像の考察』

    出口 治明 出口 治明 2016年09月29日

    渾身の書である。1938年に生まれた著者は、55歳でアイルランドを訪れて、「世界で最も美しい本」(ケルズの書)に魅せられた。その頃、テンペラ画を習い始めていた著者は、ケルズの書の全装飾ページ22葉の復元模写を思いつき、15年間6088時間を……more

  • 『冬の王』

    『冬の王』

    出口 治明 出口 治明 2016年09月17日

    フランスとの100年戦争に敗れたイングランドは、後に薔薇戦争と呼ばれた王族間(ランカスター家vsヨーク家)の血腥い内戦に突入した。そして、最後に勝ち残ったのがランカスター家傍系のヘンリー・テューダー(ヘンリー7世)だった。6人の妻を持ったヘ……more

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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
作者:
出版社:中央公論新社
発売日:2014-10-24
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